大人のめがねライフ。福井ゆかりの3人にライフスタイルを支える愛用のメガネを聞きました。

大人のめがねライフ。福井ゆかりの3人にライフスタイルを支える愛用のメガネを聞きました。

こんにちは、ふーぽ編集部です。

めがねライフ、楽しんでいますか?

目の不調を軽減したり その人らしさを引き出してくれる特別な1本を見つけて、日々の視界を開いていきましょう。

今回は、人生をめがねと一緒に歩むすてきなあの人に、ライフスタイルを支える愛用の3本を伺いました。

チェロ奏者 荒井結さん
演奏するときもプライベートもいつも一緒。

荒井結(ゆい)さん
福井市出身。6歳からチェロを学び、中学卒業後にアメリカに留学。ドイツ国立ハンブルク音楽大で学び、帰国後はフリーランスで福井、名古屋で活躍後、2021年に東京に拠点を移す。ジュニア教育にも積極的に取り組む。

荒井さんの“いつものめがね”は、ドイツのブランド「MYKITA(マイキータ)」の「FINVID(フィンヴィッド)」。

ミニマルなラウンドのフレームとテンプルはツートンカラーで、シャープで知的な印象です。

チェロは自身の一部だという荒井さんのめがね選びは、演奏中も邪魔にならないことが最重要ポイント。

「FINVIDはシリコン製のノーズパッドと耳当てがしっかりフィットして、激しい演奏をしてもずれないので安心。華奢なフレームは視野が開けていて、まるでかけていないような軽いかけ心地なんです」と絶対の信頼を置いています。

現在、演奏会の本番からプライベートまで片時も離さず身に着ける「FINVID」。演奏中もめがねを直すことはなく、「顔とのなじみが唯一無二」と荒井さん


季節ごとにメンテナンスに出し、愛用すること7年。

高価だけれど上質で長く使える1本は、飽きるどころか、どんどん愛着が増しているといいます。

精巧な作りは職人によるハンドメイド。

「この子、フレームにネジを1つも使っていないんですよ」と、荒井さんも誇らしげです。

MYKITAとの出合いになった「JAMES」はオフのときにかけて気分転換


一期一会の出合いは福井から始まった。

「MYKITA」との出合いは10年ほど前、福井市の眼鏡店でのこと。

「偶然立ち寄ったお店でボストン型の『JAMES』に出合って一目ぼれ。とにかく軽いことに感動して、ブランドにも興味を持ちました」。

チェロをのせて東京と福井を車で往復することの多い荒井さんは、サングラスも同ブランドを愛用。

「耳当ての色を選べるのですが、普段モノトーン好きなのに、勧められて何となく蛍光イエローに。以来、気づいたら楽器ケースもファイルも同じ色。自分の好みが広がったようで嬉しかったですね」

 

めがねをかけ始めたのは、ドイツに 音楽留学中の21歳頃。

最初の1本は黒縁のスクエアでした。

「視力が落ちて楽譜を見るためにかけるようになったのですが、めがねで印象が変わるのが面白くて。今ではすっかり“めがね顔”になりました」と笑います。

お気に入りの3本。上からサングラス「TIMOTHY」、洗練されたドロップ型のボストン「JAMES」、「FINVID」。商品 番号でなく名前がついているのも親しみが湧く。すべてMYKITAのもの


その時々で似合うめがねは変わるといい、「数年前に購入したままだったべっ甲フレームを久しぶりにかけた らしっくり来て。レンズを入れて使いたいですね」。

オンオフ切り替えのため、さらなる1本を探しているという荒井さん。

次はどんな新たな“めがね顔”を見せてくれるのか、楽しみです。

 

住職 朝倉行宣さん
ファッションであり人生でもある 不可欠なアイテム。

金土日の13時から17時限定で、寺カフェ「Show-onG 茶坊」をオープン。マスター姿も様になります

朝倉行宣(ぎょうせん)さん
福井市にある浄土真宗本願寺派一乗山照恩寺住職。照明やプロジェクター投影で浄土を再現し、お勤めをテクノサウンドにアレンジした「テクノ法要」を行う。5/3に「極楽音楽花まつり」を開催。
ホームページ

”テクノ法要”で有名な住職の朝倉さんがトレードマークのめがねをかけ始めたのは、10年ほど前。

「もともと目はよくて、常時かけるようになったのは老眼になってから。目が悪くなることをネガティブにとらえず、新しいライフスタイルを楽しんでいます」と笑う朝倉さんは、めがねが実によく似合います。

20代のときからサングラスが好きで、度入りのめがねは3〜4本、サングラスは7〜8本を気分に合わせて使い分けています。

めがねもファッションの一部。音楽やアーティストからの影響が大きいといいます。

「お手本は先日亡くなられた音楽グループ『YMO』の高橋幸宏さん。スタイリッシュなファッションにあこがれていて。あんな風に歳を重ねたいです。めがねスタイルもそのひとつ」。

ブランドにはこだわらずデザイン重視で、ファッションとしてつけたいものに度を入れて使っているのだとか。

上からフリップアップのサングラス、ウェリントン、サーモント。「サイケなデザインが好きです」と朝倉さん


クセのあるかっこいいおじさんが目標。

現在、最も愛用しているのが2年前に購入したウェリントン。

週末限定の寺カフェで、マスターとしてカウンターに立つ朝倉さんの表情を優しく見せてくれます。

クラシックな印象の サーモントは5年前に購入。

「幸宏さんがかけていて大学生の頃からあこがれていました。“おじさんぽい”のがかっこいいんですよね」。

法衣に着替えると、「めがねに合わせて琥珀の数珠を持ちます」とトータルバランスも忘れません。

知的なのに嫌味のない、ほどよく力が抜けた印象は、めがねによるところも大きいのかも。

極めつきのフリップアップするサングラスは20年ほど前に雑貨店で見つけたもので、こちらもYMOが由来。

「1993年に再結成したライブでメンバーが3人ともつけていて、シビれました」。

どのデザインにも思い出が見え隠れし、ひとクセありそうなべっ甲フレームが洒脱な雰囲気をまとわせている。

テクノ法要が行われる本堂。法要では朝倉さんがDJブースに立ち、お経をテクノにアレンジしてお勤めを行う


朝倉さんの音楽やファッションの好みは変わらず、「かっこいいと思うものをマネして自分の個性にする」が信条。

「次はラウンドに挑戦したい。幸宏さんのように生き方までが“イケてるおじさん”が目標です」

 

自然菓子パティシエ  野尻ケイクさん
アイコニックなめがね選びは物語を大切に。

野尻ケイクさん
昔から食べ継がれてきた素材をベースに「体に無理なく、美味しい」自然菓子スイーツを提案する「野尻ケイク sweets store」(鯖江市)のオーナーパティシエ。
Instagram

接客中にめがねを褒められることも。今ではめがねは野尻さんのアイコンで、店のロゴマークの似顔絵もめがねがかわいい


一つ一つの材料、作り方など細部にまでこだわってスイーツを作る野尻さんのもの作り愛は、めがねにも注がれている。

仕事用に活躍するのが2年前に手に入れた「YUICHI TOYAMA.」

丸みを持たせたスクエアに近いフレームに、高めに設定されたワンブリッジのデザインが個性的です。

「決め手は“お顔”。かっこよくて男らしいデザインがすてき。ぐっと耳に入る耳当ても安定感があります」と野尻さん。

心も引き締まってお仕事モードが高まるのだとか。

 

普段使いは、今年出合った「megane and me」

レースやプリーツなど柔らかな素材をモチーフにしたフェミニンな1本は、「テンプルエンドのデザインもかわいくて。色違いで2本買いしました。出合っちゃったから仕方ないですね(笑)」 と嬉しそう。

レトロライクなツーブリッジのセルフレームはヴィンテージ感のある「VERYNERD(ベリーナード)

「ぶっ飛んでいる感が粋で。子どもと外で遊ぶときにかけたいです」。

どれも洗練されたアイコニックなめがねとモノトーンスタイルが明るい笑顔によく映えます。

上から「megane and me」、カラフルなケースもお気に入りの「VERYNERD」、「YUICHITOYAMA.」


メイドイン鯖江のリスペクトを身に着けて。

20歳の頃、度入りをかけるようになる以前からファッションとして楽しんでおり、めがね遍歴は約20本。

一貫してデザイン重視で、常時使用するようになった30歳頃から、ディテールや質を求めるようになりました。

めがね選びは、作り手との対話から始まるそうで、「まずブランドの物語を聞き、デザインを全て見て実物を取り寄せて試着します。わくわくするかどうかもポイントですね」。

 

作り手に信念があるもの、そしてメイドイン鯖江のもの。

「地元鯖江のめがねに誇りを持っています。私がかけることでPRになれば嬉しいです」。

レンズや日々のメンテナンスは地元の眼鏡店と決めているそう。

「うちは男の子2人なので、ぶつけられたりしてすぐゆがんでしまいます。直してもらうついでに耳にストレスのないように、ずれないように、と顔に合わせて調節してもらえるので、常にベストなかけ心地を保てています」。

野尻さんのめがねには、ものづくりへのリスペクトと鯖江愛が詰まっています。


いかがでしたか? 

めがねをかける人にとって、それぞれにめがねに“かける”思いがあるんですね♪

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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