【家計見直し術】簡単&効果的に節約する方法をFPが解説!

    【家計見直し術】簡単&効果的に節約する方法をFPが解説!

    こんにちは、ふーぽ編集部です。

    電気代や物価の高騰など、日々お金に関する不安が募る話題を目にしますよね。

    不安があるなら、まずは見て見ぬふりをせず「家計の見直し」をすることが大事。

    今回は、すぐにできる効果的な方法を教えてもらいました。

      \教えてくれた人/

      寺井雪絵さん
      アイアイFP事務所(鯖江市)のファイナンシャルプランナー。
      個人相談ほかマネー講座も行う。
      ホームページ

      家計の管理は収支の把握から。』

      「漠然とお金への不安を抱える人ほど、収支をきちんと把握できていないのかも」と話すのは、ファイナンシャルプランナーの寺井雪絵さん。

       

      家計の管理には家計簿をつけるのがスタンダードですが、「細かく記録するのが大事ではなく、どこにどれだけお金をかけているのか“把握する”ことを目的にしてほしい」と話します。

      毎日つけなくても、1週間や1カ月ごとにまとめればOK。

      手書きのノートやエクセルで管理するほか、今は家計簿アプリも充実。

      レシート読み取り機能や、クレジットカードや銀行口座との連携で、収支を自動で集計してくれるので手間をかけずに続けられそう。

       

      それも面倒な人はレシートやカードの明細に目を通して、不要な買い物に気付くだけでも意味はあります

      「長く続けるコツは、自分に合ったやり方を見つけること。支出が減って貯蓄に回すお金が増えていくと、モチベーションも上がりますよ」

       

      STEP1:家計簿をつけよう。

      普段どれくらいお金を使っていて、本来ならどれくらいの予算でやりくりすべきか。

      まずは現状を明確に把握することから始めましょう。

      \ざっくりでOK 記入してみよう/

      住居費(家賃、住宅ローン、駐車場)

      住居費は手取り月収の25%が目安(例:手取り月収が30万円なら7万5千円程度)


      通信費(固定・携帯電話、新聞、インターネット)

      携帯代が一人8,000円を超えたらプランの見直しを。思いきって格安SIMにすれば月1,000~3,000円程度に


      食費

      食費は手取り月収の15%未満に抑えるのが理想。外食や飲み物、お菓子の購入が多い人は注意

      家計簿をつけるポイント

      ◆キレイに、細かく書く必要はなし。金額は1,000円・100円単位など自分が記入しやすい単位でOK

      ◆何に使ったのかはっきりと分からない“使途不明金”がある人は要注意。これを放っておくと多額のお金をムダにすることに…

      ◆支出の項目は細分化しすぎないことも続けるコツ。「美容費や服飾費など個人の買い物はまとめてお小遣い費用に入れる」、「カテゴリーに迷う項目はすべて雑費にする」など、ある程度おおざっぱで問題なし

       

       

      \CHECK!/

      収支を計算して、赤字か黒字かを確認。

      「思ったより食費が多かった」「収入に対して保険料を払いすぎていないか」など、ムダにお金がかかっているところ・節約できるところがないかをチェック!

       

      STEP2:毎月の貯蓄額を決めよう。

      「何のためにどれだけの金額を、いつまでに貯めたいのか」という目標額がクリアになれば、無駄な支出を抑えたり、お金を増やそうとしたり、意識的に動けるようになります。

      「原則は“先取り貯畜”。余ったお金を貯蓄に回すのではなく、貯蓄分を先取りして、残ったお金で生活することを心がけて」(寺井さん)

      貯蓄に慣れていない人は、まずは手取り月収の1割を貯蓄に回すことを目標に。

      それとは別に、税金や車検、旅行費用、冠婚葬祭など一時的な出費に備えて、手取り月収の3~6カ月分を予備資金として確保しておけるようにしたいです。

      \知っておくべき/人生の3大資金


       老後資金 約2,000万円(夫婦2人の場合)

      総務省の調査では、高齢夫婦無職世帯の月の平均支出は約26万円。

      公的年金が維持される前提で、夫婦で定年後30年間生活するには、年金に加えて約2,000万円が必要になります。

      受け取れる年金額は「ねんきんネット」で確認を。

       住宅資金  約3,500万円(注文住宅の場合) ※土地代含まず

      住宅ローンを使用するのが一般的ですが、無理のない返済のためにもある程度の貯蓄があると安心。

      また、購入にかかる税金や手数料は頭金として自己資金で支払う必要があります。

      購入後も固定資産税や維持費が別途かかることを忘れずに。

       教育資金  約1,600万円/1人(高校まで公立、大学は県外私立文系の場合)

      子ども一人が大学を卒業するまでにかかる平均額。

      教育費のピークは大学時代。

      中学校修了まで支給される児童手当にプラスして、家計からもコツコツと貯蓄にまわしましょう。

      子どもが小さいうちから始めると、家計の負担も少ないです。

       

      \Point!/お金を増やす“運用”も視野に入れて。

      近年の低金利の影響で、預貯金はほぼ増えず、さらには物価上昇により預貯金・現金の実質的な価値は下がってしまいます。

      「大学入学や老後まで10~15年以上あるなら、長い時間を味方につける資産形成の方法として、つみたてNISAなどの積立投資を取り入れてみては」

       

      STEP3:ムダな支出を見直そう。

      お金を貯めるには、ムダな支出を減らすことが必須。

      「何がムダで何が必要かというのは各家庭で違います。家族で話し合って確認して」(寺井さん)

      支出は大きく固定費と変動費に分けられ、節約効果が高いのは、保険やスマホ代といった固定費です。

      「毎月自動的に引き落としされ、一度手続きしたらそのままにしがち。定期的に見直せば節約効果が持続し、食費などの変動費と比べて精神的な負担がありません」

      まずは見直し効果の高い固定費をピックアップ!


      住居費
      見直しが必要な人
      ☐ 月の住居費が手取り月収の30%以上
      ☐ 住宅ローンの借り換えシミュレーションをしたことがない

      一般的に住居費は手取り月収の25%程度といわれるので、収入が減り家賃の比率が高くなっていれば転居を検討してみて。

      住宅ローンも借り換えによって返済額を抑えられる可能性も。

      ただ借り換えにはさまざまな手数料(登記費用や新規ローンの事務手数料)がかかるので、シミュレーションを依頼して削減効果を確認してから実行しましょう。


      〈 借り換えのタイミング 〉
      ・住宅ローンの残高が1,000万円以上
      ・残存期間が10年以上ある
      ・今より金利が1%以上低くなるなど、好条件の金融機関が見つかったとき

       

      スマホ費
      見直しが必要な人
      ☐ 契約時のプランのまま
      ☐ 携帯代が8,000円以上かかっている

      携帯電話の使い方は人それぞれで、自分に合ったプランに変更するだけで月1,000~2,000円節約できることも。

      「通話は無料アプリを使う」、「Wi-Fiを利用することが多い」、「動画視聴はほとんどしない」という人は、高額な通話・データ使用料金をムダに払っていないか確認を。

      契約時のまま、不要なオプション料金を支払っているケースもあります。

      た、今は解約金廃止の流れが広がり、気軽に契約会社(乗り換え)を選べる時代。

      思いきって、大手携帯会社から格安スマホに乗り換えれば月3,000円以上削減することも可能。

      ただ実店舗が少ないなど不便な点もあるので、自分に合うものを選びましょう。

       

      生命保険
      見直しが必要な人
      ☐ 加入してから、または過去5年間で一度も見直していない
      ☐ 結婚や出産、転職、住宅の購入など生活に変化があった
      ☐ 保障内容をよく把握していない

      病気やケガをしたとき、死亡したとき、働けなくなったときなどに、経済的な負担を減らすためにある保険。

      公的保障の不足分をカバーしてくれるのが民間の保険と考えましょう。

      「保障内容と金額が見合っているかを定期的に見直しましょう。適正な保障金額を考える際にはファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談を」(寺井さん)

      保険の種類

      【死亡保険】死亡または高度障害になった場合に備える。

      【就業不能保険】病気やケガで長期間働けなくなった場合に備える。

      【医療保険】病気やケガで入院をしたり、手術をしたりしたときに備える。

      【がん保険】がんで入院・手術・通院治療をしたときに備える。


      <支払いのタイプ>
      ・掛け捨て型
      途中で解約した時の返戻金や満期金がない、 または少ないタイプ。保険料は比較的安く、見直しやすいので若年層や単身者にもおすすめ。

      ・積み立て型
      途中で解約した時の返戻金や満期金がある保険で、保障を受けながら毎月貯蓄できるもの。掛け捨て型と比べて保険料は割高。

       

      \Point!/

      医療技術の進歩とともに、治療内容や保障ニーズも変化。

      昔入った保険を見直すことで、時代に合った保障内容で保険料が削減する可能性も。

      同じ内容でも保険会社によって金額が変わるので、複数の会社で比べてみるのも◎

       

      \覚えておこう/ 
      日本の公的保障

      【高額療養費制度】
      1カ月(1日から月末)のうちに支払った医療費が、年齢や所得によって決まる自己負担額の上限を超えた場 合、超過分が後で払い戻される仕組み。

      【遺族年金】
      年金受給者や被保険者が死亡した場合、生計を維持されていた配偶者や子ども(原則18 歳以下)が受け取れます。金額は、亡くなった人の職業や収入、家族構成によって変わります。

      【労災保険】
      仕事中や通勤途中にケガや病気をした時、治療費が全額労災保険から支払われます。休業した場合は日数によって、給料の6~8割が会社か労災保険から支給されます。

      【傷病手当金】
      業務外で病気やケガをした時に、給料の3分の2がもらえる制度。会社を連続して3日以上休むと、4日目以降から最大で1年6カ月間の受給が可能。
      ※「傷病手当金」は、健康保険加入の会社員・公務員が対象

       

      STEP4:“貯められる習慣” を身につけよう。

      “貯められる家計”にするには、生活費と貯金を区別する、コンビニでの買い物を控える、セール品など目先のお得に惑わされないなどの心がけが大切。

      家族で家計を把握して、収支を共有することも忘れずに。

      「使うべきところは使い、締めるところは締める」という自分自身の価値が定まっていれば、お金を有意義に使えます。

       

      貯まる人は口座を分けている。


      給料が振り込まれる口座1つで貯蓄するのは難しい」と寺井さん。

      常に通帳にある程度の残高があることで「まだ大丈夫」とつい使いすぎてしまう傾向があるとか。

      「“使う口座”と“貯める口座”を分けて管理すれば、あといくら使えるかを明確にでき、しっかり貯めることができます」

      【生活費口座】
      「使う」口座。住居費や水道光熱費、食費、通信費など毎月かかる生活費をすべてここから使います。基本的には給与口座をそのまま使います。

      【貯蓄口座】
      「貯める」口座。家・車の購入、教育資金、老後資金を準備します。生活費口座から先取りしてお金を移します。

      【予備費口座】
      毎月ではないが、イレギュラーの出費に備える口座。生活費が余ったときや、ボーナスが出たときに少しずつ口座へ移し、最低でも生活費の3カ月分を保てるようにしておきます。

       

      “消えもの支出”の見直し


      「何にお金を使ったか覚えていない…」と感じる人は、食費や飲み物代など消費してしまうと形に残らない“消えもの”出費に注目を。

      例えば毎日コーヒーやジュースを買うだけでも1カ月で約5,000円になります。

      またセール品は形には残るが、あとから冷静に考えると不要だったという事態に陥りがちです。

      生活費の収支だけでも家族で共有。


      特に共働き世帯では、夫婦といえど、お金の細かいところまで相手に干渉されたくないという人もいます。

      「夫婦の家計を一元化したほうがいいのは確かですが、無理にはすすめません。生活費など共有部分のみ可視化して、予定通りに貯蓄できているかを定期的にチェックできていればOKです」

       



      いかがでしたか? 

      貯めるつもりでも、いつの間にかお金がなくなっているなどのお悩みがある人は、ぜひ出来ることから実践してみてくださいね。

      こちらの記事では節約のプロが日々実践している、明るく楽しくお金が貯められるノウハウをご紹介しています。

      「お金が貯められないタイプ診断」もあるので、ぜひ参考にしてください。

      毎日できる節約術♪お金が貯められないタイプ診断で自分に合った節約を!

      ※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

      ※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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