芳醇な「秋茶」を楽しむティーレシピ。基本的な淹れ方やアレンジレシピも。

    芳醇な「秋茶」を楽しむティーレシピ。基本的な淹れ方やアレンジレシピも。

    こんにちは、ふーぽ編集部です。

    新茶の春だけでなく、秋もお茶のおいしい季節。 

    今回は、秋ならではの楽しみ方やアレンジティーレシピを紹介します。

      \教えてくれた人/

      中道尚子さん
      敦賀市の「中道源蔵茶舗」店主。
      日本茶インストラクターの資格を持ち、店の運営やイベント等を通して日本茶の魅力を発信しています。

      新茶とは一味違う熟成した“秋茶”のおいしさ。

      新茶(一番茶)を摘む4月上旬〜5月頃は言わずもがな、実は秋もお茶を存分に楽しめる季節です。

      「秋茶」といっても秋に摘んだお茶ではなく、多くは春に摘んだ新茶を低温熟成させたお茶を指します。

      秋まで熟成させたお茶は「蔵出し茶」「口切り茶」ともよばれ、春の新茶とは違った魅力があります。

      「新茶は、青葉アルコールとよばれる特有の香り成分を持ち、フレッシュですっきりとした飲み口が特徴です。対して、秋のお茶は熟成により角がとれ、深みが増したまろやかな味わいになります」と、日本茶インストラクターの中道尚子さんは話します。

      「蔵出し茶として代表的なのは、玉露や抹茶。どちらも、摘む1カ月ほど前に布をかぶせ遮光して育てます。そうすることで、旨味成分のテアニンが渋味成分の茶カテキンに変わるのを防ぎ、甘味と旨味のつまった茶葉になります」。

      その茶葉を、水分を押し出すように揉んで乾燥させたものが玉露になり、揉まずに乾燥させた碾茶という原料を石臼で挽いたものが抹茶になるといいます。

      玉露や抹茶に多く含まれるテアニンは、旨味だけでなくリラックス効果や睡眠の質改善などが期待できるそうです。

      「暑い夏は、お茶は水分補給のために飲むという感覚ですが、寒くなっていく秋はまろやかな味わいの温かいお茶をゆったりと。心と体をリラックスモードに切り替えてくれます」

       

      秋のお茶、淹れ方のトリセツ。

      玉露の淹れ方

      ひと夏の熟成で一段と香味が増した高級玉露は、秋以降に出荷が始まることが多いです。

      濃厚な旨味を生かすため、1煎目はぬるめ(約50℃)に抽出するのがベター。

      急須のお湯を茶碗に移すと温度が約10℃下がるので、90℃の熱湯なら4度茶碗に移して湯冷ましします。

      急須に茶葉4~5gを入れ、温度が下がったお湯を茶葉が浸る程度の量だけ急須に戻し、2分待って茶碗に注ぎます。

      2煎目以降は抽出温度を60℃、70℃、と上げていき、抽出時間も短めに。

      ふくよかな香りと濃厚な旨味が特徴の玉露は、煎茶の半分くらいのお湯で贅沢に淹れましょう。上質な玉露であれば5煎ほど楽しめます。

      抹茶の淹れ方

      原料である碾茶(てんちゃ)が熟成する10~11月頃が抹茶の旬

      抹茶は温度が下がると風味が引き立たないため、茶碗と茶筅(ちゃせん)をあらかじめお湯で温めておきます

      抹茶1.5~2gを、茶こしなどでふるいながら茶碗へ入れます(抹茶は粒子が細かく、ダマになるのを防ぐため)

      そこに80℃くらいのお湯70mlをゆっくりと注いだら、茶筅で「m」の字を描くように混ぜ、綺麗に泡が立つまで混ぜます。

      ※完全に泡立てない点て方もあるため、好みで調整しましょう

      新鮮で上質な抹茶を使うと、苦味や渋味が少なく飲みやすいです。点てて飲むほか、抹茶を少量のお湯で練り、牛乳やアイスクリームと合わせるのもおすすめ。

      茎茶(ほうじ茶)の淹れ方

      夏までに飲み切れなかった新茶を焙(ほう)じて飲むのも、秋の楽しみ方。

      焙烙(ほうろく)(フライパンでも可)に茶葉10~20g を入れ、弱火にかけながら焙じます。

      焦がさないよう、焙烙を揺すり続けるのがポイント。

      茶葉の色が緑から薄茶色に変わり、香りが立ち上ってきたら火からおろします。

      90℃くらいの熱湯で抽出することで、香りがぐっと際立ちます。

      茶葉は煎茶でもOKですが、焙じる際に茶葉にムラなく火が入りやすい形状の茎茶がおすすめ。

      ほうじ茶の魅力は何といっても焙煎による香り。茶葉を焙じると芳香がただよい、飲む前から癒やされます。

       

      秋茶を使ったティーレシピ

      スパイスで体を温める

      和紅茶のチャイ

      【材料】(2人分)
      水 200ml
      和紅茶 10g
      シナモンスティック 1本(シナモンパウダー適量でも可)
      ショウガ 5g
      豆乳 300ml
      グラニュー糖 10g

       

      【作り方】 

      1. 鍋に水、茶葉、シナモンスティック、ショウガを入れ5分中火にかけます。
      2. 豆乳とグラニュー糖を加え、2分中火にかけます。
      3. カップの上に茶こしを置き、茶葉とスパイスをこしながらカップに注ぎます。

       

      Point
      火にかける時間は必ず守ること。和紅茶は外国産の紅茶に比べて渋味が少なく、しっかり煮出すことで茶葉の味わいが最大限に引き出されます。

       

      色鮮やかなアレンジティー

      煎茶のモクテル

      【材料】(1人分)
      深蒸し煎茶 5g
      お湯(80℃前後) 100ml
      柚子ジャム 40g
      水 40ml
      氷 適量
      強炭酸水 100ml
      ミント 適量

       

      【作り方】 

      1. 茶葉にお湯を加えて3分抽出し、茶葉をこしておきます。
      2. 柚子ジャムに水を混ぜ、柚子シロップを作ります。
      3. グラスに②と氷、強炭酸水を入れ、軽く混ぜます。
      4. ①のお茶をそっとグラスに注ぎます。
      5. ミントをのせます。

       

      Point
      深蒸し煎茶を使用すると鮮やかな緑色が出ます。強炭酸水を使うことで、濃厚なお茶と調和しながらもアクセントのある爽やかな味わいに。

       

      心ほぐれるぷるぷる食感

      抹茶のパンナコッタ

      【材料】(5人分)
      水 40ml
      粉ゼラチン 8g
      抹茶 20g
      グラニュー糖 80g
      牛乳 300ml
      生クリーム 200ml

       

      【作り方】 

      1. 粉ゼラチンを水で戻しておきます。
      2. 抹茶、グラニュー糖をヘラなどで混ぜ合わせておきます。
      3. 鍋に牛乳、生クリームを入れて沸騰直前(80~90℃)まで温め、①を加えます。①が溶けたら、②を少量ずつ入れながら混ぜます。
      4. 氷水を入れた大きめのボウルに、ザルでこした③のボウルを浸し、とろみが出るまで混ぜます。
      5. 好みの器に④を流し入れ、冷蔵庫で2~3時間冷やします。

       

      Point
      抹茶は新鮮で上質なものを。パンナコッタを保存する時は、アルミホイルで遮光すると色や風味を保ちやすいです。

       



      いかがでしたか? 

      ティーレシピを参考に、秋のお茶時間を楽しんでくださいね♪

       

      ※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

      ※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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