物語と記憶のあいだで心をほどく時間。福井市江守の里の「あわい読書室」。

物語と記憶のあいだで心をほどく時間。福井市江守の里の「あわい読書室」。

こんにちは、ふーぽ編集部の麻呂です。

心と身体を豊かに満たす、ちょっと贅沢(リュクス)な大人時間を編集部がガイドします。

今回ご紹介するのは、福井市江守の里にある「あわい読書室」です。

物語と記憶のあいだで心をほどく時間。

西向きの明るく静かな店内。午前中はおしゃべりしながら楽しめる「朝喫茶」、午後は静かな時間を過ごせる「読書室」と時間を分けている

閑静な住宅街の一角にある「あわい読書室」。

映像作品を手掛ける丸山達也さんと妻の幸(ゆき)さんが開いたこの場所は、いわゆるブックカフェとは一寸違う趣です。

静かな空間は本棚でゆるやかに仕切られ、思い思いに過ごすことができます。

11年間の育児日記『わたしは思い出す』など、リトルプレスの本も

自由に読めるエッセーやノンフィクション、写真集や絵本などは、本の虫である2人の感性が光るセレクト。

そこに、思い出や記憶にまつわる本を加えているのだとか。

「ここは “記憶をひらく”読書室なんです」と幸さんは話します。

2025年10月18日(土)には、各家庭に眠っているホームビデオを鑑賞する上映会プロジェクトも予定

「本を読んでいると、まるで蕾(つぼみ)がポンッとひらくように、記憶が浮かんでくることはありませんか。自分にも、あんな思い出があったな、記録が残っていたなと思ったときに再生できる機器もそろえてあるんですよ」と達也さん。

奥には古い映写機が静かに並んでいます。

実際、自宅にあった8mmフィルムを持ち込んで、数十年ぶりに鑑賞する人もいたそう。

読書のお供は、幸さんお手製のおやつ。紅茶のクリームサンド税込450円。アイスコーヒー税込550円

物語に寄り添いながら、深く自分の記憶に潜っていく。

読書室で過ごす時間は、通り過ぎていく日々に栞(しおり)をはさむような、心地よい“間”をもたらしてくれました。

あわい読書室

福井県福井市江守の里2-1920
【営】9:30~17:00、水曜9:30~12:30
【休】日~火曜、水曜午後
【メール】info@sou-ba.jp
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