イルカトレーナー・加藤 篤さんと「ホイッスル」【ふくいの人と道具】

イルカトレーナー・加藤 篤さんと「ホイッスル」【ふくいの人と道具】

こんにちは、ふーぽ編集部です。

いろいろな職人たちの技を支えている道具たち。その道具への思いを、使い手にお聞きする「ふくいの人と道具」のコーナーです。

今回は、坂井市にある越前松島水族館イルカトレーナー・加藤 篤さんにお話を伺ってきました。

 

【⇒ふーぽがレポート! 越前松島水族館徹底ガイドはこちら


 

加藤さんは越前松島水族館の目玉、イルカショーを担うトレーナーです。

毎日定期的に披露されるおよそ10分のショーの中で、イルカは様々な技を繰り出します。

 

ショーでジャンプを披露するイルカと加藤さん。営業自粛期間中には、高く掲げたハードルバーの上を飛び越える新技「ハードルジャンプ」を習得させた

 

技を覚えさせる際に重要なのが「イルカの行動を評価して褒めること」だと、加藤さんは話します。

褒めるとは「エサを与える」ことで、トレーナーの望む行動をした時のご褒美。これを繰り返して「正しい行動」を覚えさせるんだそう。

 

しかし、例えば「より高いジャンプ」を訓練している時には、理論上は高く飛べた瞬間にエサを与えると効率よく学習が進むけれど、現実には難しいのです。

愛用のホイッスル。ショーの間は、口から外すことはない

 

そんな時は、このホイッスルの出番。

訓練中、エサをあげる前に毎回吹くことで、「笛が鳴ったらエサがもらえる」ということをイルカに覚えさせます。

「エサをすぐにあげられない時でも、笛を吹くことで、いまの演技や行動でよかったよ、と伝えてあげられるんです」と加藤さん。

 

実は、イルカの耳は人間と異なり鼓膜がありません。下あごを通じ、振動を耳骨に伝えることで音を聴いているのです。

加藤さんによれば、人間の声のような低周波の音は聴こえづらいそうで、「高い周波数をもつ笛の音は、イルカとの数少ないコミュニケーション手段なんです」と話します。

個体によって性格が異なるというイルカ。訓練は、それぞれの個性に合わせた方法で行う

 

日々接する中で、加藤さんはイルカの高い能力を実感しているんだそう。

トレーナーの意図を先読みしたかのような行動をしたり、期待した以上のパフォーマンスをやってのけたり。加藤さん自身、子どものころに観たショーでイルカの動きに魅了され、トレーナーを目指しました。

 

「イルカは本当に頭の良い動物。子どもたちにもっと興味をもってもらえるよう、彼らのすごさを引き出したショーを披露していきたいですね」。

 

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【2020年版】福井「越前松島水族館」の見どころを徹底ガイド♪ 迫力のイルカショーや、越前がに・サメのふれあい体験、話題のグルメまで深掘り!

越前松島水族館
福井県坂井市三国町崎74-2-3
☎0776-81-2700

公式ホームページはこちら

 

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※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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