「ケーキで地域の人を笑顔に。それが私の生きがい。」敦賀市のパティスリー セラヴィのオーナーパティシエ・猿橋研吾さん【嶺南こんにちは通信】

「ケーキで地域の人を笑顔に。それが私の生きがい。」敦賀市のパティスリー セラヴィのオーナーパティシエ・猿橋研吾さん【嶺南こんにちは通信】

こんにちは、ふーぽ編集部です。

嶺南在住クリエイターがいま会ってほしいローカルピープル情報をお届けする【嶺南こんにちは通信】

今回は、敦賀市のパティスリー セラヴィのオーナーパティシエ・猿橋研吾(さるはしけんご)さんです。

お気に入りの嶺南スポットも教えていただきました。

ケーキで地域の人を笑顔に。それが私の生きがい。

敦賀市粟野地区の閑静な住宅街の一角にあるケーキ店「パティスリーセラヴィ」。

店内のショーケースには国内外の厳選した素材を使った色とりどりのケーキが並びます。

この道32年のオーナー猿橋研吾さんが心がけるのは、「お客さんが見て笑顔になり、一口食べて幸せになるケーキを作ること」。

おいしいものを食べてもらうことが職人としての願いであり、譲れない信念でもあります。

店名と同名のケーキ「セラヴィ」と「公文名ロール」


おおい町で100年以上続く和菓子屋「丸栄(まるえ)菓舗」の次男として生まれ、子どもの頃から菓子作りを手伝っていたそう。

「毎朝、甘いカラメルの香りで目が覚めましたね。昔から菓子が私の生活の一部でした」

 

若狭高校卒業後、おおい町で会社員をしていましたが、家業を継ぐことを決めて菓子作りの道を歩み始めました。

大阪の辻製菓専門学校で学ぶうちに、洋菓子の華やかな魅力に惹かれ、親からも「やりたいことをやればいい」と背中を押されて卒業後はケーキ店に就職。

いくつかのケーキ店で経験を重ね、29歳でおおい町にUターンし、店を構えました。

 

結婚後も旺盛な研究心で菓子作りに磨きをかけるうちに、自分が作ったケーキをもっと多くの人に食べて喜んでもらいたいという想いが募り、2005年に嶺南で人口が一番多い敦賀市に夫婦で移住。

「セラヴィ」をオープンしました。

赤と青の建物が目印。パリの街中にあるような佇まい


福井県産の米粉を使ったロールケーキ「公文名(くもんみょう)ロール」は開店当初から人気の品。

店がある地名の「公文名」を冠し、客との話題作りにも一役買っています。

 

「難読地名ですが、いろんな人に覚えてほしいと思って」。

親に連れられて来店していた子どもが大人になって訪れることも。

 

「『ここのバースデーケー キを食べて育ちました』と言ってくれるのがうれしい。地域とともに歩んでいると実感しますね」と、少年のようにキラキラした瞳でケーキ作りに励みます。

 

次はどんなケーキを作ろうか、頭の中は常に菓子のことで一杯だといいます。

「菓子作りは私にとって人生そのものです」。

限りない創造力と飽くなき探究心、そして情熱を胸に、今日も猿橋さんはオーブンの前に立ちます。

PÂTISSERIE C'est La Vie!(パティスリーセラヴィ)

福井県敦賀市公文名5-64
☎0770-22-0133
【営】10:00~19:00
【休】水曜(月に2回木曜も休み)
Instagram

 

 

お気に入りの“嶺南”スポット

旧順造館正門 順造門(じゅんぞうもん)【小浜市】
猿橋さん

小浜藩の藩校「順造館」の遺構で、現在の若狭高校の正門となっています。

風格ある木造の正門は絵になり、歴史を感じます。

入学してから卒業まで毎日くぐることを誇らしく思っていました。

今も小浜に行くと、門が見たくてわざわざ高校の前の道を通るぐらいです。

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