お寺で台湾の神様発見 !? そのメッセージとは。【生活芸人・田中佑典のふくい微事記~東郷後編~】

お寺で台湾の神様発見 !? そのメッセージとは。【生活芸人・田中佑典のふくい微事記~東郷後編~】

こんにちは、生活芸人の田中佑典です。

 

往復約900km。福井県を徒歩で横断する「微遍路(びへんろ)を終え、歩んだ道のりをもとに「微住街道」をマッピング。

街道の途中で出合った出来事を「微事記」として記し紹介します。

今回は【東郷地区編の後編】です。

⇒前編はこちらから

\「微遍路」を紹介した記事はこちら/

福井市美山町の国道沿いで出会ったアンデスおじさん【生活芸人・田中佑典のふくい微事記~美山町編~】


田中 佑典
さん

台湾と日本をつなぐプロデューサー。
一定期間地域に滞在し、“ゆるさと”づくりをする旅『微住』の提唱人。
2021年東京から福井市にUターン。
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お寺で台湾の神様発見 !? そのメッセージとは。

皆さんは“ご縁”というものをどうお考えだろうか?

微遍路では「これがご縁ということか」と思えることが何度もあった。

人と同じく、出合えた地域に対しても、ご縁はきっとあると思う。

 

約8年前に繋がり、現在暮らしている福井市東郷地区との出合いも、 偶然ではなかった。

積み重なった歴史や形跡から、自分とその地域のDNAのようなものに、共通項が見つかったのだ。

東郷地区にある 「普門寺」 では、驚くべきことを発見した。

現在は廃寺になっているが、この寺の御本尊は、なぜか台湾で信仰の厚い海上安全の守り神・媽祖神(まそしん)なのだ。

歴史をひもとけば、時は江戸時代。

この寺を開いた空念上人は、元禄3(1690)年より若狭、近江、五畿内、そして薩摩、琉球まで行脚したそうだ。

境内の木の看板に間違いなく『媽祖』の文字が

 

その際長崎の地にて、紅毛人(江戸時代のオランダ人・イギリス人の異称)の賊船の船首から媽祖神の像を譲り受け、普門寺に安置したという。

福井県で媽祖神が祀られているのはこの寺だけであり、また僕自身も台湾をきっかけに東郷と繋がった。

空念上人も遍路していたことを含め、この話を知って以来、東郷という土地のDNAによって僕はここに導かれたのではないかと考えるようになった。

実は人が地域を選んでいるのではなく、地域が人を選んでいるんだ、 と。

住民と微住者で手入れする東郷の「微住畑」

 

「地域という宝物を生かすも殺すも住民次第、他者には一時のこと」

普門寺の境内には、最後の住職の力強い手書きのメッセージが残っている。

住職は一体どんな方だったのだろうか

 

お金の“ご円”をベースにした暮らしであれば、福井であろうと日本中どこに暮らしても、さほど変わらないように思う。

言い換えると、それこそが地域という宝を殺している状態だ。

東郷地区を通る「越美北線」は地域の宝の1つ

 

その地域らしく暮らすとは、自分の衣食住の軸に土地とのご縁をどう捉えられるか

この連載ではこれからも引き続き、そのきっかけになれる物語を歩き、掘っていきたい。

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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