非日常を感じられる福井こだわりの宿6選。泊まるために旅をしよう。

非日常を感じられる福井こだわりの宿6選。泊まるために旅をしよう。

こんにちは、ふーぽ編集部です。

福井県内にある1度は泊まりたいこだわりのお宿を6選ご紹介します。

 

昔ながらの風情ある建物をリノベーションしたものや、山深い秘湯を堪能できる宿。

座禅や瞑想で癒しを得られる場所など、非日常感を味わえること間違いなし。

 

 
 
別荘感覚で三国時間を過ごして。

詰所三國(つめしょみくに)【坂井市】

古民家再生の第一人者、東洋文化研究家のアレックス・カー氏がプロデュース。玄関が別になった「行雲」「流水」の二部屋がある 

 

北前船の寄港地として栄えた港町三国。

当時の面影をしのばせる風情ある町並みにある「詰所三國」は、築百数十年の薬屋をリノベーションした1日2組限定の宿泊施設です。

 

キッチンには調理器具や食器が充実。漆器や磁器は当時から使われていたものも

 

吹き抜けのあるリビングと、落ち着きのある和室。

改修の際に蔵から発見されたという薬屋の看板や壺、漆器などの古道具があちらこちらに展示されています。

 

風が通る坪庭では盆栽も楽しめる

 

食事は町内の料亭やレストランからケータリングを頼むもよし、散策を兼ねて食材調達し、自炊を楽しむもよし。

自分らしいスタイルで自由に過ごせるのが魅力。

この町全体が醸し出す心地よい雰囲気を滞在して確かめて。

 

詰所三國(つめしょみくに)

福井県坂井市三国町南本町3-3-17
080-2964-9613
【料】素泊まり11,300円~(2名宿泊時の1人あたり)
公式サイトはこちら

 

 

禅に親しみ、こころを癒す体験。

柏樹関 (はくじゅかん)【永平寺町】

精進料理は永平寺の典座老師のもと、研修を重ねた料理人が作る。朝食には餡かけ粥と郷土料理の小鉢が並ぶ

 

大本山永平寺の参道入口近くにある「柏樹関」は、“旅館と宿坊の中間”をコンセプトとし、坐禅や精進料理など気負わずに禅を体験できる宿。

 

永平寺で研修を受けた禅コンシェルジュ4名が在籍

 

館内には永平寺認定の“禅コンシェルジュ”が常駐し、坐禅や写経体験をサポートしてくれるほか、永平寺で行われる「朝のおつとめ」や「坐禅体験」に案内してくれます。

 

壁には越前和紙が配され、洗面台には越前焼が使われるなど福井ならではの設えが

 

建物の柱には永平寺の敷地内から切り出したスギやヒノキを使用。

エントランスホールにはかつて永平寺で食事の合図に使われていた魚鼓、大浴場近くには“お風呂の守護神”跋陀婆羅菩薩が祀られるなど、禅の世界を随所に感じられます。

 

柏樹関 (はくじゅかん)

福井県永平寺町志比6-1
050-3504-9914(予約)
0776-63-1188(問合せ)
【料】1泊2食18,000円~
部屋数/18室
公式サイトはこちら

 

 
 
山深い秘湯で じっくりほどける。

鳩ケ湯温泉 【大野市】

男女とも小さな浴槽が1つずつ。朝日や星空とともに、 何度も入りたくなる

 

携帯電話の電波が届かない、大野市の山深く。
江戸時代から湯治場として栄え、以来多くの人を癒してきた秘湯「鳩ヶ湯温泉」


自然湧出のナトリウム炭酸塩泉は、しっとり滑らかな肌ざわりで、湯面に浮かび上がる湯の花に風情が漂います。

 

アンティーク調の家具があり落ち 着いた雰囲気。ロビーには暖炉も


テラス付きの客室は、木の温もりに満ちた洋風スタイル。

ゆったりとくつろげ、1日中読書をして過ごす人も多いとか。

山々の眺めに心が 和む。登山者や釣り人が日帰り湯に立ち寄ることも多い

 

食事は館内の食堂にて、女将が採ってきた山菜や地元食材を使った料理をいただきます。

小さな宿だからこそ、温泉や静かな環境だけでなく、人との穏やかな触れ合いでじんわり心も温めて。

 

鳩ケ湯温泉(はとがゆおんせん)
福井県大野市上打波6-2
0779-65-6808
【料】1泊2食14,000円~ 部屋数/6室 
※冬季(11月下旬~4月中旬)は休業
公式サイトはこちら

 

 
 
里山の暮らしとつながる宿。

八百熊川ほたる (やおくまがわほたる【若狭町】

熊川宿のなかでも閑静な 下ノ町にある宿

 

京都と若狭をつなぐ鯖街道の宿場町「熊川宿」にある一棟貸しの宿。

歴史的な町並みと里山に馴染む見た目ながら、引き戸を開けるとモダンな空間が迎えてくれます。

 

熊川宿らしい、玄関から奥へと抜ける 通り土間と、落ち着いた風合いの土壁が活かされている

 

畳敷きの小上がりのあるリビングに、ゆったりとした浴室、2階には屋根裏部屋のようなベッドルーム。

窓を開けると目の前を流れる川のせせらぎが優しく響きます。

 

かまど炊き体験はチェックイン場所である「街道シェア オフィス&スペース菱屋」で


ただのんびり過ごすのもいいですが、地元のお母さんが作る夕ご飯を味わったり、近くの田園で農作業をしたり、かまどや井戸水を使った炊飯体験ができたりと宿泊者限定のおもてなしも豊富。

 

田舎に帰ったような、熊川宿ならではの滞在に癒されてみて。

 

八百熊川ほたる(やおくまがわほたる)

福井県若狭町熊川30-6-1
0770-62-1777
【料】 素泊まり12,100円~、 夕食+里山かまどランチ付き25,300円~(2名宿泊時の1人あたり) 一棟貸切 
公式サイトはこちら
詳しい体験レポートはこちら

 

 
 
茶屋町の名残を肌に感じながら。

三丁町ながた(さんちょうまちながた)【小浜市】

海から徒歩1分なので、潮風も感じられる

 

リノベーションした町家を滞在先に選んで、暮らすように泊まることができる「小浜町家ステイ」

宿泊できるのはそれぞれに特徴が異なる5棟。どれも一棟貸しスタイルで空間を贅沢に使用できます。

 

低めのベッドで、天井までの開放感が心地よい 

 

なかでも海外客から人気のある「三丁町ながた」は、重要伝統的建造物群保存地区に選定された「小浜西組」にある旧料亭の町家

間口が狭く、奥行きの長い造りが特徴で、柱や建具、家具は当時のままに、職人の腕が光る凝った意匠が見どころ。

 

間口が狭く、奥にのびる造り 

 

畳でゆったりくつろげる「桜の間」「竹の間」のほか、寝室となる「紅の間」の3部屋があり、それぞれ天井に至るまで内装が異なります。

 

ちゃぶ台でのんびりできる「竹の間」。入口の丸みを帯びたフォルムも小浜の町家建築ならでは

 

かつては芸妓さんを呼び、宴会や接待で賑わっていた料亭。

ベンガラ格子が続く通りには三味線の音が聞こえることもあり、夜は一層しっとりと落ち着いた雰囲気に。

明るすぎない優しい照明も、町家の趣を引き出し、旅の気分を盛り上げます。

 

三丁町ながた(さんちょうまちながた)

福井県小浜市小浜香取14
0770-56-3366
【料】素泊まり11,000円~(2名宿泊時の1人あたり)
一棟貸切 ほか、4棟の町家
公式サイトはこちら

 

 
 
五感で感じて、自分をリセット。

松永六感 藤屋(まつながろっかん ふじや)【小浜市】

庭園の緑が眺められる客室。おひとり様にぴったりの部屋も 


静かな山間にある「松永六感藤屋」。

チェックイン後は農園でのハーブや野菜の収穫体験、夕食に地元の野菜を活かした創作精進料理を味わい、心地よさを追求した寝具でゆっくりと眠ります。

 

夕食は創作精進料理。1品ずつ丁寧に説明してくれる 

 

翌朝は厳かな明通寺での瞑想や参拝など、宿周辺の自然、人、文化を通じて、特別な癒しを得られます。

 

翌朝は、明通寺で阿字観瞑想を。朝粥と精進弁当の朝食もここで

 

館内には時計やテレビはなし。何にも追われない静かな時間の中では、目に映る自然や風の香り、雨の匂いまで鮮明に感じることができ、新たな活力や発想を得られるはず。

五感を整え、忙しい日常のなかで眠る「六感」を取り戻そう。

収穫したハーブや野菜は、そのまま宿で味わえる 

松永六感 藤屋(まつながろっかん ふじや)

福井県小浜市門前9-4
0779-87-0307
【料】1泊2食18,700円~ 
部屋数/5室
公式サイトはこちら
詳しい体験レポートはこちら

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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