スキンケアで男性の肌荒れを食い止める! プロに聞いた、洗顔やヒゲ剃り後のお手入れ方法。

スキンケアで男性の肌荒れを食い止める! プロに聞いた、洗顔やヒゲ剃り後のお手入れ方法。

こんにちは、ふーぽ編集部です。

ヒゲ剃り跡や乾燥、日焼けなど、女性に比べ無防備な男性の肌は年齢とともにダメージを蓄積しています。

そこで、化粧品開発に携わるプロにメンズスキンケアの基本を伺いました。

毎日のメンテナンスで見違える自分に。

\教えてくれた人/

酒井 優夏さん
セーレンのエイジングケアブランド「コモエース」の商品開発に携わる ※年齢に応じたお手入れのこと
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実はデリケートな男性肌、自己流ケアを見直して。

男性の肌は女性に比べて「皮脂量は3倍、水分蒸発量は約2.5倍で水分量は約3分の1」といわれます。

活発な皮脂分泌は皮膚を硬くし、水分量が低いとバリア機能も低下。

紫外線やヒゲ剃りのダメージをカバーするスキンケア習慣がないと、肌の老化は加速する一方です。

 

「思春期のニキビのトラウマで、自分が『オイリー肌』だと思っている男性は多いです」と酒井さん。

「皮脂が出ることと、肌が潤っていることは別物。加齢で肌はより乾燥するので『保湿は最重要』と認識を改めて」。

 

洗顔と保湿の基本ステップを今日から実践し、明るく潤いと透明感のある肌を手に入れましょう。

メンズスキンケアの基本

あなたの肌質は?

最適ケアの近道は己を知ること。

スキンケア商品には「乾燥肌用」「オイリー肌用」などと明記されているものが多いです。

肌質を決めるのは「皮脂と水分量のバランス」で、どのタイプでも重要なのは「皮脂や汚れを『適度に』取り除き、きちんと保湿すること」。

それぞれ必要な洗浄力と保湿力が異なるので、まず自分の肌質を知り、適切なスキンケアアイテムを見つけましょう。

加齢によって肌質も変化しますが、30代以上は保湿を徹底してください。

【チェック方法】

洗顔料で洗って、何もつけずに過ごす。15分後に指を滑らせて、肌の質感をチェック。

→肌がしっとり
 普通肌(ノーマル肌)
水分量と皮脂量が適度にあり、肌トラブルが少ない。油断せず、基本のスキンケアを続けることが美肌キープの秘訣。

→カサついている
 乾燥肌(敏感・ドライ肌)

水分量と皮脂量が少なく、肌のカサつきやつっぱりが気になる人も。しっかり保湿し、水分と油分のバランスを整えましょう。

→うっすら脂が出ている
 脂性肌(オイリー肌)
水分量・皮脂量が多く、毛穴も目立つ。ベタつくからとケアを怠ると、乾燥してより皮脂が目立つので保湿は欠かさずに。

→ベタつき&カサつきが混在
 混合肌(コンビネーション肌)
額~鼻には皮脂が多く、頬~あごはカサつくなど部分によって異なります。ケアを見直し、正しく洗って保湿すると落ち着くことが。

スキンケアNG集

意外とやりがちなので、ご注意を!

【1】 洗顔料を手にのばして洗う×

洗顔料は泡立てて。直接肌につけると刺激が強すぎてトラブルに。

【2】 身体を洗うついでに顔も洗う×

身体用の石鹸やボディソープはデリケートな顔には脱脂力が強すぎます。

【3】 脂を落とすため熱い湯でゴシゴシ洗う×

摩擦は肌のバリア機能を低下させ、熱い湯は皮脂を落としすぎてしまいます。

【4】 洗顔料を使わず、水で洗う×

健やかな肌を保つため、洗顔料を推奨。自分に合ったものを選びましょう。

基本アイテムはコレ!

使用感が合えば家族と共有してもOK。

 洗顔料 

泡立てやすく、弾力のある泡を作れるものがおすすめ。

コモエースMEN クリアウォッシュ 120g 税込2,640円

 化粧水 

水分を与えて肌を保湿します。肌質によって好みの使用感を選んで。

コモエースMEN モイストローション 150ml 税込3,740円

 乳液 

油分と水分を含み、潤いをキープする役割。化粧水と合わせて使用することで肌なじみUP。

コモエースMEN モイストセラム 75g 税込4,730円

\乾燥が気になる人は/

乳液よりも油分が多く、 保湿力が高いクリームをプラスして。

 

セーレン

☎0120-469-028
オンラインショップ

実践

基本の洗顔ステップ

やさしく洗って汚れを落とし、きちんと保湿

「洗顔は1日2回、朝晩どちらも泡で洗うのが理想」と酒井さん。

朝は睡眠中に出た老廃物を洗い流します。

また、夜は1日の汚れを落とし、化粧水や乳液を浸透させる役割があります。

特に古い角質は水だけでは落ちず、肌に残ると酸化して老化の原因に。

「洗顔も保湿も手のひらだけでは細かい部分が行き届かないので、指先も使いましょう。また、保湿は洗顔後すぐ行うよう心掛けて」。

【1】予洗い

34度くらいのぬるま湯で洗うのが理想。

顔全体を5~10回洗い流して大きなホコリを取っておくと、泡で汚れが落ちやすい

【2】洗顔料

洗顔料を適量手のひらに出し、少し湯を足して指先を泡立て器のように回して泡立てます

泡立てネットを使うと簡単。

【3】洗う

ゴシゴシ洗いはシワやたるみの原因にも

手の上の泡をまとめ、円を描くようにやさしく洗います

肌に手が触れないよう泡を転がし、 凸凹した肌の汚れを絡めとるイメージで。

【4】すすぐ

34度くらいのぬるま湯で20~30回を意識してしっかりすすぎます

生え際やもみあげに泡が残りやすいので注意。

【5】タオルドライ

泡が残っていないか確認し、清潔なタオルをポンポンと顔に当てるようにして水気を取ります。

ガシガシと拭くのは厳禁!

【6】保湿

化粧水は500円玉大ほど

化粧水を手に出し、指ですくうようにして顔の凸凹になじませます。

目元や口元も忘れず。

乳液は自分に合う量を、同じようにつけます。

 Tゾーンと Uゾーンに注意! 

皮脂分泌が活発なTゾーンは、指の腹で汚れを浮かすように洗います。乾燥しやすいUゾーンは洗いすぎ注意&保湿をしっかり。また、口の周りが洗えていないと、くすみやざらつきが起こりやすいので忘れずに。

ヒゲそり注意報

 何もつけずにそるのはご法度! 

肌に負担をかけないために、T字カミソリならシェービング剤を、電動シェーバーなら専用のプレシェーブ剤を使ってヒゲそりを。シェービング後は洗い残しにも注意しましょう。

 シェービング後は必ず保湿 

シェービングは肌のバリア機能の低下につながるため、ケアも念入りに。肌に潤いを与えてなめらかにすると、ヒゲもそりやすくなります。「化粧水だけでなく、乳液も使って保湿を」(酒井さん)

“脱おじ肌”習慣

 必ず日焼け止めを塗る 

若々しい肌を目指すなら日焼け止めは必要不可欠。紫外線のダメージによる「光老化」は深いシワや毛穴が広がる原因に。朝の洗顔後に保湿成分入りの日焼け止めを塗れば時短にも。

 生活習慣の改善 

タバコや酒は「老け見え」一直線。また、寝不足や栄養の偏った食事も肌トラブルを引き起こします。タンパク質や良質な脂質を摂れる卵や鶏肉、サーモンなどが美肌におすすめ。

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

ふーぽ編集部
writer : ふーぽ編集部

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