福井が誇る「五月ヶ瀬」の製造工場に潜入!みなさんの思い出アンケート結果も発表!

福井が誇る「五月ヶ瀬」の製造工場に潜入!みなさんの思い出アンケート結果も発表!

福井が誇る「五月ヶ瀬」の製造工場を特別に見学!

発売から50年以上愛され続ける理由を探るとともに、ファンが多い他のお菓子についてもレポートします。

また、ふーぽで行った「五月ヶ瀬」アンケートの結果も大発表します!

\教えてくれた人/

「株式会社 五月ヶ瀬」代表取締役社長 瀬川 裕司さん

創業者が貫いた“オンリーワン”の精神。

ロングセラーの陰にたゆまぬ努力。

焼き型に仕込まれた「石窯煎餅」の文字が煎餅の表に刻まれる

福井土産の定番、「名代石窯焼煎餅 五月ヶ瀬」。

その歴史は1975(昭和50)年、創業者の故・瀬川隆之氏が開発した手焼き煎餅に始まります。

「東北の『南部せんべい』がヒントとされていますが、先代からは戦時中のドイツの保存食クッキーを参考にしたとも聞いています」と話すのは、二代目の瀬川裕司社長。

半年間の試行錯誤の末に生み出された洋風煎餅は大評判。

生産が追いつかなくなり、工場を新設して量産体制に入りました。

 

創業者が追求したのは「ほかにない、ここだけの味」。

オリジナル商品のため、機械も特注品や特別仕様です。

材料は4種の小麦粉をその年の出来具合に応じてブレンドし、ピーナッツは一級品を原産国のサプライヤーから直接調達。

温度管理を徹底し、いつでも最良の状態で使えるようにしています。

 

また、「変わらぬおいしさを提供するため、常に変わり続ける努力をしている」と言う瀬川社長。

実は五月ヶ瀬煎餅は、時代によって変わる人々の嗜好に合わせて、“いちばんおいしい味”を追求してきました。

圧倒的な支持を集めながらも、基本のレシピをベースに、より良い材料や配合の調整、機械の改良など「勇気を持って変えることに挑戦しています」。

入社して24年、製造現場でそのこだわりを見てきた工場長の髙橋俊和さんは「知れば知るほどすごい煎餅。おいしくないわけがないんです」と力を込めます。

ピーナッツをのせた生地は焼き型に挟まれて、石窯の中で丁寧に焼かれていく

 

探究心と情熱が新たな商品づくりの原動力。

おいしさのために手間は惜しまない。

五月ヶ瀬やメイシャローズ以外にも豊富なラインアップ。「カップケーキ」はボリュームたっぷり。極薄煎餅にアールグレイ風味のホワイトチョコを挟んだ「ティーファー」(写真中央)は4年前に発売

“オンリーワン”追求の精神は、ほかのお菓子にも息づいています。

売り上げ2位の「メイシャローズ」は、ナッツ入りの生地にココア生地を挟んで焼き上げたクッキー。

ザクザクした食感と豊かなナッツの風味が好評のベストセラーです。

「愛(ai)」は、クリスピー生地に2種のチョコレートをサンドした食べ応えのあるクッキー。

2種の生地を一体化して薄く焼くのは難易度が高く、大手メーカーが手を離した課題に取り組んだ、同社の技術力を象徴する商品です。

 

そして「ア・ヌー 〜結〜」は、パイ生地の間にクッキー生地を挟んだ繊細な食感。

生地を結ぶ工程はすべて手作業で、手間を惜しまない企業姿勢が表れています。

「ア・ヌー」はリボン状に伸ばした生地を一つ一つ手で成形する

 

進化を止めない記憶に刻まれるお菓子。

 

「どら焼」はつぶあんだけでなく芋あん(右)も定番。桜や抹茶など季節商品も

坂井市丸岡町にある五月ヶ瀬の本社・工場に併設された直営店では、ほかにもさまざまなお菓子を販売しています。

「どら焼」は、手焼きで皮の両面をしっかり焼き上げ、あんを挟んだ人気商品。

定番のつぶあんと芋あん以外に「塩どら焼」や「栗どら焼」などの季節商品も投入されています。

チョコと栗の2種から選べる「カップケーキ」も贈答用として人気ですが、「日常のティータイムにもぜひ」と、工場長の髙橋さん。

 

ふるさと福井に根付いて半世紀、五月ヶ瀬は多くの商品を世に送り出してきました。

7月にウェブ上で実施したアンケートでは、それぞれの“推し”が思い出と共に寄せられました。

【プレゼント付♪】お盆の帰省・手土産の鉄板!みんな大好き「五月ヶ瀬」アンケート!人気の詰め合わせを10名様に《8/2(日)締切》

 

また「現在、『ア・ヌー』の新バージョンを開発中です。

皆さまからアンケートでアイデアを募集するので、ぜひお寄せください」と瀬川社長。

 

「おいしさは育てていくもの」が五月ヶ瀬のポリシー。

お菓子たちがどう成長していくのか、県民としても目が離せません。

御菓子処 五月ヶ瀬

福井県坂井市丸岡町舟寄9-1
☎0776-67-5600
【営】9:00~17:00
【休】年末年始

オンラインショップ

\アンケート結果発表/
福井の定番「五月ヶ瀬」みんなの推し商品は?

2026年7月10日〜8月2日にかけて実施した、「御菓子処 五月ヶ瀬」に関するアンケート。

なんと841件もの回答をいただきました! ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

集計結果はもちろん、みなさんの心温まるエピソードもあわせてお届けします!

 

95.2%が「ギフトに選んだことがある」! 圧倒的な安心感

「五月ヶ瀬を人に贈ったことがある」と答えた人は、95.2%。

県外の方への手土産をはじめ、職場へのご挨拶、遠方に住む家族への仕送りなどで選ばれていました。

アンケートには「福井銘菓といえばやっぱり五月ヶ瀬」「どの商品も間違いなく美味しい」という厚い信頼が寄せられました。

ロングセラーの「名代石窯焼煎餅 五月ヶ瀬」は、「日持ちが良く割れにくいので持ち運びに便利」といった実用面での声も。

また、「ア・ヌー 〜結〜は、結婚式のプチギフトに選んだ」「愛(ai)くらんちばーちょこれーとをバレンタインデーに渡した」という素敵なエピソードも届きました。特別な日の贈り物としても重宝されているようです。

 

“自分用”にも愛用中! 92.2%が自宅のおやつに購入

ギフトに選ぶ“手土産の王道”でありながら、92.2%の人が「自分のおやつ用」にも買っていることが判明!

「おいしいのにリーズナブルで手に取りやすい」「子どもから大人までみんな好きな味」「幼いころから食べ親しんできた」など、定番のおやつとして定着している様子が伺えます。

普段からその魅力を知り尽くしているからこそ、「これなら間違いない」と確信を持って人に贈れるのかもしれません。

 

読者が選ぶ! 推し商品ランキング TOP4

数あるラインナップの中から、特に人気の高かった4つの商品を、読者から届いた「推しコメント」とともにご紹介します。

【1位】
名代石窯焼煎餅 五月ヶ瀬(87.6%)

・「他の地方でも似たような商品がありますが、五月ヶ瀬が断トツおいしい!」
・「クッキー感のあるお煎餅みたいな硬さと豆と上品な甘さのバランスが大好き!」
・「硬いけどその分しっかり満足感があって、子供たちが大好きです。子供が5人いるので割れ煎があるとお得に買えるのが嬉しいです。あっとゆーまに無くなってしまうくらい大好きです、割れ煎コーナーがあるお店にいくようにしています。」

 

【2位】
メイシャローズ(52.0%)

・「メイシャローズは子供の好物ですぐなくなります」
・「メイシャローズはナッツそれぞれの風味がしっかりと感じられてお手頃なので、五月ヶ瀬の次によくお土産にしています。」

 

【3位】
くらんちばーちょこれーと(38.9%)

・「くらんちばーちょこれーとは自分へのご褒美にも買います」
・「冬場の変わり種として持参すること多いですよ!」
・「くらんちばーちょこれーとは孫が好きなので持って行ったり、送ったりしています。」

 

【4位】
愛(ai)(30.8%)

・「aiは食べた時に衝撃が!美味しすぎてびっくりしました。ラングドシャっぽい、生地の食感が大好きです!」
・「aiはサンド焼菓子の中でダントツに好きです。」
・「愛(ai)は1枚で2つの味が楽しめる」

 

心温まる、読者の「五月ヶ瀬エピソード」

800件を超える回答の中には、数字だけでは語りきれない、思い出がたくさん詰まっていました。その一部をご紹介します。

◆手土産がかぶる現象
「東京から研修で来られたお客様にそれぞれの職員が手土産を買ってきたところ、皆ほぼ五月ヶ瀬でした。そんなに美味しいのですか?と驚いてました。両手に五月ヶ瀬の袋が笑えました。」(50代・福井市)

◆五月ヶ瀬がつないだ縁
「県外の友達にあげたら、気に入ってくれて福井まで旅行に来た。」(40代・福井市)

◆読書のお供の思い出
「10代の頃、読書のお供は五月ヶ瀬。友達から本を返して貰った時、「五月ヶ瀬食べながら読んだのね」と挟まった欠片でバレてしまい恥ずかしかった思い出が(汗)」(60代・永平寺町)

◆歯が弱くなっても食べたい
「歯が弱くなって堅いものが食べられない母だけど、五月ヶ瀬だけは喜んで食べる。どうやってるのか聞いたら、しばらく口の中でふやかしてから食べる、と。そこまでして食べたい好きな味なんだなと驚いたことがある。」(50代・福井市)

◆福井の定番銘菓
「久々に福井に帰ったときはパッケージを見ると懐かしさで涙がでそうになる」(30代・福井県外)
「“五月ヶ瀬〜、五月ヶ瀬〜“のあのフレーズを聞くとたまらなくたべたくなります。」(60代・福井市)

 

五月ヶ瀬からみなさまへ、お礼のメッセージ

みなさまから寄せられたあたたかい声を受けて、代表取締役社長の瀬川裕司さんからメッセージをいただきました。

――841人の回答を見て、率直にどう感じましたか?

代表取締役社長・瀬川裕司さん(以下、瀬川社長)
数の多さ以上に、一つひとつ「思い出」を書いてくださったことがうれしかったです。お菓子の感想というより、皆さんの暮らしの一場面を分けていただいたようで、読みながら何度も胸が温かくなりました。五月ヶ瀬は私たちのお菓子であると同時に、皆さんのお菓子なのだなと感じました。

 

――「誰かにあげたことがある」95.2%を、つくる側としてどう受け止めますか?

瀬川社長
贈り物には、贈る方の「喜んでほしい」という気持ちが込められています。95.2%という数字は、それだけ多くの方が「これなら間違いない」と五月ヶ瀬を選んでくださっているということで、本当にありがたく、同時に大切な責任も感じています。安心して渡していただける味を、これからも変わらずお届けしていきます。

 

――「おいしい」を超えた声(子どもの頃・家族の思い出)を読んで、どう感じましたか?

瀬川社長
お菓子は味だけでなく、その時の景色や一緒にいた人と結びついて覚えていただくものなのだと、あらためて感じました。子どもの頃に祖父母の家にあった、県外に出たお子さんへの荷物に必ず入れる、お盆に孫へ手渡す。五月ヶ瀬が家族の中で世代を越えて受け継がれている場面が、何十通も届きました。煎餅を焼きながら、皆さんの思い出の一部を一緒につくらせていただいていたのだと思うと、とても幸せです。

 

――特に印象に残ったエピソードはありますか?

瀬川社長
「歯が弱くなって堅いものが食べられないお母様が、五月ヶ瀬だけは口の中でそっとふやかしてまで召し上がってくださる」というお話です。うれしくて、少し胸がきゅっとなりました。あの香ばしさと歯ごたえは五月ヶ瀬らしさそのものですが、長く召し上がってくださる方にもっと寄り添える形はないか、この一通が私たちに考えるきっかけをくれました。

 

――これからも五月ヶ瀬をどんなお菓子として、どんな存在として残していきたいですか?

瀬川社長
これからも「福井のお菓子といえば五月ヶ瀬」と、一番に思い出していただけるお菓子でありたいと思っています。私たちは、全国に広く出ていくよりも、福井の皆さんに深く愛していただくことを大切にしてきました。皆さんが県外のご家族やご友人に持って行ってくださることで、五月ヶ瀬は自然と遠くまで届いていきます。
今回のアンケートは、そのことを皆さんが教えてくださったように思います。変わらないおいしさのために、これからの時代を見据えて常に改善しながら見直し続けて参ります。おいしさは完成させるものではなく、皆さんと一緒に育てていくものだと思っています。

 

――県民のみなさまへメッセージをお願いします。

瀬川社長
50年にわたり五月ヶ瀬を手に取り、大切な方へ渡し、思い出の中に置いてくださって、本当にありがとうございます。「こんな五月ヶ瀬があったらいいな」という声も、一つひとつ楽しく読ませていただきました。
10月には、次の五月ヶ瀬のアイデアを皆さんと一緒に考える企画も予定しています。ぜひまた、お気軽に声をお聞かせください。
これからも福井の暮らしのそばに、五月ヶ瀬がありますようにと願っています。

 


たくさんの愛あふれるエピソードとご回答を、本当にありがとうございました!

手土産としても、日々のお茶請けとしても、福井の暮らしに欠かせない「五月ヶ瀬」。

ぜひ今日のおやつに選んでみてくださいね!

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

ふーぽ編集部
writer : ふーぽ編集部

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