秋の夜長に、何読む? ふーぽ編集部が最近読んでよかった5冊

    秋の夜長に、何読む? ふーぽ編集部が最近読んでよかった5冊

    読書の秋。

    今回は、ふーぽ編集部が「これ、よかった!」とおすすめしたい本を持ち寄りました。

    小説から文化人類学、じゃがいもの本まで。

    秋の夜長のおともに、気になる一冊を見つけてみてください。

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      『夏帆─The Tale of KAHO─』

      『夏帆─The Tale of KAHO─』
      村上春樹/著  
      新潮社

       作品概要 
      「正直いって、君みたいな醜い相手は初めてだよ」26歳の絵本作家、夏帆は初対面の男にいきなりこう告げられた。とびきり美しくも賢くもなく、ただ少しばかり好奇心の強い彼女は、怒りよりもショックよりも、ただ純粋に驚いた。しかしそれから彼女の周りでは、実にさまざまな奇妙な出来事が起こりはじめる。

      ふーぽ編集部N島
      村上春樹の最新作。いつぞやのインタビューで語っていた、「別の世界に入り込み、そこで見たものを書く」という感覚。その世界に、自分も連れていかれるような一冊でした。

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      『この身体で生きていく 自分の道を歩む人』

      『この身体で生きていく 自分の道を歩む人』
      共同通信社/編
      亜紀書房

       作品概要 
      スマホから得られる知識でわかったつもりになり、いつのまにか誰かの「正解」を生きようとしてしまう時代に自分の身体を手がかりに、進むべき道を見出した人びと。彼ら/彼女らの「人生の物語」に耳を傾け、ままならない身体を引き受けて歩む姿を描くことで、生きることの深みと喜びとを伝えるノンフィクション! からだの声と向き合い、人生を変えた人びとの姿に、いまを生き抜くヒントを探る50編!

      ふーぽ編集部マロン田
      普段から、自分の身体を意識することはあると思います。でも、この本に登場するのは、そこからさらに別の感覚をひらいてくれる人たち。身体から心へとたどっていくように、知らなかった世界をのぞき込む感覚があります。「生きる」って、もっと生々しくて、もっと手触りのあるものなのかもしれない。そんなふうに感じてみたい人におすすめ。

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      『ポテト・ブック』

      『ポテト・ブック』
      マーナ・デイヴィス /著 伊丹 十三/訳 T・カポーティ/序文

       作品概要 
      アメリカのベストセラーにして幻の名著、完全復刻! レシピから美容法まで!? ポテトにまつわるすべてを伊丹流の洒脱な訳で。矢吹申彦の復刊エッセイ収録。
      ”ポテトに関して、あなたが知ってなきゃならぬことのすべてを詰めこんだのがこの「ポテト・ブック」であります。プラス、ですな、あなたが知りたかったこと、知らなかったこと、これも入っている。これはただの料理の本じゃないんです。(「ポテト・ブック」とはこんな本です より)”

      ふーぽ編集部T山
      伊丹十三の洒落た翻訳に、序文はトルーマン・カポーティによる「ポテトの唯一の完全なる召し上がり方に関する妥協なきサジェスチョン」。なんだこの豪華な本は……秋にぴったりの一冊です。

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      『ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観』

      『ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観』
      ダニエル・L・エヴェレット /著・屋代 通子 /訳
      みすず書房

       作品概要 
      アマゾン奥地に暮らす少数民族・ピダハン。数や色、右・左といった概念をもたない彼らの言語や文化は、言語学の「言語本能」論を揺るがす論争を巻き起こしたという。30年にわたる現地研究をもとに、独自の世界観や暮らし、そして著者自身の価値観まで変わっていく過程を描いた科学ノンフィクションです。

      ふーぽ編集部S重
      読めば読むほど、自分の常識が揺さぶられる一冊。知的好奇心をぐいぐい刺激されます。言語学って、おもしろーい!

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      『路上観察学入門 』

      『路上観察学入門 』
      赤瀬川原平・藤森照信・南伸坊/編
      筑摩書房

       作品概要 
      マンホール、エントツ、看板、ハリガミ、建物のカケラ…。路上から観察できるすべてのものを対象とした〈路上観察学〉。その旗印の下に都市のフィールド・ワーカーたちが集まって、隠された街の表情を発見する喜びとその方法をご披露する。街歩きが好きな人には、欠かせない、路上観察マニュアル。

      ふーぽ編集部S重
      「トマソン」などという言葉を、街歩き好きなら聞いたことがあるのではないでしょうか。その名づけ親・赤瀬川原平らによる、路上観察のすすめ。書をもって、街に出よう。

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      ふーぽ編集部
      writer : ふーぽ編集部

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