ロシア伝統の飲み方で甘く温かなひとときを。すうぷ屋の「ロシア紅茶」【あの店の、あの一杯】

ロシア伝統の飲み方で甘く温かなひとときを。すうぷ屋の「ロシア紅茶」【あの店の、あの一杯】

こんにちは、ふーぽ編集部です。

東京で飲食業界向けの雑誌編集長などを歴任された、前田和彦さんが福井県内のお店と一杯の飲み物を紹介する連載「あの店の、あの一杯」。

第21回目は、福井市にあるすうぷ屋の「ロシア紅茶」です。

ロシア伝統の飲み方で甘く温かなひとときを。
 

「ロシア紅茶」税込450円。自家製ジャムは購入できる

「すうぷ屋」のキャッチフレーズは「プリヴィエットカフェ」。

プリヴィエットとはロシア語で「やあ!」という気軽な挨拶で、その名の通り本格的なロシア料理をカジュアルに楽しめる。

カフェ利用もでき、冬場に人気が高まるのが「ロシア紅茶」だ。

ジャム入りの紅茶を思い浮かべて注文すると、紅茶とジャムが別々に提供されて驚いた。

西本オーナーいわく、これがロシア圏で古くから伝わるスタイルで「各家庭でジャムを仕込んで保存し、極寒の冬に砂糖の代わりに舐めながら紅茶を飲んだのがはじまり」と考えられているそう。

オーナーの西本真さん。高台にある店は家庭的な雰囲気

同店のジャムも自家製にこだわり、いちごに赤ワインや蜂蜜を加えて作る。

味わいは甘味と酸味のバランスが良く、食感はソースのようになめらか。

紅茶は華やかな風味のディンブラで淹れる。

ロシアの伝統にならい、ジャムをスプーンで口に含み紅茶を飲むと、やさしい甘さと温かさに癒やされた。

すうぷ屋

福井県福井市加茂河原4-1-14
☎0776-34-2099
【営】11:00~20:30(19:30LO)
【休】水曜

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

前田 和彦
writer : 前田 和彦

福井市出身。旭屋出版で月刊誌「近代食堂」副編集長、「CAFERES」編集長を歴任後、フリーランスの編集ライターとして活躍中。

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