ふくい地域創生士

ふくい地域創生士

県内すべての大学等が一体となって、地域の持続的な発展とイノベーションを推進する取り組みである「地域創生士」について紹介します。

ふくい地域創生士とは?

地域を学ぶ、自分を知る

地域に貢献できる人材を目指して

 

「ふくい地域創生士」とは、各大学等において定める育成プログラムをクリアし、“地域に貢献できる人材”と認定された証です。

県内すべての大学等が一体となって、地域の持続的な発展とイノベーションを推進する担い手を育てる取り組みを進めています。

ふくい地域創生士インタビュー

おかざき にか
岡嵜 仁香さん  

福井大学 国際地域学部卒業/(株)福井銀行勤務

福井が大好きであることと大学での経験から地域創生士を取得。県内進学による生活面と時間的余裕のメリットを最大限活かし、大学時代はアルバイトで貯めたお金で大好きな国内外の旅行を満喫!

現在はどのようなお仕事をされていますか?


現在はローンの受付や、輸入決済・外国送金などの外国為替に関する仕事をしています。昨年は窓口業務にあたっていました。お客様にいい提案ができた時や、ちょっとした心遣いによりお客様から「ありがとう」「ここに来てよかった」などのお言葉をいただけた時にはやりがいを感じます。

 

地域創生士について


地域創生士が取得できることを知ったのは大学の入学説明会です。福井大学の国際地域学部にはグローバルアプローチコースもありますが、私は地域創生アプローチコースを専攻しました。

地域志向科目を多く習得する中で、地域創生士を目指すきっかけとなった科目が「課題探求プロジェクト」です。この科目は企業や自治体の現場に出向いて直接課題を知り、調査を行なって問題解決の一端を担っていくというものでした。

その中で芦原温泉旅館協同組合の方々と連携し、あわら温泉が抱える「新卒で就職する人が少ない」という課題に対しての問題解決を考えました。そこで私が提案した内容が、おもてなしを大切にした県外からも参加できるインターンシップの開催です。この提案が組合の方々に喜ばれ、また、経済産業省が実施する地域ブランド総選挙にて発表を行うこともできました。

このような経験から、目に見えることだけでなく、その先にある課題やニーズを考えて行動する力が身についたと思います。

 

地域創生士認定後について


自分が行ってきた地域貢献活動を就職面接でしっかり話すことができ、企業の採用担当者にアピールすることで、第一希望先の内定を得ました。福井銀行は地域のお客様に寄り添う銀行です。一人ひとりのお客様にしっかりと向き合い、大学時代に学んだようにそれぞれが抱える悩みや課題を引き出し、課題解決のお手伝いができる銀行員を目指してまいります。今後も福井の活性化に貢献していきたいです。

 

これから地域創生士を取る方へ


これまで知らなかった福井のことについて学ぶことができ、より福井への愛着がわくと同時に、自分自身も成長できると思います。私は地域創生士を取得したことにより、問題解決力や提案力を身につけることができました。就職してからも将来にわたって活かせるスキルになりますので、ぜひ目指していただきたいと思います!

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

UP編集部
writer : UP編集部

「今の生活をよりよく」を目指し、ひとつのテーマを深掘りした1年保存版のフリーペーパー「UP」を発行しています。

嶺北10市町と連携制作し、各支町の行政施設等にも紙媒体を設置しています。

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