敦賀の歴史を学べる資料館「人道の港 敦賀ムゼウム」がリニューアルオープンしたよ。展示面積が4倍! シアタールームやデジタル資料も充実。

敦賀の歴史を学べる資料館「人道の港 敦賀ムゼウム」がリニューアルオープンしたよ。展示面積が4倍! シアタールームやデジタル資料も充実。

こんにちは、ふーぽ編集部です。


古くから大陸への玄関口として栄えてきた福井県敦賀市。

最近では「人道の港 敦賀ムゼウム」がリニューアルされ、命の大切さと平和の尊さを伝えるまちとしても注目を集めています。

今回は敦賀市にあるリニューアルした「人道の港 敦賀ムゼウム」について敦賀び―旅(観光敦賀キャンペーン隊)に紹介していただきました。

\ 私たちが案内します! /


敦賀びー旅
(観光敦賀キャンペーン隊)

敦賀市の魅力をPRするために結成された観光敦賀キャンペーン隊。
「びー」とは敦賀弁で“女子”のこと。
敦賀のことが大好きな6人のびー旅メンバーが、街中をめぐりながら、敦賀の魅力を発掘し、SNSで発信しています。インスタグラムもチェック! 
Instagram

 

「敦賀ムゼウム」ってどんなところ? 

新ムゼウムの建物は、大正から昭和初期にかけて敦賀港に実際にあった建物4棟を復元したもの


敦賀港は明治から昭和初期にかけて、ヨーロッパとの交通の拠点として重要な役割を担った場所。

1920年代にはポーランド孤児が、1940年代には杉原千畝が発給した『命のビザ』を携えたユダヤ難民が上陸した日本で唯一の港としても知られています。

数々の苦難を乗り越えて敦賀に降り立ったポーランド孤児やユダヤ難民。その史実や当時の敦賀市民の証言など貴重な歴史史料を展示しているのが「人道の港敦賀ムゼウム」です。
 

2020年11月3日にリニューアルオープンした新ムゼウムは旧資料館から面積が4倍に拡大。館内はポーランド孤児とユダヤ難民のエピソードを映像で紹介するシアタールームや、デジタル化した史料をタッチパネルで閲覧できるコーナーが新たに設けられ、子どもから大人までわかりやすい内容になっています。

ポーランド孤児が綴った日記やユダヤ難民の輸送業務にあたった日本人が残したアルバムなど、当時の人たちの心境を知ることができる貴重な展示の数々は必見。

 

敦賀に上陸したポーランド孤児やユダヤ難民との交流は100年近く経った今も続いており、館内の「交流コーナー」では本人をはじめ、家族や関係国との心温まるエピソードも紹介されています。

 

敦賀のまちを知るなら、まずはこの場所から訪れてみましょう。

 

 

リニューアルした館内をご案内


まずは敦賀港の発展を紹介したコーナーで時代背景を知ることからスタート。


古代から現代まで敦賀港のあゆみを時代ごとに紹介した無料の展示スペース。


こちらは「人道の港敦賀」にまつわるエピソードを紹介するシアター。

ナレーションは敦賀出身の俳優・大和田伸也さんが担当しています。

 


当時の査証(ビザ)のレプリカやユダヤ難民が残した時計なども見ることができます。

 


「交流コーナー」では今も続く心温まる交流の様子を紹介。

メッセージも記入できます。

\敦賀に来たらまずはここ!貴重な展示の数々は必見です! /

人道の港 敦賀ムゼウム
 
福井県敦賀市金ケ崎町23-1
☎0770-37-1035
【営】9:00~17:00(入館は16:30 まで)
【休】水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
【料金】一般:500円、小学生以下:300円、4歳未満無料
公式ホームページ

いかがでしたか?

展示がさらに充実した「敦賀ムゼウム」に、ぜひ一度足を運んでみてくださいね♪

 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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