【福井】旅はサスペンスから始まる。《街角リレーエッセイ 第4レーン》

【福井】旅はサスペンスから始まる。《街角リレーエッセイ 第4レーン》

日本全国のメディアをエッセイで繋ぐ、この企画。5つのレーンで、次々とバトン(テーマ)を変えて、次の街角にリレーしていきます。

第3走者(第3レーン)は長崎、広島、和歌山、京都、大阪と今回から福井が参加。

前の走者から渡されたテーマを、どうエッセイにするか、それぞれの土地柄を楽しめます。

今回は、福井県「ふーぽ

長崎県から福井県へ渡す第4レーンのバトンは、「福井に来たならここは行くべき!」です。

エッセイテーマ:旅はサスペンスから始まる。

全国のローカルメディアがエッセイでリレーするこの企画。
福井からは、ローカルライフマガジン『月刊fu』、ポータルサイト『ふーぽ』の川端がお届けします。

長崎からもらったバトンは「福井に来たならここは行くべき!」。

写真:Hiroshi Ohnuki

福井には新旧スポット、いろいろあります。

でもね、まずはやっぱり、サスペンスの聖地「東尋坊」を推したいです。

この崖で、いくつもの事件の真実が明らかになり、犯人が身の上話を語りました。

以前テレビ番組で、2時間ドラマの帝王・船越英一郎さんが「お気に入りの崖は東尋坊」とおっしゃっていて、小躍りしましたね。

写真:Hiroshi Ohnuki

「東尋坊」の由来は、平安時代に実在した僧侶の名前。

ある女性を巡り、恋敵の僧侶に呼び出された東尋坊は、酒に酔わされ、崖から突き落とされます。

そこから49日間、海が荒れたことから「東尋坊」と呼ばれるようになったそう。

名前の由来もサスペンス、いや、昼ドラ…?

トリコロールの東尋坊タワーも、昭和レトロできゅんとします。

昭和39(1964)年、東京オリンピックの年に竣工された地上55mの展望台。

京都タワーさんと同期です。

 

崖までの道には飲食店が並び、海鮮丼やご当地アイスなど、食べ歩きも楽しいですよ。

私のおすすめは、「お食事処ゆき」の「イカスミブラック」。

イカスミを使った真っ黒なバニラソフトクリームで、コクがあっておいしいです。

ただ、崖下から出る遊覧船に乗る方は、食べ過ぎないようご注意を。

日本海の波、侮るなかれ。

 

東尋坊に行ったなら、ぜひ立ち寄ってほしい(食べてほしい)お店を2軒。

東尋坊から車で5分、海を見渡せる高台にある「コーヒー&レスト アメリカン」は、夏季限定の「サザエオムライス」1,100円(税込)が絶品です。

地元の海女さんがとったサザエたっぷりの和風オムライス。肝ソースでいただきます。

東尋坊から車で6分、えちぜん鉄道三国芦原線「三国駅」近くの「Alice CAFE&BAR」では、看板メニューの「アリスライス」1,100円(税込)。

ピラフの上に、やわらかい牛ロースステーキがドーン。このボリュームですが、女性でもペロリです。

さらにこちらでは、営業中に時間があれば、マスターの占いが無料で受けられます。

四柱推命と算命学で、当たると評判なんですよ。

生年月日と生まれた時刻が分かれば、中国の占星術「紫微斗数(しびとすう)」で個人の先天運(持って生まれた性質や宿命)も読み解いてくれます。

 


次回は、和歌山にバトンを渡します。

いつか歩きたい、世界遺産・熊野古道。憧れの地のひとつです。

お題は「最高の贅沢」。

ごほうびに行く場所、食べるもの、見るもの…。和歌山ならではの贅沢を教えてください。

 

街角リレーエッセイ 参加メディア
・【長崎】ながさきプレス
・【広島】Wink
・【和歌山】もっと和歌山
・【大阪】SAVVY
・【京都】ハンケイ500m
・【福井】ふーぽ

 

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