いやはや、思い出したくもない黒歴史を聞きたがるとは竹村さんもモノ好きですねぇ(苦笑)。
この業界にいると、データが飛んじゃったとか 印刷ミスがあって刷り直しが発生したとか 写真の撮り忘れで再撮することになったとか 編集者の誰もが一度は経験しているはず。
(…あれ?そうですよね編集者のみなさん?)
もちろん私も上記失敗はしっかりコンプリートしていまして、とんでもなく怒られた&謝罪した過去が多々あります。
特に印刷に関しては、自社工場で刷っていることもあり製版(印刷に必要な版を作るための工程)がいかに重要であるかをもう一度学び直しなさいというお叱りを受け、数日間工場研修へ。
申し訳なくて情けなくて悔しくて…
いろんな感情が交差しながら製本作業したのを思い出しました。初心忘るべからず、ですね。
さて、そんな数々のミスをしまくってきた私ですが、なかでも最もヤバいやらかし事件…もう時効なのでここで白状しましょう。
題して「取材場所間違えちゃったどうしようinグアム」!

プライベート旅行ではないです、れっきとした取材です!
はるか昔、国内の旅行会社からの広告案件で「グアムで楽しんでいる様子を雑誌で紹介してほしい」という有難い依頼をいただいたことがありまして。
2泊3日のグアム旅行記として取材・掲載しました。
グアムでの取材先は指定されていたものの、すべての手配を自らやらなければならなかったので英語に大苦戦しながら現地スタッフとメールでやりとり。
なんとかうまくアポが取れ、無事グアムにも到着し、順調に進むものだと信じていたのですが…
1軒目の取材場所に行くと「そんな話は聞いていない」と。
スマホなんて存在すらしていない当時、カタコトの英語しか喋れず電話もつながらず、持っているのは出力した紙のメール画面とMAPのみ。
完全に、詰んだ。
血の気が引くとはまさにこのことだなと、不思議と冷静に納得したのを記憶しています。

まさかこんなことになるとは思ってもいなかった、取材前夜の楽しい食事。この見事な浮かれっぷりが、仕事の神様を怒らせたのでしょう…(涙)
どうやら同じ名前の違う店に来てしまっていた模様。
普段ならすぐ対応、となりますが、ここは異国の地・グアム。
「わたしミステイク!本当はこの場所に、want to go!!」と焦りのルー語を連発しながら、ほぼジェスチャーと熱量だけで必死に伝えることしかできませんでした…のに!
私の絶望的な様子を察してか、間違って行ってしまった店のスタッフさんがなんと取材場所まで車で送ってくれ、その取材先でも英語で事情を説明してくださり、なんとか、本当になんとか、事なきを得たのです。
グアムの人って、なんて優しいんだ…!!!
全然関係ないのに巻き込んでしまったあの時のスタッフさん、ありがとう、そして心よりお詫び申し上げます。

すったもんだあった後、取材先で撮影した写真。安堵の一枚です(笑)
いやー、長く働いているといろんなことがありますね。
このエッセイによって当時の苦い思い出が蘇りました。
小学二年生の娘がいま英語を習っているのですが私も一緒に行こうかなと改めて考え始めた今日この頃です(笑)。