みんなでワクワク!敦賀の海をクリーンアップ。敦賀市のTeam Clean Blue(チームクリーンブルー)・前田和代さん【嶺南こんにちは通信】

みんなでワクワク!敦賀の海をクリーンアップ。敦賀市のTeam Clean Blue(チームクリーンブルー)・前田和代さん【嶺南こんにちは通信】

こんにちは、ふーぽ編集部です。

嶺南在住クリエイターがいま会ってほしいローカルピープル情報をお届けする【嶺南こんにちは通信】。

今回は、敦賀市のTeam Clean Blue(チームクリーンブルー)・前田和代さんです。

お気に入りの嶺南スポットも教えていただきました。

みんなでワクワク!敦賀の海をクリーンアップ。

毎月第3日曜の午前中。

敦賀市東浦の浜辺で清々しい笑顔で動き回るのは、漂着ごみを清掃する市民団体「チームクリーンブルー」代表の前田和代さんです。

2020年から始めた「わくわくクリーンビーチ」は、「誰もが海に親しみ、自然を楽しみながら砂浜をきれいに」を目標に、ほぼ欠かさず続けています。

市内外から集う老若男女約30人と共に、浜辺に打ち上げられたペットボトルなどの漂着物を拾い集め、素材ごとに分類。

「きれいになると本当に嬉しいです。敦賀は海と山が近接していて、一体感のある景色が魅力。だからこそ、増え続ける漂着ごみを減らし、美しい海を守りたいんです」

石川県生まれ。

幼い頃、父と海で遊んだ楽しい記憶が、前田さんの海への深い愛情の原点です。

福井県立大学海洋生物資源学部を卒業後、石川の動物園や水族館に勤務し、24歳で結婚を機に小浜市へ移住しました。

縁あって20年前に敦賀市に移り、現在は若狭町の県海浜自然センターで自然体験事業に携わります。

その傍ら、若狭湾を拠点に海ごみ問題に取り組む団体「アノミアーナ」で活動し、海と生物への情熱は人一倍強い。

常連さんも初参加の人も、協力してごみを回収

多彩な経験を生かし、敦賀を想う仲間と立ち上げたのが「チームクリーンブルー」です。

きっかけは、西浦海岸で一人清掃をしていた前代表の名子(なご)朋宏さんと、アノミアーナの上塚千夏さんとの出会い。

「豊かな海を未来へ繋ぎたい」と意気投合し、その実現へと歩み始めました。

以来、「海の魅力を人々に伝えるインタープリター(自然解説者)」を自認し、清掃後や市内外の企業の研修、小中学校などで、漂着ごみの現状と課題について講演しています。

「海結(うみゆい)」とコラボして作った海洋プラスチックピアス。福井市鮎川町「幻想クラゲ館 Atolla」で限定販売

また、「未来を担う子どもや若い世代が気軽に関心を持てるように」と、海洋プラスチックでキーホルダーを作るアップサイクル体験なども実施。

さらに2年前から、市内の旅行会社「マップトラベル」と連携し、観光客向けにサステナブルな体験を提供しています。

 

家事や仕事に忙しい日々の中で、ただ青い海原を眺める時間は、心の栄養剤です。

前田さんは今日も多くの人に海の尊さを伝えるバトンを託すため、波打ち際に立ち続けます。

Team Clean Blue(チームクリーンブルー)

福井県敦賀市昭和町2-16-3(旧丹尾商店2階)
☎なし
※お越しの際はインスタDMで予約を
Instagram

お気に入りの“嶺南”スポット

池河内(いけのこうち)湿原【敦賀市】

前田さん
敦賀湾へと続く市内を流れる笙(しょう)の川の源流に広がる山間の湿地帯です。メダカなどさまざまな生物が息づいていて、豊かな命の営みが感じられます。自然に身を委ね、静寂の中に耳を澄ませながら一人で過ごしていると、心が解き放たれ、活力が湧き上がってきます。

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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