「町の記憶と思い出を繋ぎ、新たなワクワクを生み出したい! 」敦賀市にある駄菓子屋のんのん店主・大石愛子さん【嶺南こんにちは通信】

「町の記憶と思い出を繋ぎ、新たなワクワクを生み出したい! 」敦賀市にある駄菓子屋のんのん店主・大石愛子さん【嶺南こんにちは通信】

こんにちは、ふーぽ編集部です。

嶺南在住クリエイターがいま会ってほしいローカルピープル情報をお届けする【嶺南こんにちは通信】

今回は、敦賀市にある駄菓子屋のんのん店主・大石愛子(おおいしあいこ)さんです。

お気に入りの嶺南スポットも教えていただきました。

町の記憶と思い出を繋ぎ、新たなワクワクを生み出したい!

敦賀市の神楽町1丁目商店街。

その一角にある市内唯一の駄菓子屋「のんのん」の引き戸を開けると、壁一面の棚に隙間なく色とりどりの駄菓子が並びます。

「たくさんの 駄菓子でお客さんをお迎えしたいんです。子どもがワクワクして、大人は童心にかえれる場所でありたい」と店主の大石愛子さんは棚を眺めながら微笑みます。

 

2022年の春、80歳になる前店主が店を畳もうとしていると耳にし、その12月末に「福井県事業承継・引継ぎ支援センター」を通じて店を受け継ぎました。

「敦賀で25年も愛されてきたお店の灯りを守りたくて。この町になくてはならないお店を受け継いだという気持ちですね」

木目調のどこか懐かしく温かみのある店内

敦賀市生まれの大石さんは、父親が立ち上げた会社でイベントプランナーとして働いています。

商店街のイベントなどに度々関わり、また、出産を経たことで「馴染み深いこの町で、子育ての経験を活かして何かトライしたい」という思いが募り、駄菓子屋を始めることを決意しました。

仕入れの時や棚に並べる際はいつも子どもたちの笑顔を思い浮かべながら

週末は開店から閉店まで、親子連れや小中高校ら幅広い世代のお客がひっきりなしに訪れます。

市内で暮らす両親らの協力を得ながら、仕事と子育てを両立する忙しい毎日ですが、前店主からの常連客に「お店を続けてくれてありがとう」「頑張って!」と声をかけられる度に、店を守り、続けていくことに誇りとやりがいを感じています。

子どもに限らず大人も気軽に立ち寄れて、笑顔になれる店を目指す大石さん。

お客にもっと楽しんでほしいと、駄菓子や玩具の種類を次々と増やしています。

商店街にあるコワーキングスペースや近くの助産院に無人販売の駄菓子箱を設置したり、駄菓子屋がない地区に車で出向く「移動する駄菓子屋」など、ユニークな構想も温めています。

昔ながらの良さを大切にしながらも、新しいことにどんどん チャレンジしたいですね」。

古き良き駄菓子文化を現代の子どもたちに伝えながら、受け継いだお店のバトンを未来に渡したい。

多くの人の応援と笑顔を追い風に走り始めた大石さんのスタートダッシュは上々です。

駄菓子屋 のんのん

福井県敦賀市神楽町1-4-15
☎0770-23-8015
【営】月・木・金曜11:00~16:00  土・日・祝10:00~17:00
【休】火・水曜
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お気に入りの“嶺南”スポット

商店街から眺める氣比神宮大鳥居【敦賀市】
大石さん

神楽町1丁目のアーケード商店街からほぼ一直線。

正面に見える木造の大きな鳥居の迫力が素晴らしい。

日本三大木造鳥居の一つで国の重要文化財に指定されています。

そのすぐそばで店を営むことができて、いつでも眺められるなんて幸せ!

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※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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