歌うこと、話すこと。この二つのおかげで僕は好きだった吹奏楽とも関わり続け、仕事ができています。 “歌うナレーター”岡田健志さん。【こたかな福井びと】

    歌うこと、話すこと。この二つのおかげで僕は好きだった吹奏楽とも関わり続け、仕事ができています。 “歌うナレーター”岡田健志さん。【こたかな福井びと】

    こんにちは! ふーぽ編集部です。

    連載「こたかな福井びと」では、福井県に住んでいて夢をかなえた人、夢にチャレンジしている人をミニインタビューで紹介します。

    この連載は、FMふくい、FM石川、FMとやまの北陸3局がお送りする番組「CHIKOのこたかな」(制作・FMとやま)とのコラボ企画。

    各ラジオ局で同じ内容を北陸3県で放送しています。

    FMふくいでは、毎週日曜日の13:55~14:00に絶賛放送中。

    第24回は、ナレーターや朗読家として活動する坂井市の岡田健志さん

    FMふくいでは、2025年2月23日(日)に放送予定です。

      歌としゃべり。この二つのおかげで僕は好きだった吹奏楽とも関わり続け、仕事ができています。

      “好きなことを仕事に”そんな夢を抱く人は多いでしょう。

      叶える人もいれば、挫折を味わい諦める人も。

      ですが、さまざまな経験を経てほどよい距離感で好きなことと関わる人もいます。

      今回紹介する岡田健志さんがその一人です。

      福井県坂井市三国町出身の岡田さんは、歌とナレーションを軸に全国で活躍しています。

      県内では2017年から続く福井テレビ「日本全国福むすび」のナレーション、2018年からは福井県坂井市で毎年開催される北陸最大級のイベント「三国花火大会」の司会を担当。

      全国放送では「Hotto Motto」のCMナレーション(2020年)や「ヤマダ電気」にて顔出し出演(2021年)、ほかにも「バンダイナムコ商品」のCMソング(2021年)などの仕事もしています。

      「声」で表現することに長けていたのは学生時代から。

      「昔からすっごくおしゃべりで。文化祭で司会をしたり、ステージで弾き語りをしたり、とにかく目立ちたがりでした」

      高校1年生の頃はNHK BSの歌のオーディションではファイナリストに選出。

      また、文化部の甲子園とも呼ばれる「全国高等学校総合文化祭」にて、イメージソングのソロシンガーオーディションに合格。初のCDレコーディングやサンドーム福井で約6,000人の前で歌うことを経験。

      高校生ながら着々と実績を残していました。

      そんな岡田さんですが、一番好きなことは「吹奏楽」だと話します。

      歌としゃべりで活躍する傍ら、中学の頃からずっと吹奏楽部でトランペットを演奏していたそう。

      福井大学に進学後も吹奏楽部に所属。指導や指揮も担当し、夏のコンクールでは北陸大会で金賞を獲得するなど、指導者としての成果も上げました。

      ほかにも、実力が認められ県内の高校吹奏楽部を複数指導したことも。

      大学卒業後は県立高校の常勤講師として赴任。意気揚々と現場に出たものの、授業も部活もうまくいかない日々。
      一見、“好きなことを仕事”にできたはずの岡田さんでしたが、次第に授業や部活での指導に行き詰まりを感じ、自信を失っていったそうです。

      「周りからはうまくできているように見えていたかも知れませんが、生徒たちとの距離感や熱意の差などに悩むことが増え、自分には教える適性がないんだと感じるようになりました」

      そうした葛藤を経て、教職を離れる決断をします。

      その後数年間は迷走の連続。

      自信を失くし、新しい仕事を前向きに探すことも難しく、東京の友達の家を転々とする日々を過ごしていたそう。

      愛用する仕事道具と、2021年に自主企画した「銀河鉄道の夜」朗読会のチラシ

      このままではいけないと思った岡田さんは学生時代から得意だった「歌うことと話すこと」が活かせる仕事を探そうと決意。
      「地元の友人たちに無職と知られるのがイヤで“音楽活動のために先生を辞めた”とフィクションのストーリーを作っていたんです。でも、いつしかそれが本当のことになっていましたね」

      地元に帰り、自主企画のライブやコンサートを開催しながら道を切り開いていきます。
      大学時代からコンサートやブライダルでの司会経験があったことも功を奏し、次第に仕事が増えていきました。

      また、ナレーターや声優、リポーターとして活躍する「篠原さなえさん」と出会い、オンラインでナレーションのレッスンを受講。翌年には県内TVCMナレーションを担当するまでになりました。

      三国町の自宅に収録ブースを設置してからは北陸だけにとどまらず、北海道から沖縄まで全2,000社ほどに自ら営業をかけ、仕事を獲得。

      どんなに小さなチャンスも逃さず挑戦した結果、声の仕事や司会の依頼が増えていきました。

      元劇団四季の看板俳優で現在「Les Misérables」ジャンバルジャン役・飯田洋輔さんとのデュオ

      高校の定期演奏会での朗読

      声の仕事を続ける中で、一度は離れてしまった吹奏楽とも再びつながりが生まれました。

      「地元吹奏楽団の司会にはじまり、日本各地の吹奏楽の公演に声をかけていただけるようになりました。最近は司会だけでなく演奏に合わせて朗読をしたり、ミュージカルを歌ったり…。以前とは違う形ではありますが、吹奏楽との関わりが広がっていきました」

      岡田さんはこう語ります。

      「好きなことだけを追い求めてもうまくいかなかった。でも得意分野を伸ばしたことで、最終的に好きなことにも関わることができました」

      成功の秘訣は好きなことだけにこだわらず「自分の適性を見極める」こと。

       

      現在、岡田さんはナレーションや司会業に加え、福井の若い歌手が活躍できるミュージカルなどを企画し、後進の育成に力を注いでいます。

      「自分がずっと現役でいるわけにはいきません。世代交代して若い人たちに活躍してほしい!」と笑います。

      その笑顔には、これまでの努力と挑戦が生み出した確かな充実感がにじみでていました。

      岡田 健志(おかだ けんじ)

      福井県坂井市三国町出身のナレーション・MC・朗読家。福井テレビ「日本全国福むすび」ナレーションや北陸最大級の花火大会「三国花火」の司会などを担当。ほかにも福井県在住でありながら、地上波全国放送のTVCMにてナレーション、CMソング、顔出し出演を果たす。


      「CHIKOのこたかな」(制作・FMとやま)は、FMふくい毎週日曜日の13:55~14:00に絶賛放送中。

      岡田健志さんをご紹介した第24回は、2月23日(日)に放送されます。

      なお「放送時間にラジオを聞けない」という方や聞き逃してしまった方も、ご安心を。

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