サンドイッチの名前の由来と歴史。日本での進化と世界のサンドも紹介

    サンドイッチの名前の由来と歴史。日本での進化と世界のサンドも紹介

    サンドイッチの名前の由来は、18世紀イギリスのとある貴族にあった?

    意外と知らないサンドイッチの歴史と、日本・世界での多彩な進化をわかりやすく紹介します。

    サンドイッチに隠された意外な物語や、もっとおいしくなる小ネタを一緒に学びましょう。

      「サンドイッチ」は忙しさの賜物

      サンドイッチという名称は、18世紀の英国名門貴族である第4代サンドイッチ伯爵ジョン・モンタギューが由来です。

      ちなみに爵位名は、モンタギュー家の初代が所有していた小さな港町「サンドイッチ」から付けられています。

      諸説あるが、よく知られているのは「賭けトランプが大好きだったサンドイッチ伯爵が、席を立つのも嫌がり、冷肉を挟んだパンを持ってこさせた」というもの。

      ただしこれは俗説で、大臣を何度も務めるほど精力的な政治家だった彼は、デスクで執務に忙殺されていたとも。

      どちらにしても、彼にとってサンドイッチは手を止めずして腹を満たせる理想の食事だったのでしょう。

      サンドイッチ伯爵が食べた「冷肉を挟んだパン」を再現!今でいうローストビーフをトースト2枚で挟みます

      ところで、肉なり野菜なりを挟んだパン自体は、少なくともパンを食べる国ではありふれた食事法で、古くから世界各地にありました。

       

      記録に残る最古のサンドイッチは紀元前1世紀の「コレフ」。

      ユダヤ教の祭りに出てくるもので、苦いハーブをマッツォというパンに挟んで食べていたとされます。

      つまるところ、伯爵はサンドイッチを発明したわけで も、最初に食べたわけでもありません。

      いわば名付け親なのです。

       

      しかし1760〜70年代にかけて「サンドイッチ」が一般名称として(歴史家の日記や料理書にも登場!)あっという間に定着しました。

      ということは、伯爵が度々それを食べていて、目撃者たちが彼の名を付けたくなったのかもしれません。

      以降、肉だけでなくパンに何かを挟んだものを通称サンドイッチと呼ぶようになりました。

      とにかく多忙であった伯爵に感謝しつつ、今日も私たちはサンドイッチを食べるのです。

       

      世界の気になるサンド

      世界各地で独自に定着、進化していったサンドイッチ。

      県内でも食べられるものをピックアップ!

      キューバサンド

      キューバ系移民によってアメリカに伝わり、世界中で人気に。

      キューバンブレッド(フランスパンに似たパン)に、ローストポークやハム、チーズ、ピクルスなどを挟み、プレス機でカリッと焼き上げています。

      バインミー

      かつてフランスの植民地だったベトナムに、フランスパンが持ち込まれて生まれたサンドイッチ。

      軽めのフランスパンに、ハムやなます、香味野菜などをたっぷり挟みます。

      現地では朝食用に屋台で売られることが多い。

      パニーニ

      もとはイタリアで「小さいパン」を意味する「パニーノ」の複数形で、現在はサンドイッチのことを指します。

      日本でメジャーなのは、チャバタなどの小型パンでハムやチーズ、トマト、レタスなどを挟んで焼いたもの。

      クロックムッシュ

      フランスのオペラ座の近くのカフェで提供されたのが始まりで、直訳すると「カリッとした紳士」。

      パンにハムとチーズを挟んで焼き、ベシャメルソースを仕上げにかけます。

      目玉焼きをのせたものは「クロックマダム」と呼ばれます。

       

      日本サンドウヰッチの歴史

      日本にサンドイッチが伝わったのは明治時代とされます。

      イギリスの「ティー・サンドイッチ」をルーツに、薄い食パンにキュウリやハムなどを挟んだものが一般的でした。

      国内に広く普及したのは、鎌倉の「大船軒」が売り出した日本初のサンドイッチ駅弁がきっかけ。

      大正時代にはフルーツパーラーでフルーツサンドが提供されたとも。

      昭和以降、食の欧米化によるパン食の普及や純喫茶ブーム、さらにコンビニエンスストアが全国各地に登場すると、サンドイッチはおにぎりと並んで手軽な軽食として地位を確立。

      あんバターやだしまきサンド、焼きそばを挟んだ日本ならではのサンドも続々と誕生しました。

      これからも独自に進化を続けるであろう日本のサンドイッチに刮目せよ!

      明治時代
      銀座や神戸の高級洋食店でサンドイッチが提供されるように

      1899(明治32)年
      「大船軒」が初めて駅弁としてサンドイッチを発売。ボンレスハムとチー ズの2種で、現在も販売中!

      大正時代
      フルーツパーラーで、フルーツサンドが提供されていた説あり

      1935(昭和10)年
      「井泉」がトンカツのサンドイッチ(カツサンド)を作り始める。芸者の口元が汚れないようにとの気遣いから考案された

      1964(昭和39)年
      東京オリンピック会場にて三角形に切ったサンドイッチを販売。これを機に三角サンドが普及したとか

      昭和中期以降
      パン屋やコンビニエンスストアが全国で誕生し、手軽に食べられるサンドイッチが広まっていった

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