永平寺町にオープンした黒龍酒造の複合施設「ESHIKOTO」内のカフェ「acoya」は心澄み渡る至福の空間。パノラマの景色を眺めながら、旬のパフェでひとやすみ。

永平寺町にオープンした黒龍酒造の複合施設「ESHIKOTO」内のカフェ「acoya」は心澄み渡る至福の空間。パノラマの景色を眺めながら、旬のパフェでひとやすみ。

こんにちは、ふーぽ編集部の雪森です。

福井県坂井市と勝山市を結ぶ、通称「鮎街道」沿いの一角。

九頭竜川の流れを見渡せる丘の上に、黒龍酒造を擁する「石田屋二左衛門」の酒蔵観光施設「ESHIKOTO(えしこと)がオープンしました。

ガラス張りのテラスが目印。モニュメントのような壮大な建物が「ESHIKOTO」です。

正面向かって左側が「酒樂棟(しゅらくとう)

奥がスパークリング日本酒を貯蔵する「臥龍棟(がりゅうとう)になっています。

 

「酒樂棟」には、パティスリーと食前酒(アペロ)をサーブするカウンターを併設したカフェレストラン「acoya(あこや)と、黒龍酒造の各銘柄のテイスティングや商品の購入ができる「石田屋ESHIKOTO店」の2店舗が入っています。

 

今回は「acoya」に伺いました。

建物に足を踏み入れてまず驚くのは、テラスの前に広がる自然の景色の美しさと開放感!

風が爽やかに吹き抜け、胸いっぱいに深呼吸したくなります。

まるでこころが澄み渡るようなロケーション

「acoya」の店内は笏谷石の床に一枚板の杉のテーブルが置かれ、オーセンティックな雰囲気。

「禅・食・酒」をコンセプトに、福井の食材や調味料をふんだんに使用した朝膳や昼膳、スイーツを楽しめます。

 

自然との一体感を感じてもらうため、店舗前の電線は地中に埋め込み、店内は壁一面ガラス張り。

緑の山々と川の流れが見渡せる、パノラマの空間が広がっています。

ここでぜひ味わってほしいのは、パティシエールの岡田麻波さんが作る『パフェ』

旬の果物をたっぷり使いジュレやコンフィチュール、クランブルに至るまで手作りしています。

 

この日(7月)は、桃をたっぷり使ったパフェをいただきました。(ハーブティーとセットで税込2,800円)

桃の甘さを味わった後は、底に近づくにつれて酸味を効かせたジュレやソースが顔を出し、風味や食感のアクセントやグラデーションを持たせていることがわかります。

・・・これはまさしく、『食べるアート』や!

一口ごとに幸せの余韻が広がり、また次の季節が待ち遠しくなりました。

また、入口にはパティスリーが併設され、酒粕や黄金の梅など地元産の食材を使った焼き菓子を販売しています。

壁には福井在住の書家、西山佳邨さんの素敵なアートも飾られていますよ。

 

カフェのほか、モーニング(土日祝のみ)やランチも人気で、朝膳はお粥セットか蒸しパンセット昼膳は魚か肉を選べます

※いずれも予約制

 

今後はテラスで写経やヨガ教室なども行われるそう。

ぜひ、心地よい時間を過ごしに出かけてみてくださいね。

 

Apéro&Pâtisserie acoya(アペロ&パティスリー アコヤ)

福井県吉田郡永平寺町下浄法寺12-17「ESHIKOTO」酒樂棟2F-B
☎0776-97-9396

【営】10:00~17:00(モーニング8:00~9:30※土日祝のみ、ランチ11:30~13:30LO、カフェ14:00~15:30LO)
【休】水曜、第1・3・5火曜
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※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

雪森
writer : 雪森

神出鬼没に福井の「あら、すてき」「これ、いいんじゃない?」スポットをすり抜けます。過敏なジャンルはファッション、バブリーな人やモノ、昭和の残り香、フランス、からだによいこと系。
いつか、ふーぽ海外取材をしたいともくろんでいます。

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