いい写真を撮影したい初心者に送る!カメラの使い方と写真の基本の「き」。

いい写真を撮影したい初心者に送る!カメラの使い方と写真の基本の「き」。

こんにちは! ふーぽ編集部です♪

デジカメやスマホの進化とともに写真を撮る機会って増えましたよね。皆さん1日1枚はパシャリとしているのでは?

自然豊かな場所に行くと、いい写真を撮りたいなあと思ったりしませんか。

ということで、カメラ選びや撮影方法の基本などをざっと解説しちゃいます。

知っておくと、いつも何気なく撮っている一枚がもっとステキになること間違いなしですよ。

STEP.01 自分にピッタリのカメラを選ぼう。

まずは自分に合ったデジタルカメラを選ぶことが大事!
カメラそれぞれの特徴を知って、目的や撮影スタイルに合わせて選んでみましょう。


A.一眼レフカメラ


好みや目的に応じてシャッタースピードや明るさなど設定を自由に変えられる、言わずと知れた本格派カメラです。

記念撮影はもちろん、速い動きやクローズアップにも対応! 各メーカーが色んな種類を出していて交換レンズも豊富ですよ。

写真のクオリティにこだわりたい人にぴったりですね。




B.ミラーレス一眼カメラ


性能はほぼ一眼レフと変わらないながら、反射ミラーが内蔵されていないので小さくて軽いのが特徴です。

液晶モニターが綺麗で見やすい! その画面を見ながら撮影すればOKなのでより簡単ですね。

写真の表現にはこだわりつつ、気軽に持ち歩きたい人向けです。




C.コンパクトカメラ、スマートフォン


レンズ交換ができない小型カメラは、まとめてコンパクトカメラと呼ばれます。

持ち歩きやすさ、親しみやすさはバツグンでありながら、最近は撮影の際に細かな設定が可能なものも増えています。

さっと取り出して撮影したい人で、スマートフォンではなく撮影専用機が欲しい人はコンパクトカメラがおすすめですよ。



身軽さ、気軽さではダントツのスマートフォンカメラ。みなさんもお持ちの方がほとんどなのではないでしょうか。

色んなカメラアプリも魅力ですよね。最近の機種は画質もきれいだし、カメラを別で持ち歩くのが面倒、という方はスマホカメラで十分だと思いますよ。






STEP.02 シャッター速度と絞り(F値)の関係って?


「絞り(F値)」と「シャッター速度」というものを、皆さん一度は聞いたことありますよね?

この2つの関係を知っておくと、撮影のコツがよくわかるんです。



まず、「絞り(F値)」とは、カメラの中にある丸い穴の機構の大きさを変化させて、レンズから入る光の量を調整することです。

数値が大きい(=絞りを絞る)ほど穴が小さくなり、レンズから入る光の量は少なくなります。その逆に、数値が小さい(=絞りを開ける)ほど穴が大きくなり、入る光の量が多くなります。

「シャッター速度」とは、レンズから光を入れる時間のことです。シャッター速度が速くなるほど、光を入れる時間は短くなります。

この2つを掛け合わせることで、写真の明るさ(露光量)が決まるんです。





STEP.03 憧れの「ボケ」写真に挑戦!

デジタル一眼レフやミラーレス一眼など、「絞り(F値)」を調節できるカメラなら、憧れの「ボケ」写真が撮れるんです。

最近は、「ボケ」が大きい写真を好む人が増えているようですね。

被写体の目立たせたい部分にだけピントを合わせて、そのほかの部分をボケさせる写真は、伝えたいことをはっきり表現できます。

さらには奥行きや立体感を表現したり、ボケた部分への想像力をかきたてる写真にもできちゃいます。


絞り(F値)を小さくすると、ボケは大きく!


ボケを大きくしたいときは絞り(F値)の数値を小さく。逆に画面全体にピントを合わせたいときは数値を大きくします。

図の中では、最も周りがボケるのはF1.4。

F4、F8と絞りを絞っていき、F22までいくとボケた部分がなくなり全体がくっきりと写ります。


例えば、絞り(F値)を大きくする(=絞りを絞る)と、手前から奥まで全体にピントが合います。F22だとこれくらい。


逆に、絞り(F値)を小さく(=絞りを開ける)するとピントが一部分にだけ合い、他がボケます。F2.8にすると、このくらい。



背景をボケさせる4つのコツ!

①絞り(F値)は「小さく」
②ズームレンズは「望遠側」に
③被写体に「近づく」
④背景はできるだけ「離す」

この4つを守って撮影してみると、背景がきれいにボケた写真が撮れますよ♪


STEP.04 光と影に気をつけて表現しよう。

撮影の際、特に意識すべきは光の向きです。画面のクオリティを追求する人は、光にすごくこだわってるんですよ。

光があれば必ず影ができます。その影の出方によって写真の表現に違いが出てくるんです。撮影するときは、どこに影ができるか、影をどこまで薄くするか、などなど、影とうまく付き合えればこっちのもの!

嫌われがちな「逆行」も、うまく使えば素敵な演出ができちゃいます。

ちなみに太陽光や人工の光など、光の色の違いも写真に大きく影響しますね。


逆光


光が被写体の後ろから当たると、レンズがハレーションを起こして光に包まれたような柔らかい質感を表現できます。


サイド光


光がナナメやヨコから当たると、影もヨコに現れて立体感が出ます。被写体の形をしっかり表現できるんですよ。


順光


光が被写体の正面から当たる、もっとも一般的な状態です。影が現れない分平面的になりがちですが色彩はしっかり表現できます。


STEP.05 「構図」を意識して差をつけよう。


最近はカメラの性能が上がって誰でも、それなりにいい感じの写真が撮れるようになりましたね。そんな中、周りと差をつけるためには構図が大切なんです。「構図=撮る人のセンス」とも言えちゃいますね。

以下のような代表的な構図を覚えておいて撮影のときに使い分ければ、大きな力になります。

慣れてくると感覚的に構図を決められるようになるものです。そして、構図を理解しておけば基本を少しはずした味のある写真も狙えていいことづくめ!


日の丸構図


ストレートで単調な構図になりがちだけど、被写体によっては効果的です!


シンメトリ構図


上下や左右を同じにすることで安定感が出ます。


三分割構図


画面をタテかヨコに3分割。主役を3分の1の部分に置いて広い空間を表現しましょう。


三角構図


画面の中に三角形を作ることで、被写体の安定感を増します。


斜二分割構図


ナナメの線を活かすと写真に勢いが出て、動きを演出できますよ。


放射線構図


画面の一点から複数の線が伸びる構図で広がりや奥行きを強調できます。



STEP.06 人物を魅力的に撮るコツは?

人物を撮るときも、ただカメラを向けるんじゃなく少しの工夫で被写体の魅力を引き出せます。

ポイントは2つ。

まず、ピントは「目」に合わせるべし。人物に対したとき、最初に見るところは目なんです。これは被写体が動物の時も同じです。

また、モデルとなる人に意識して「ポーズ」を取ってもらうと、躍動感が生まれて魅力的な写真になります。撮る人が声をかけつつ、自然な動きを引き出しながら撮ってみましょ~。


ピントは、「目」に合わせる。


生きものを撮るときは、目をしっかりとらえると被写体の存在感がくっきり出ますよ。

顔が正面を向いていない場合は、より手前の目にピントを合わせて。人以外のペットなどでも同じです。


ポーズをつけて躍動感を。


カメラをとっさに向けるとつい「I」型の「棒立ち」になりがち。動きがなくてはつまらないですよね。



ナナメを向いたり、片足を前に出したり、引いたり。

体が「C」の型になるようにイメージしてひねるといい感じの動きが生まれます。



STEP.07 目指せ「自撮り」名人! 3つのポイント。

スマホカメラで自分を撮る「自撮り」。

SNSにアップしたり友だちに送ったりと、なにかと出番が多いですよね。簡単に撮れそうで、これがなかなか難しい・・・。

「奇跡の一枚」に出合う一番のコツは、とにかく何十枚、何百枚とたくさん撮ること!

顔の角度や光、背景や服の色などを変えながら自分にとって一番写りがいい写真の条件を研究してみましょう。


①ナナメ上45度から撮るべし


スマホの広角レンズは、近くのものが歪んで写るのでできるだけ顔から離して。上から撮ると目が大きく小顔に写りますよ。


②瞳に光を入れるべし


顔の印象は目によって左右されます。まぶしくないくらいの光が瞳に写り込むように撮ると「目がキラキラ輝く」ステキ写真に。


③服は中間色を選ぶべし


背景は白っぽい壁がオススメですが、白い服は顔色が暗く写るので避けた方がベター。
自分の顔色と相性がよいカラーを知っておくといいですね。





機械はニガテだから…とカメラを敬遠していた人も、基本が分かったところでチャレンジする意欲がわいてきたのでは?

あとは、ひたすらシャッターを押してたくさん撮影すること。それもいい写真を撮る大きな秘訣です。

カメラ片手に福井のまち歩きなんかも計画してみてはいかがでしょう。便利な機能をうまく使いながら、感性とスキルを磨いて自分らしい一枚を残してくださいね!




この記事ではピンホールカメラについて紹介しています。非日常感のある写真が撮れるのがピンホール写真の魅力です。写真撮影の参考にしてくださいね。

初心者向けピンホールカメラのすゝめ!ノスタルジックな雰囲気に浸ろう

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※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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