卒業生の仕事インタビュー【福井医療大学】

卒業生の仕事インタビュー【福井医療大学】

大学の卒業生はどんなところに就職しているんだろう?

卒業生に聞いてみました。

髙木 冬唯さん
職種:作業療法士
福井県立足羽高等学校出身 福井医療大学 リハビリテーション科  作業療法学専攻 2022年卒業

 

就職先
福井総合病院
福井県福井市江上町58-16-1
福井総合病院は、救急医療で地域を支えるとともに、北陸トップクラスのリハビリテーション環境を持つ病院です。
 
 

仕事について

作業療法士として、患者さんがその人らしい日常生活を送れるようにリハビリを行って支援しています。具体的には、身体機能や体力を上げることをはじめ、自助具の提供など日常生活動作の方法をアドバイスすること、そして生活の質を向上させることなどを行っています。

入院中や退院後で不安を感じる患者さんの気持ちに寄り添い、笑顔でコミュニケーションを取ることで安心させることも仕事の一つです。

作業療法士を目指すようになったきっかけは、学生時代に受けた怪我の治療です。運動部に所属していたため大きな怪我を何度もしましたが、私自身の身体を元の状態まで戻してくださったことに感銘を受け、作業療法士を目指すようになりました。

 

やりがいと大変なこと

患者さんとの信頼関係が大切な仕事なので、信頼関係が築けた証として患者さんからの「ありがとう」といった温かい言葉を頂けることにやりがいを感じています。患者さんが退院後にご自宅で生活している様子を聞くことも嬉しいです。

大変なことは日々の勉強。医療の進歩は著しいため、最新の知識や技術を得るため日々勉強に励んでいます。

 

社風について

「誠心誠意」を持って常に笑顔を絶やさず、患者さんの立場に沿ったリハビリを提供することに努めています。病院では様々な職種の方が勤めているので、分からないことが相談しやすく、働きやすい環境です。

 

出身大学について

大学では作業療法士になるための基礎知識や応用の講義を受け、実習では先輩職員の姿から明るいコミュニケーションの取り方を学びました。福井医療大学が取り入れているチューター制度では、少人数のグループに担当教員が付くので一人ひとり手厚く指導していただくことができます。

 

高校生へのアドバイス

作業療法士は人とのコミュニケーションが好きな人に向いている職業です。話すことが苦手な方でも、大学で必要なスキルを学ぶことができます。

将来に向けて夢や目標があるのであれば、些細なことでも周りの方々に相談してみてください。私は高校の時に作業療法士の夢を家族や先生、友人に相談したことでアドバイスを得ることができた結果、現在作業療法士として働くことができています。高校生の皆さんが夢を叶えられるよう、応援しています。 

 

職場の先輩より

先輩職員
リハビリテーション科
作業療法室長
明石 美穂さん

リハビリを進めて行く上では他部署との連携・外部との連携が必要不可欠です。髙木くんのコミュニケーション力で、これからも積極的に発信していってください。そして、今後は後輩育成にも力を注いで欲しいです。
 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

UP編集部
writer : UP編集部

「今の生活をよりよく」を目指し、ひとつのテーマを深掘りした1年保存版のフリーペーパー「UP」を発行しています。

嶺北10市町と連携制作し、各支町の行政施設等にも紙媒体を設置しています。

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