福井の妖怪マスター2人がコラボした夏にぴったりの「怪談・奇談イラスト展」が福井県文書館で絶賛開催中!!

    福井の妖怪マスター2人がコラボした夏にぴったりの「怪談・奇談イラスト展」が福井県文書館で絶賛開催中!!

    こんにちは!
    ふーぽ編集部・じんです。

    暑い日が続きますねー。

    そう、夏といえば妖怪(断定)。

    この福井県福井市に住んでいる世界的人気の妖怪絵師、Matthew Meyer(マット・マイヤー)さんをご存じですか?
     
    多種多様な日本の妖怪(Yokai)の姿を描き、国内外でカリスマ的な人気を集めているアメリカ出身のイラストレーターです。

    福井在住の妖怪絵師 Matthew Meyer(マット・マイヤー)さんにインタビュー。妖怪(Yokai)イラストが海外で大人気!!

    そのマットさんのイラストが、福井市の福井県立図書館内にある県文書館で2023年8月23日(水)まで展示されているということで、さっそく出かけてきましたよ。

    \こちらもお見逃しなく!!/

     会期中イベント 

    ※終了しました。

    2023年7月30日(日)14:00~
    トークイベント「ゆるっトーク 奇談・怪談・妖怪談義」
    【→
    詳細はこちらから


      イベント名は「マット・マイヤーさんのイラストで読む越前奇談怪談集」


      越前国(嶺北地方と敦賀市)にまつわる奇談・怪談がテーマ。

      それらが記されている江戸から明治期にかけての文献史料とともに、マット・マイヤーさんのイラストを見ることができます。


      なんとイラスト20点が今回のための描き下ろし新作だとか!!

      妖怪絵師マット・マイヤーさんのイラストで読む越前奇談怪談集

       


      江戸時代の地誌「越前国名蹟考」、明治期の随筆集「真雪草紙」など様々な文献に記された福井に関連する23の奇談・怪談を紹介。

      文献の原本や画像とともに、それぞれの話のワンシーンを描き下ろしたマイヤーさんのイラストが並んでいます。


      「抜け首」や「巨大すっぽん」「ぼた餅化物」のほか、命日に九十九橋に出現するという柴田勝家の亡霊の話など、福井県民ならおなじみの(?)怪談も多数。

      おどろおどろしい絵も多くて涼しさを感じられますね。

       

      マットさん

      どうも! ふーぽさん。

      お久しぶりです!!

      おお! 

      このお方こそ、国内外で絶大な人気を誇る、妖怪絵師のMatthew Meyer(マット・マイヤー)さんです。

      以前より、おひげがさっぱりしていますね。

      「百鬼夜行」柄のシャツだ。 ほしい!
       

      マットさんプロフィール

      Matthew Meyer(マット・マイヤー)

      イラストレーター、妖怪研究家

      1982年、アメリカ・ニュージャージー州出身。幼いころから日本のアニメやゲームを見て育ち、高校時代は黒澤明監督らの日本映画にのめり込む。美術大学の学生時代、浮世絵などの日本美術を学ぶため金沢市に1カ月間ホームステイした。2007年に再び英語塾の教師として来日。越前市に5年間暮らして同市の女性と結婚した。4年間米国に帰国後、2017年から福井市に住んでいる。日本の歴史や文化、美術、民話などに造詣が深い。

      マットさんの個人HP

      マットさんが運営する妖怪情報HP「yokai.com

       

      福井在住の妖怪絵師 Matthew Meyer(マット・マイヤー)さんにインタビュー。妖怪(Yokai)イラストが海外で大人気!!

      ふーぽ編集部
      ふーぽ
      無沙汰しています。マットさん。

      お元気そうで、なによりです。


      今回は描き下ろしの新作が多く展示されていますね。
       

       

      マットさん
      そうなんですよ。

      今までも、ちょこちょこ福井にちなんだ妖怪や風景を描いてきましたが、この展示では、新しい福井の妖怪をたくさん見てもらえてうれしいです。

       

      ふーぽ編集部
      ふーぽ

      そういえば、昨年夏に4冊目の妖怪画集を出版されたんですよね。

      それもすごい人気だったと聞いていますが、どんなテーマの本なのですか?

       

      マットさん

      メインテーマは「狐の嫁入り」です。

      それに加えて、コロナ禍の最中だったので過去に疫病が流行した際に現れたさまざまな「予言獣」を取り上げました。

      アメリカを中心に各国から60万ドル(約6,500万円!)が集まり、1万数千部を印刷したんです。

      ふーぽ編集部
      ふーぽ
      「狐の嫁入り」と「予言獣」!!

      相変わらず、なかなかのマニアックぶりですね。

      イタリア語版やフランス語版などヨーロッパでも出版されたとか。
      海外でも、妖怪ブームがどんどん広がっていますね。
       

       

      マットさん
      そうなんです。
      昨年5月には、招かれてイタリア書店や図書館でサイン会を開いたのですが、ものすごい熱気でした。

      故郷のアメリカでもたびたび妖怪に関する講演をしていますよ。

      このように、ワールドワイドな人気を誇るマットさんですが、そもそも今回こうやって福井の怪談・奇談をテーマにした展示会を開くことになったのは、「とある人からのお誘い」があったそうで・・・

      長野さん
      ふーぽさん、ようこそ!

       

      でました!

      この方こそ、福井が誇るもう一人の妖怪マスター(ふーぽ認定)である福井県文書館主任・長野栄俊さんです。

      長野さんは、あの予言獣「アマビエ」についてずいぶん以前から研究しておられて、例のコロナ禍の際のアマビエブームの際には、さまざまな新聞やテレビ、雑誌、果ては海外メディアまで引っ張りだこの大人気でした。

      ほかにも福井に関する妖怪や怪異譚、忍者、奇術、ニホンオオカミなどなど、ふーぽ好み(?)のテーマをいろいろ研究されている方なんです。

      新型コロナ封じで流行中の妖怪「アマビエ」の正体とは? 本気のアマビエ研究者がわかりやすく解説します!【ふーぽコラム】

      「日曜美術館」にアマビエ登場! なんと福井のアマビエ研究者と「ふーぽ」も紹介されます。4月26日(日)夜放送【ちょいネタ更新】


      何を隠そう、今回の展示の話をマットさんに持ち掛けたのは、この長野さん。

      半年以上をかけて、2人で準備を進めてこられたそうです。


      いやー、福井が誇る妖怪マスター(ふーぽ認定)の2人がこうやって並んでコラボするなんて、ふーぽ的には大事件ですよ!!

      ふーぽ編集部
      ふーぽ
      これまで長野さんが収集・研究してこられた福井に関する怪談・奇談ですが、こんなにあるんですね。

      こうやってマットさんのイラストと一緒に並ぶと圧巻です。

       

      長野さん
      そうなんです。

      今回の展示では、福井に関連した古文書の文章を僕が現代語に訳してからマットさんにお渡しして、それをもとにイラスト化していただくという形で進めました。

      僕自身もこれまで文字を読んで場面を想像していましたが、マットさんの絵があることで、より鮮やかにイメージが固まりましたね。

       

      ふーぽ編集部
      ふーぽ
      マットさんは、今回のイラストに取り組んでみていかがでしたか? 

       

      マットさん
      すごく楽しかったのと、大変だったとの両方ですね。
      時代考証や細部の表現には、妥協せずにとことんこだわりました。

      例えば江戸時代の福井城下の様子をちゃんと理解するために、長野さんに絵図などの古い史料を見せてもらったり、

      話の中で「どこそこの山から見た~」という記述があったら、実際にその山に登って風景を確認したりしました。

      だから、1枚描くごとにすごく時間がかかってしまいましたよ。
       
      ふーぽ編集部
      ふーぽ
      ひえー、さすがマットさんらしいこだわりっぷりですね。

       

      長野さん
      マットさんの情熱には、本当に頭が下がりました。
      そうしたディテールへのこだわりが、絵の迫力に繋がっていますよね。

      こういった怪異譚が多くの人を引き付けるのは、やはり当時の人たちの思いや息吹が生き生きと感じられるからだと思います。

      今回の展示を見た人が、福井という土地の歴史の奥深さに興味を持ってくれると嬉しいですね。
       
      マットさん
      僕は、福井の自然も人も街も大好きで、今回は、福井の妖怪をたくさん描きたいという長年抱いていた念願が叶いました。

      長野さんのおかげで、今まで知らなかった話を知ることができて、またしっかりした時代考証もできました。

      福井に関する怪異譚はまだまだたくさんあるそうなので、ぜひ引き続き描いていって、そのうち一冊の本にまとめたいですね。 


      このように、福井が世界に誇る2人の妖怪マスターがこだわりの限りを尽くした展示。妖怪好きなら絶対に見逃せませんよね!


      展示に合わせて、県立図書館内では妖怪本コーナーも設置されているそうです。


      またこの2人が、展示の裏話を語りつくすトークイベントが開催されます!

       

      トークイベント「ゆるっトーク 奇談・怪談・妖怪談義」
      ※終了しました。

      開催日:2023年7月30日(日)
      時間:14:00~15:30
      会場:福井県文書館 多目的ホール
      【⇒詳細はこちらから


      こちらもお見逃しなく!!


      ちなみに今回の展示の中で、ふーぽがイチオシするのが「月代(さかやき)の皮」という怪異譚です。

      それを描いたマットさんのイラストがこちら。


      一体なんでしょうか、これは??


      時代劇でもおなじみの通り、江戸時代の武士は前頭部から頭頂部を剃り上げた「月代(さかやき)」にして、ちょんまげを結っていました。それが・・・


      マットさんによると、日本の妖怪話の魅力の一つは「ロジックで説明できない点」だそうです。


      「月代の皮」がどんなお話かは、ぜひ会場でお確かめください。


      イベント「マット・マイヤーさんのイラストで読む越前奇談怪談集」は、福井県文書館で2023年8月23日(水)まで絶賛開催中です!!

      妖怪絵師マット・マイヤーさんのイラストで読む越前奇談怪談集

       

      県文書館の「企画展示」のHP内で、今回展示されているイラスト画像の一部をみることができます。

      【⇒福井県文書館の企画展示のHP


      マット・マイヤーさんの妖怪画集に興味を持たれた方は、こちらのAmazonでも購入が可能ですよ。

      ◆1冊目。比較的メジャーな妖怪からマイナーまで100種類を紹介する
      「The Night Parade of One Hundred Demons」「百鬼夜行」2012年発行)

      ◆2冊目は、夕暮れから日の出までに出会う怪異や悪い妖怪をテーマにした
      「The Hour of Meeting Evil Spirits」「逢魔が時」(2015)


      ◆3冊目は、中国など海外由来の妖怪を描いた
      「The Book of the Hakutaku」「白沢図」(2019)


      ◇下記のHPもぜひチェックを!


      マットさんの個人HP「Matthew Meyer the yokai guy

      マットさんが運営する妖怪情報HP「yokai.com

      ※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

      ※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

      じん
      writer : じん

      雑食系フィールドワーカーにしてアームチェアディテクティブ。なんつって。

      サブからメインまでカルチャー全般、ノンジャンルあれこれを事務所NGなしで書き散らかしますよ。

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