もちもち食感がたまらない♪ 福井のブランド野菜「上庄さといも」の魅力を紹介! 【野菜ソムリエ旬だより】

    もちもち食感がたまらない♪ 福井のブランド野菜「上庄さといも」の魅力を紹介! 【野菜ソムリエ旬だより】

    こんにちは。ふーぽ編集部ともきです! 

    地元福井で活躍する野菜ソムリエのみなさんが、旬の野菜や果物の栄養、保存方法、食べ方のポイントなどを教えてくれる、【野菜ソムリエ旬だより】。

    野菜ソムリエコミュニティ福井とは? 
    野菜ソムリエの修了生が中心になり、ボランティアベースで活動する協会認定の福井の地域コミュニティ。スキルアップの勉強会や食育イベント参加など、修了生の交流と学びの場になっています。野菜ソムリエコミュニティ福井は約80名が活動しています。
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    第7回目のテーマは「上庄さといも」

    【⇒過去の連載はこちらから

     

    福井県東部の大野市上庄地区の「上庄さといも」は、福井だけでなく全国区の人気を誇るブランド里芋。

    そのおいしさについて現在では全国各地のファンが出荷を待ちわびるまでになりました。

    今回はその美味しさの秘密やおすすめレシピをご紹介いたします!

    「さといも」のいろいろ

    稲より早く日本に伝わったといわれる"さといも"は、縄文時代には、主食だったのではないかと言われており、古代から祭りや神事に欠かすことができない食材です。

    山で育つ山芋に対し、里で育てられるから"さといも"という名前になったそうです。

     

    さといもの種類

    実は品種は200種類以上。種類によって見た目も味も全く違います。


    一般的なのが、関東地方では「土垂(どたれ)」、関西地方や九州地方では「石川早生」と呼ばれるもの。


    他にも高級な京野菜で、縞模様や反った形から名前がついた「エビ芋」、親イモに寄り添うように、子イモ、孫イモとたくさんのイモができる、これら子イモや孫イモを「芋の子(いものこ)」と呼ばれます。

    親イモ、子イモ、孫イモが塊状になる品種にヤツガシラ(八頭)があり、子孫繁栄の縁起物として正月料理等にも用いられます。

     

    さといもの栄養

    さといも特有のぬめりですが、これはたんぱく質、多糖類のガラクタン、そして食物繊維のマンナン。

    ガラクタンは胃の粘膜や腸の働きを活発にし、血糖値や血中コレステロールを抑える働きがあると言われています。

    その他、塩分の取りすぎを抑えるカリウムが多く含まれており、野菜の中では少し高カロリーですが、他のイモ類と比べると低カロリーな野菜です。

     

    さといもの選び方

    さといもを選ぶポイントは、ふっくらと丸みがあって変色や傷がなく、泥付きのものが良品です。

    皮は乾いているものよりも湿り気があるほうが新鮮です。

    お尻の部分がやわらかいものは傷んでいたり、鮮度が落ちている可能性があるので注意しましょう。

    また皮にひび割れがあるものは風味が落ちていることがあります。

     

    さといもの保存方法

    熱帯・亜熱帯原産なので高温多湿を好み、乾燥や寒さに非常に弱い作物です。

    泥付きなら新聞にくるみ湿度を保ち、常温で保管し、皮をむいてあるものは早めに食べきりましょう。

     

    上庄さといもって?

    上の写真は、水をツルンと弾くつややかな緑の大きなさといもの葉が並ぶ夏の大野の田園風景。

    11月~12月に旬を迎えた大野のさといも。

    大野の中でも、上庄地区のさといもは、「上庄さといも」としてブランド里芋として出荷されます。


    その人気は今や全国区であり、待ち望むファンも多い一品。

    寒暖の差が大きい盆地特有の気候と豊富な水、水はけのよい土壌が育む、荷崩れしにくく、実の締まりがよいもちもちとした独特の触感がとりわけ人気です。


    上庄地区の生産者約300人が計50ヘクタール以上で栽培しており、1987年11月に商標登録されているほか、また、地域で長年培われた生産方法で高い品質を確立したものを知的財産として登録する「地理的表示(GI)保護制度」に登録されています。

    ちなみに、福井県大野市名産の煮崩れしない硬さが人気のさといもは、「大野在来」という品種です。

     

    大野では、秋になると中が空洞でそこに水が入るようになっている小型の水車の中にさといもを入れ、それを川や水路の岸に軸を渡して水車を回します。

    洗浄と皮むきを同時に行い、さといもがゴロゴロと勢いよく回る音が農村に響くのが秋の風物詩。

    この風景を見ると冬を感じる地元の方も多いそうです。

     

    上庄さといもができるまで

    今回、上庄さといもの畑と選果場にお邪魔してきました。

    畑はまさに収穫シーズン真っ最中。親いもの周りにしがみつくように実がなっている子いもを一つひとつ切り離していきます。

     

    選果場では手作業でサイズの選別や品質チェックが行われます。

    なお、上庄さといもはサイズにより価格も違いますが、「冬の贈答品」としても人気の高い一品。

    向きやすいサイズなどは首都圏に贈られる方も毎年多く、人気だそうです。

    まさに今がシーズンの上庄さといもたち。

    出荷のピークは年末頃まで続きます。

     

    おすすめレシピ

    さといもと言えば「煮っころがし」のイメージがあるかもしれません。

    他にもおすすめレシピがあるので、ご紹介しちゃいます♪

    さといもの和風唐揚げ

    材料 (2人分)

    さといも          400g
    だし            400ml
    みりん、うす口しょうゆ   各大さじ2
    かたくり粉         適量
    揚げ油           適量

     

    作り方

    ①さといもは厚めに皮をむき、水から竹串がスッと通るまでゆでる。

    ②鍋にだしと①の里芋を入れ中火にかけ、沸いたら弱火にし、みりんを入れて5分間煮る。

    ③うす口しょうゆを加え、さらに5分煮て火を止めそのまま冷ます。

    ④芋だけをペーパーにのせて水けをきり、大きければ包丁で食べやすい大きさに切ってから、かたくり粉をつけて170度の油で揚げる。(※さといもは火が通っているので、表面がキツネ色になるくらいで。)

    ⑤仕上げに塩(少々)を軽くふる。あればゆずの皮をすりおろしたもの、青のり、ブラックペッパーなど。

    【レシピ提供】フードユニット nishoku (三嶋 香代子・村上 洋子)

    芋類の中では、じゃがいもやさつまいもよりもちょっと地味なイメージですが、この3種類の芋の中では一番カロリーが低く、食物繊維が豊富。

    独特のぬめりには、便秘を予防、免疫力向上、消化促進の効果があります。

     

    皮をむくときに手がかゆくなったりと、世話が手間なイメージがあるかもしれませんが、乾いた手と包丁で、洗わずに土つきのまま皮をむくと意外と扱いが簡単です。

    揚げたり、煮たり、つぶしたり、いろいろな料理に使って食感の違いを楽しんでみてくださいね♪



    旬の野菜や果物を楽しみながら味わうには、いろいろと工夫して”野菜をとる”という意識を持ち習慣づけることが大切

    四季折々の野菜や果物に触れながら、自分のライフスタイルにあった野菜の摂取方法や楽しみ方を見つけていきましょう! 


    また来月をお楽しみに~。

     

    過去の連載はこちらから

     

    野菜ソムリエとは? 
    一般社団法人日本野菜ソムリエ協会が認定する民間資格。

    野菜や果物の目利き、栄養、素材に合わせた料理法など毎日の食生活に欠かせない野菜・果物の幅広い知識をもちつつ、それぞれのおいしさ、楽しさを伝えるスペシャリスト。

    全国で5万人以上の有資格者が料理教室、セミナー講師、食育活動、コラム執筆、青果販売など、さまざまなフィールドで活動しています。
    (日本野菜ソムリエ協会HPより)

    ※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

    ※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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