★受付終了★【プレゼントあり】笑福亭笑生の年季明けのお話〜!【福井よしもと芸人日記】

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どうも〜福井県住みます芸人の落語家、笑福亭笑生で〜す。

さて今回は「年季明け」のお話〜。

 

「年季明け」とは、身分に関する落語用語の1つ

落語家の身分が3段階に分かれてるというのは、今や女子中高生でも知ってる世間の常識だと思うのですが・・・。

あら、そうではない? 知らない? 雑誌「seventeen」とかに載ってない? おかしいな〜

 

ならば説明しましょう。

 

最後にプレゼントのご案内もあるのでお楽しみに♪

 

落語家の身分は、「前座」「二つ目」「真打」の3つがあります。

  • 前座」は、寄席の開口一番雑用係
  • 二つ目」は、羽織を着て2番手以降に出る落語家
  • そしてその日のトリ(出番の最後)を飾るのが、「真打

となっています。

これは落語好きな方は結構ご存知の事かと思います。

 

『弟子入りした新人が、4〜5年寄席で修行を重ねて「二つ目」になり15年ほどで「真打」になる。』

色んなドラマやアニメにもなっていて、最近では天下の週刊少年ジャンプに「あかね噺」という漫画が大人気連載されています。

本当に沢山の方が知ってる知識だとは思うのですが・・・。

 

実は、僕の所属している落語の世界にはそんなモノは無いんです。

「え? どういう事? 落語界と言えばこの3つじゃないの? 」と思うのも無理はないです。

「笑生が適当なとこにいるんじゃないの?」こう言われたとしても違います。

 

というのも、これはすべて「江戸落語」、つまり東京の世界のお話なのです。

僕が居るのは「上方落語」の世界、大阪の落語家の協会、「上方落語協会」なので3つの階級はないのです!

 

初めて知った方も多いでしょう。そう「上方落語協会」なるものがあるのです!

 

そもそも落語は・・・

上方(大阪・京都を中心とする畿内の上方)から江戸に伝わったそうでございます。

 

上方の落語はというと、神社の境内など野外で人を集めて、面白い話を聞かせた「辻噺し」が元の1つとなっているそうです。

それが江戸に伝わった際に、御座敷で余興として披露され人気を博し、寄席小屋で観るのが主流になったそうです。

なので、元々は上方発祥との事ですが、色々歴史の中で紆余曲折があり(それを語りなさいよ)このようになっているのです。

 

江戸落語とは異なり、上方落語の世界での身分は

  • 修行中を意味する「年季中
  • 修行が明けた一人前の落語家の「年季明け

2つのみなんです。


もちろん、「前座」や「二つ目」という言葉はあるのですが、身分制度というよりは舞台の順番を指す事の方が多いと思います。

 

 

『君、あの落語会「前座」なん? 』

『いや、「二つ目」ですね〜。』


なんて会話があるくらいなので、落語会によっては「年季中(修業中)」の落語家が「二つ目」をやる事もあります

江戸落語の世界ではこれは中々ない事だと思います。

 

 

もちろん「前座」「二つ目」「真打」がないからといって、上方落語が簡単とかそんな事はありません! 

 

上方落語協会は、「天満天神繁昌亭」「喜楽館」という2つの寄席小屋を持っています。

そこでは、沢山の年季中の落語家が、先輩方の着物を畳んだりお茶出ししたり、出囃子の太鼓を叩いたり・・・。

と、ストイックに芸事に打ち込んでます

年季修行中のやる事一覧

・下足番という先輩方の靴の管理
・楽屋でのお茶出し(師匠方一人ひとりの好みの濃さなども覚える)
・師匠方の着替えの手伝い
・寄席囃子の太鼓を叩く
・めくり(次の演者を知らせるもの)を返す
・高座返し(演者が代わるたびに座布団をひっくり返す)
・根多帳への演目の記録

 

20歳そこそこの、まだ少年や少女の顔した若手の中に、もうすぐ40歳になる僕が下っ端として働いている・・・。

凄い空気です! ぶっちゃけ浮いてるなんてもんじゃないです!

話なんて合いません(笑)。

「彼女欲しいな〜」言うてる先輩の横で、「あと1人くらい子ども欲しいな〜」言うてる後輩・・・。

訳わかりません!

 

でも上方落語はやはり大阪、オモロイ奴が認められる場所

変な経歴の僕に、「自分オモロイな〜」と声をかけてくださいます。

 

そんなが、この度なんと「年季明け(修行が明けた一人前の落語家)」をさせていただける運びとなりました! 

 

2019年9月25日に師匠・笑福亭鶴笑に入門し、落語家人生をスタート。

「令和元年の落語家としてガンガン行こう! 」と思った矢先に、コロナで世間も落語界も無茶苦茶になって、福井県から大阪に通う落語家生活を送って参りました。

が、やっと「年季明け」となりました!

 

つきましては11月13日(日)に、福井市のコミュニティリゾートリライムにて笑福亭笑生 年季明け記念落語会を開催致します! 


この日は僕だけでなく、司会を福井県住みます芸人の飯めしあがれこにお君、開口一番を弟弟子の笑福亭笑有さん、そして師匠の笑福亭鶴笑にも出演していただき、僕の年季明けを祝っていただきます!

古典や創作落語、そして福井県の文化、風習を落語に取り入れた「福井落語」を披露する予定です。

 

僕が漫才師クレヨン、ピン芸人クレヨンいとう時代から、応援していただいている福井の皆さん。

やっとこの日より、新しく落語家「笑福亭笑生」としてスタートさせていただける事になりました! 

ぜひ、たくさんのお客様に来ていただきたく思います。

 

そして、

ふーぽ読者様限定で、こちらの記念落語会へペア1組様にご招待させていただきます! 

 

\プレゼントの応募はこちら/

「笑福亭笑生 年季明け記念落語会」ご招待券を
ペア1組様にプレゼント!



【応募締切】2022年11月3日(木・祝)

応募はこちらから!

 

いつも「ふーぽ」の僕の記事を読んでいただきありがとうございます!

年季明けが決まった僕からのささやかなプレゼントです。

どしどしご応募お待ちしております。

 

ただ師匠には、

「ほんまに年季明けするかは落語会の成功にかかってるで〜、成功せなんだら修行し直しやで〜。」

と言われております・・・。

大口叩いて手売りでチケット140枚も売ってみせますなんて言わんかった良かったわ〜! 
皆さん・・・助けてくださ〜い! 

 

お時間〜! 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

福井 住みます芸人
writer : 福井 住みます芸人

福井の住みます芸人たちが、日常のいろんなことを書き綴ります。イベント出演のオファーもお待ちしてます☆

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