こんにちは、ふーぽ編集部の麻呂です。
心と身体を豊かに満たす、ちょっと贅沢(リュクス)な大人時間を編集部がガイドします。
今回ご紹介するのは、おおい町の「日本料理 崇(すう)」です。
“三里四方”の若狭の恵みに敬意を込めた懐石料理。

漆塗りのカウンターの奥には、おくどさんを設けた厨房が。昼コース税込5,500円~、夜コース税込16,500円(いずれも完全予約制)
名田庄の集落に佇む、風情ある古民家。
里山の風景に溶け込むこの場所で2023年に暖簾(のれん)を掲げたのは、京都の名店「菊乃井」で10年修業を積んだ田中俊祐さん。
京料理仕込みの技を若狭の食材に忍ばせた懐石料理を味わうことができます。

見目麗しく盛り付けられた八寸。牡蠣や太刀魚に、自然薯(じねんじょ)やムカゴなどを添えて。内容は季節ごとに変化

天然の山の水をひいた生けすからアマゴを新鮮なまま調理。1時間半炭火でじっくり焼き上げ、骨までほろほろに
「店を開くなら、故郷の名田庄で」と決めていた田中さん。
若狭は自然の恩恵を受けた食の宝庫です。
手摘みの山菜、畑で育てた野菜、近所の漁師や猟師から届けられる新鮮な魚やジビエなど、どの素材も作り手の顔が思い浮かぶものばかり。
だからこそ調理法や味付けは奇をてらわず、本来のおいしさに寄り添います。
じんわりと旨味が広がる料理は、よく「素直な味」だと言われるそう。

カウンター10席、テーブル20席
店名の由来は、この地に住んでいた曾祖母「すうばあちゃん」から。
人に囲まれ、いつもにぎやかだった場所に再びなれたら、という思いが込められています。
三里四方の自然で育った旬の幸をいただけば、この土地と心までつながっていくよう。
かつて都に美食を運んでいた「御食国(みけつくに)」の気配を、五感で感じるひとときでした。(麿)
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