越前和紙の美と文化に身を委ねる。越前市岩本町の宿「SUKU(すく)」。

越前和紙の美と文化に身を委ねる。越前市岩本町の宿「SUKU(すく)」。

こんにちは、ふーぽ編集部の麻呂です。

心と身体を豊かに満たす、ちょっと贅沢(リュクス)な大人時間を編集部がガイドします。

今回ご紹介するのは、越前市岩本町の宿「SUKU(すく)」です。

越前和紙の美と文化に身を委ねる。

130年の時が流れる蔵を改修した一棟貸しの「雁皮」は最大3名まで滞在可。希少な雁皮紙にグラフィックデザインを施したアートが出迎える

1500年以上もの歴史を紡ぐ越前和紙の産地に、この冬、伝統工芸に触れる宿 「SUKU」が誕生しました。

40軒近い工房が点在する五箇地区は、岡本川の清らかな流れに寄り添う和紙の里の中心地。

職人たちの暮らしやものづくりの精神が、まちなかに息づいています。

最大5名まで泊まれる「三椏」。ベッドサイドの照明は「卯立の工芸館」の和紙を使用。「長田製紙所」のアートワークも

「楮(こうぞ)」「三椏(みつまた)」「雁皮(がんぴ)」と、和紙の原材料名を冠した3部屋は、16名の職人が手がけた和紙を壁や障子、天井など随所に配した空間。

穏やかな和紙の陰影が、手仕事の気配を醸し出します。

「伝統的な和紙と現代の感性の融合も感じてほしい」と、アートや漆などと掛け合わせた調度品も設えられています。

部屋に備えられた越前和紙のレターセット。近隣の郵便局では紙漉きの風景印も

今立は、世界に誇る伝統工芸の産地。

「福井の人にこそ、その魅力と誇りを感じてもらえたら」という思いも込められています。

和紙の奥深さを知るほど、この土地で受け継がれてきた人の営みにも自然と心が向うように。

近くの工房で和紙漉(す)きを体験したり、心に浮かんだ言葉を手紙にしたためたり。

感性がふるえる幾つもの時間が層を成し、特別な思い出の1ページを漉(す)き上げていくようでした。

1月から、地元フレンチのシェフ監修のお部屋食が味わえる。料理Photo:Tsutomu Ogino(TOMART:PhotoWorks)

SUKU(すく)

福井県越前市岩本町13-4-1
【営】チェックイン 15:00~18:00、チェックアウト11:00
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