鯖江市の「野尻ケイク 草と花 別館茶房」。幽玄な空間で味わう食の“瞑想”。

鯖江市の「野尻ケイク 草と花 別館茶房」。幽玄な空間で味わう食の“瞑想”。

こんにちは、ふーぽ編集部の麻呂です。

心と身体を豊かに満たす、ちょっと贅沢(リュクス)な大人時間を編集部がガイドします。

今回ご紹介するのは、鯖江市下新庄町にある「野尻ケイク 草と花 別館茶房」です。

幽玄な空間で味わう食の“瞑想”。

シンギングボウルの音が響く、禅室のような茶房。音楽や意匠など五感にふれるものすべてにこだわり、世界観を表現している

「いってらっしゃいませ」と送り出された先には、ひっそりと営む静かな茶房がありました。

築約100年の農村屋敷に昨春移転した菓子店「野尻ケイク草と花」。

時をとどめた蔵の物語を、新たに紡ぐように改装された別館で、茶懐石と菓子皿をいただくことができます。

その時季・場所の食材で作る「茶懐石」は花茶と菓子皿込みで税込5,500円~(要予約)

日本人の健康を守ってきた「草」と見目麗しい「花」。

その両面でありたいと願う「野尻ケイク」の菓子の哲学は、古くから食べ継がれてきた素材をおいしく、体に負担が少ないよう創意工夫すること。

茶懐石に並ぶのは、花香を茶葉に移した花茶や発酵玄米粥、地元野菜の小鉢など。

こぽこぽと茶を淹れる音で心が凪ぎ、一口また一口と丁寧に味わううちに、感覚が研ぎ澄まされていくのを感じます。

味覚が“ととのった”ところでいただく菓子皿は、甘味や酸味といった幾重もの味わいを、舌の上でより鮮やかに感じられる新しい体験でした。

菓子は季節の果実、チョコレート、和の菓子から選べ、菓子皿のみのコースは各税込3,605円~

茶房はまるで、忙しい日常に句読点を打つひととき。

「自分の感じ方を大切にしてほしい」という思いが伝わります。

心動く瞬間を慈しむように味わうことは、また自分らしく日々を始める糧となるはずです。

蔵に残された古箪笥(だんす)や土壁を生かしたエントランス

\バックナンバーはこちらから/

連載「リュクスなひととき」

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

ふーぽ編集部
writer : ふーぽ編集部

ふくいのことならお任せあれ! グルメ、イベント、おでかけスポットなどなどふくいのいろんな情報をお届けします。

おすすめ情報が届くよ

ふーぽ公式LINEはこちら

Follow us

ふーぽ公式Instagramはこちら

こちらもクリック!情報いろいろ

新着の記事

キーワード検索

おもしろコンテンツを発掘しよう!
過去の読みものをシャッフル表示

人気記事ランキング

人気記事ランキング

ページ上部へ
閉じる

サイト内検索

話題のキーワード

メニュー閉じる