さて、回ってきましたバトンは「万博以降の大阪、ここに注目!」です。
 みなさん、万博は行かれましたでしょうか?
 私は、仕事もあってトータルで20回超は行ったかと思います。
 4月はかなり空いていましたが、8月以降は相当な混み具合で、9月後半からは、入場すらままならないみたいな状態でしたね。
 
 ちなみに、会社から20分くらいで行けてしまう距離感なので、ちょろっと行ってさっと帰ってくるみたいな、
 遠方の方からしたら「なんやねん、それ」みたいな運用でした。
 例えて言うなら、大阪市内のUSJの年パスを持ってる子ども達と近いかもしれません。
 うちの子とかもそうでしたが、年パスを持ってるので、しかも近いので、放課後に1個だけアトラクションを乗りに行くみたいな使い方をしてました。
 コンパクトシティ大阪ならではの使い方でしょうか。
  
 万博の話に戻りますと、それだけ行っても全パビリオンは回れておりません。
 個人的な感想としては、でっかい公園と思って行っておりました。
 
 大屋根リングをレガシーとして残すとか残さないとか議論になっていますが、これまた個人的な感想として、どうせ壊すならトム・クルーズを呼んで、壊れる大屋根リングを走りながら逃げるところを、『ミッション・インポッシブル』の最新作として撮影してもらったらどうか、と。
 本気で大会関係者にこの話をしたらドン引きされました。
 そらまぁ、そうですよね。
 そんなこんなで、少なくとも関西(大阪)では、毎日ニュースで見聞きしていた万博。
 経済効果も含めてかなり効果はあったと思います。
  
 それが、すこーんとなくなった後どうしますか?という。
 大きな話で言うと、IRが出来るので盛り上がりまっせ!というのがあるようですが、正直、詳細がよくわからずどうなることやらって感じです。
 公式サイトを見ても、概念の連続でようわかりません。
  
 とはいえ、批判的なわけではなくて、どうせやるならちゃんとしてほしいと市民としては思います。
 どっちにしろ2030年の秋開業予定ですので、先の話です。
  
 テーマは、「万博以降の大阪、ここに注目!」ですね。
 東京や、他の地方と同じく大阪でも都心回帰が起こっています。
 市内の、特に中心部にタワーマンションが次々と増えていって、都心への人口流入が起こっています。
 これがどうか、という話はさておき、物件価格が高騰しているので、なかなかゆるいことはできません。
 なので、都心部(特に梅田)は、東京っぽいというか、これぞ大阪、みたいな雰囲気はどんどん薄れていってしまっています。
 綺麗に整備されてるので、それはそれで良いことではあると思いますが。
 かたやインバウンドに沸いているミナミ(グリコの看板のあるとこです)は、日本語が聞こえないほど、ここどこやねんくらいの異国感です。
 それはそれで、カオスな感じが大阪っぽいな、とは思います。
 そしてこれらの現象は万博以前からあった動きなので、これから注目すべし! ってわけでもないな、と思います。(街の動きは止められないですしね)
  
 そんな中で、このへんおもしろいなーと思っているエリアが、八尾と大正です。
 関西圏以外の人からしたら、まったく聞き慣れない地名ですよね。
 他にもおもしろいエリアがあるんですが、なんとなく気になるのがここらなんですよね。
 紙幅が尽きてきたので詳細はさておきますが(おい!)、端的に言うと、原点がある、でしょうか。
 なんの原点やねん、というのは行ってみてご確認ください。(おい!)
 行ってみて分かるということもあります。