【和歌山】「宇宙、キターーーーー!」と本州最南端の地から叫んでみる。《街角リレーエッセイ 第3レーン》

【和歌山】「宇宙、キターーーーー!」と本州最南端の地から叫んでみる。《街角リレーエッセイ 第3レーン》

日本全国のメディアをエッセイで繋ぐ、この企画。5つのレーンで、次々とバトン(テーマ)を変えて、次の街角にリレーしていきます。

第3走者(第3レーン)は長崎、広島、和歌山、京都、大阪と今回から福井が参加。

前の走者から渡されたテーマを、どうエッセイにするか、それぞれの土地柄を楽しめます。

今回は、和歌山県「もっと和歌山

長崎県から和歌山県へ渡す第3レーンのバトンは、「和歌山の最新スポットを教えてください!」です。

エッセイテーマ:和歌山の最新スポットを教えてください!

このリレーエッセイ、2回書かせてもらっていますが、自己紹介をしていなかったことに気づきました。和歌山市で編集・出版事務所 M to W(エムとダブリュ)を運営している松本といいます。情報サイト「もっと和歌山」とWEBマガジン「和歌山タウン情報アガサス・ビィ」で和歌山のことをのんびり発信しています。よかったら検索してみてください。

今回は、長崎・ながさきプレスさんからいただいた「和歌山の最新スポットを教えてください!」というお題です。

さて皆さん、昨年、瞬間最大風速的に話題になった「カイロス」って覚えていますか?

はいはいはい。ギリシャ神話に出てくる伝説上の人物ね。
――それはイカロス。

ほな、白浜からいなくなったアレ?
――それパンダロス(泣)。

 

ご存じでしょうが、一応解説。カイロスとは東京のベンチャー企業スペースワンが開発した小型ロケットの名称です。

国内民間企業が開発したロケットの打ち上げは、成功すれば日本初ということもあり、全国規模のニュースでも取り上げられたのは記憶に新しいところ。

悲運が続き、残念ながら今のところ成功には至っておりません。

 

発射場がある和歌山県串本町(敷地の一部は那智勝浦町)は、紀伊半島の南部に位置する本州最南端の町。

ラムサール条約で保護された美しい海、弘法大師ゆかりの奇岩・橋杭岩、世界遺産・熊野古道など観光スポットがたくさんあります。

そんな豊かな自然が自慢の串本町が「ロケットの町」なる肩書きを全面的に押し出しはじめたのは数年前。おらが町からロケットが打ち上げられるってか!と、町は宇宙推しへと軌道修正。

地元の高校に宇宙専門コースを新設し、漫画・宇宙兄弟とのコラボも展開。やがて「ロケットの町・串本町」と描かれたのぼりや看板が町内を賑わすように。

ロケットや宇宙をモチーフにした土産品も続々誕生。老舗和菓子店が作った夢のあるお菓子の美味なることよ。

地元和菓子店「うすかわ饅頭 儀平」が手がけた「そらのかけはし」

そして今年4月、「宇宙をもっと身近に」をコンセプトに、宇宙やロケットを身近に感じて学ぶことができる体験型ミュージアム「宇宙ふれあいホールora-Miru」(以下、ソラミル)がオープンしたのです!

1階にはロケットミュージアムと、宇宙関連の書籍を閲覧できる星空ライブラリー。
2階にはカイロスロケットの1/10サイズの模型展示。
3階にはスペースシアターと、日本最大のアースボールが展示されています。

ロケットミュージアムとスペースシアターは入場料が必要ですが、その他のコーナーは無料で見学できます。

ロケットミュージアムでは、発射シーンを再現した実寸にほぼ近いロケットビジョンがお出迎え。

6つのエリア、16のブースで宇宙やロケットの魅力を体験できます。

無表情ですが楽しかったです

宇宙開発に関連するユニフォームを着て記念撮影ができるコーナーでは、大人も子どももテンション高めになるはず(笑)

3階のスペースシアターでは、宇宙の壮大さを8Kの映像で楽しめます。

ネタバレになるから詳しくは書かないけど、カイロスロケットの打ち上げ、次こそ成功してほしい!

 

ミュージアムショップではソラミル限定オリジナルグッズをはじめ、地元の名産品も充実。

関西唯一の宇宙兄弟公式グッズも販売しています。

左下のちっこいのが私です

極めつけは、館内ポスターの二次元コードをスマホで読み取ると出現する、カイロスとほぼ同サイズのロケットとの記念撮影!

まったくスゲー時代になったもんです。

 

大阪・関西万博が話題ですが、お子さんに宇宙への興味を持ってもらいたいなら、無限の可能性を感じるこちらにもぜひお越しを。好奇心を湧き立たせること間違いなし。

もちろん大人もオススメ! 大きいお友だちのハートをわしづかみするコンテンツばかり。

あの日あの時、某ロボットアニメに熱中し(今も観てるけど)、子どもの頃に憧れていた宇宙がついに手の届くところまで来てるぜ。

 

和歌山からパンダは旅立ちましたが(←まだ引きずってる)、宇宙に旅立てる施設が和歌山にはありますよ。

 


次回はながさきプレスさんにバトンを渡します。

観光ガイド誌には載らない「ウラ長崎」を教えてください!

 

街角リレーエッセイ 参加メディア
・【長崎】ながさきプレス
・【広島】Wink
・【和歌山】もっと和歌山
・【大阪】SAVVY
・【京都】ハンケイ500m
・【福井】ふーぽ

 

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※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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