「心も体も笑顔にする日常に寄り添うお茶を届けたい。」茶蔵(敦賀市)のオーナー・大内裕子さん【嶺南こんにちは通信】

「心も体も笑顔にする日常に寄り添うお茶を届けたい。」茶蔵(敦賀市)のオーナー・大内裕子さん【嶺南こんにちは通信】

こんにちは、ふーぽ編集部です。

嶺南在住クリエイターがいま会ってほしいローカルピープル情報をお届けする【嶺南こんにちは通信】

今回は、福井県敦賀市の「茶蔵(ちゃくら)」のオーナー・大内裕子(おおうち ゆうこ)さんです。

お気に入りの嶺南スポットも教えていただきました。

心も体も笑顔にする日常に寄り添うお茶を届けたい。

あわら市産のカレンデュラなどをブレンドしたハーブティー「薔薇の貴婦人」

「ほら、いい香りでしょう」。

微笑みながらハーブティーを淹れてくれるのは、茶葉専門店「お茶とハーブの店 茶蔵」オーナーの大内裕子さん。

敦賀市木崎に夫婦で店を構えてこの5月で10周年になります。

メディカルハーブコーディネーターの資格を持つ大内さんは、頼れるプロ。

「ハーブには体を整える働きがあるんです」と話します。

 

店内には好みや目的に合わせて選べる22種類のブレンドハーブティーや日本茶、紅茶が並びます。

また40種類のハーブの特性を活かして、一人一人のニーズに合わせたオリジナルブレンドも開発し、ブレンド数は現在800通りにものぼります。

大内さんは地元の短大を卒業後、会社勤めをしていましたが結婚、出産を機に34歳で退職しました。

ハーブとの出合いは今から15年前。

長女の幼稚園行事で、お土産にもらったハーブティーを味わったことがきっかけでした。

その香りと味に魅了され、子育ての合間にハーブについての本を読み込み、夢中になって知識を身につけました。

「そういえば、いつもお茶が身近にあったと気付いたんです」。

実は、大内さんの母は、敦賀市神楽町で日本茶専門店を営んでいました。

夫も大の紅茶愛好家で、夫婦ともにお茶好きが高じて、2代目を継ぐことを決意。

「誰もがお茶を気軽に楽しめる場所にしたい」と店をオープンしました。

 

白い建物が目印

一昨年から新たな挑戦として、敦賀市樫曲の中池見湿地で無農薬で育てられた米を使った「中池見玄米茶」を開発し、販売を始めています。

「子どもたち3人が幼い頃、家族でよく遊びに訪れた思い出が詰まった、私にとってかけがえのない場所。米作りにも参加しました」。

今後も米作りと販売を続け、湿地の保全活動に貢献したいと意欲満々です。

 

茶蔵には、一人客から家族連れまで市内外から老若男女が訪れます。

お茶を飲むだけでなく、大内さんとの会話も楽しみのひとつという客も多い。

「お客さんから“あなたに会いにきた”といわれるような親しみやすいお店を目指しています。再来店いただいた時は、喜びと感謝でいっぱいです」と笑顔で話す大内さん。

おおらかで温かい気風が人を惹きつけるのでしょう。

お茶とハーブの店 茶蔵

福井県敦賀市木崎51-38-1
☎080-8695-2645
【営】10:00~18:00
【休】不定休
ホームページ

お気に入りの“嶺南”スポット

中池見湿地【敦賀市】
大内さん

ラムサール条約登録湿地で、豊かな自然と四季折々の動植物、里山の景色を楽しめます。子どもが幼い頃から慣れ親しんできた、家族みんなが大好きな場所。ここで過ごす時間は心が落ち着きます。春は、美しく咲く黄色いサワオグルマをぜひ見に来てください!

 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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