「温活」で心と身体を健康に！ 福井県内にある温浴スポットに行ってきたよ。おすすめの温活グッズも紹介します♪

よもぎ蒸しの体験はあるけれど、「ハーバルテント」は初めて。

その違いは全身にスチームを浴びること。

「喉を潤したり、お肌のケアにもなるんですよ」とオーナーの髙栁さん。

まずはインド医学アーユルヴェーダに基づいた体質診断の問診から必要なハーブがいくつか選び出されます。

その後ミックスされたハーブは鍋で煮出されてテントの中の椅子の下へ。

湯気が上がり出したらスチームタイムの始まりです。

「瞑想の時間だと思って過ごしてみて下さいね」と髙栁さん。

たまに体勢を変えながら蒸されること45分。

つま先から頭まで汗がぽたぽた。

何だか毛穴からもハーブの香りがしてくるような感覚。

気分も心なしか晴れやかになりました。

活性酸素を除去するために開発された特殊酵素を浴室の床やタイルなどに施した「還元陶板浴」。

室内に入ると、広々としたほの明るい空間が広がっています。

室温は約42℃、湿度は約30％。

サウナのようなむわっとした暑さがないので、呼吸が苦しくならないのが心地良い。

まずは陶板（タイル）の上にバスタオルを敷いて仰向けに寝てみることに。

手のひらやお尻、ふくらはぎからじんわりと、でもしっかりとしたぬくもりが伝わってきます。

「陶板の熱は体表や筋肉層を通って骨や血液を温め、細胞の再生や臓器の機能を上げてくれるんですよ」と店主の川﨑さん。

損傷した細胞を修復・排出するたんぱく質、ヒートショックプロテインの合成が温熱作用によって行われるそうで、免疫力アップも期待できそうです。

目を閉じてまどろんでいると、そのまま眠ってしまいそうに。

全身の力がふわりと抜けて、宇宙遊泳しているような、不思議な感覚。

静かに流れるヒーリングミュージックを聴きながら温浴すること40分。

起き上がると着ていたガウンはいつのまにかじっとりと重くなっています。

着替えを済ませて外に出ると、いつもより視界が明るく澄んで見えました。

火力を使わず、酵素の発酵熱だけで温まる米糠酵素風呂。

福井で唯一の米糠酵素風呂専門店「太右衛門（たうえもん）」は、夫婦二人で営むお店です。

カウンセリングシートを記入したら、着替えを済ませ、浴槽のある個室へ移動します。

「最高の状態で入酵してもらうため、一桶の仕込みに毎日3時間かけています」とオーナーの水上さん。

糠床が60〜70度に安定するまで、影ならぬ努力が毎日繰り返されています。

室内は濃厚な米糠の香りが漂っていますが、次第に鼻が慣れてきました。

そして、いざ入酵。

温かいふわふわの米糠が全身を包み込みます。

なんだか幸せ・・・。

水上さん（妻）がさらに糠をかけに来てくれました。

「結構、出てますね！ 」。

自分では見えないけれど、汗の出が早いらしい。

入酵時間は15分。

熱すぎると感じた場合、手足を出してもよいとのことなので足を出して暑さを調整。

そして汗まみれの中、入酵終了。

米糠だらけの体をシャワーで洗い落としたら、デトックスルームへ移動します。

水素水を飲みながら30分かけて体温を下げていきます。

その後、着替えの際に鏡を見ると、おでこにぽちっと見慣れぬものが。

あれ、毒が出たのか！？ 

新陳代謝を高めて老廃物の排出を促す米糠酵素風呂。

骨の髄まで温まった感覚が、その後も長く続きました。

▲税込3,080円

レンジでチンするだけの簡単カイロ。

米ぬかの他に小豆、ハーブの3種類あります。

香りや手触りで選んでみて。

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