越前町のフレンチレストラン「レストランMarPe」で里山を感じる料理を味わおう。

    越前町のフレンチレストラン「レストランMarPe」で里山を感じる料理を味わおう。

    こんにちは、ふーぽ編集部です。

    福井県丹生郡越前町の山間に佇むフレンチレストラン「レストランMarPe(マーペ)にお邪魔してきました。

    週2日間だけ営業するレストランは、里山の幸が詰まった“里山キュイジーヌ(=料理)”という食体験が堪能できると人気です。

    今回はシェフのこだわりと料理の魅力を紹介します。

      年300回山へ 食材の場所も知り尽くす。

      越前町と鯖江市にまたがる三床山に近い陶(すえ)の谷は、季節ごとに色を変える里山の景色が楽しめます。

      そんな場所に佇む一軒家のレストランが 「MarPe(マーペ)」です。

      営業日は火曜と水曜のみ。わずか2日を狙って訪れる客は後を絶ちません。

      三床山を借景に絵に描いたような里山の風景の中に立つ「MarPe」。2022年6月に越前市から現在の場所に移転

      「MarPe」のコンセプトは、地元の里山や風土、空気感を感じる“里山キュイジーヌ”

      (※「キュイジーヌ」とはフランス語で「料理」を指す言葉)

      食事は品数が異なる3種類のおまかせコースのみ。

      シェフの谷橋洋平さんが自ら山に入って採ってきた野草や山菜、キノコをメインに、この地で手に入る食材を使います。

      山に入る回数は年間300回以上。

      つまり、ほぼ毎日。

      営業後も深夜にヘッドライトをつけて散策することも あるのだとか。

      「この辺りならどこにどんな野草が生えるか、だいたい分かります」と谷橋さんは笑います。

      コースは数種類の野草をブレンドしたお茶からスタート。料理への期待が膨らみます

      どのコースでもまずは一杯のお茶から始まるのが“MarPe流”

      山で摘み取った野草を数種類ブレンドし煎じたものですが、青臭さはまったくありません。

      香ばしくやさしい風味が心を解きほぐし、これから始まるエクスペリエンスへの期待を高めていきます。

      香ばしい甘エビを新じゃがとノビルの和え物にのせた春らしい一品。少し辛みのある野草が口の中をさっぱりとさせてくれる

      最初に出てきたのは甘エビと野草の一皿。

      「甘エビ以上に野草を味わってほしい」と谷橋さん。

      エビの旨味の後に新じゃがとノビルのシャキシャキした食感が交錯し、野草のみずみずしさとピリッとした辛みが口の中を引き締める一品です。

      越前港で獲れたアンコウにはアサツキのソース、焼きキャベツにはカブのソースとディルを添えて

      メインは越前港で獲れたアンコウ。

      カブとアサツキを使った2種の濃厚なソースをまとい、海と山の滋味が見事にマッチします。

      リゾットにはフキノトウを漬け込んだ香り豊かなオイルを使用。勝山水菜と黒米の食感も楽しめる

      次に運ばれてきたリゾットからはふわりと春らしい爽やかな香り。

      その正体はじっくりオイルに漬け込んだフキノトウ。

      目には見えなくても その存在感が際立ちます。

      一品ごとにワクワクする気持ちが高まり、さらに食べ応えもあります。

      その印象を伝えると「料理って見た目も楽しみたいけど、しっかり食べたいでしょう?僕もそう。だからフレンチだけどリゾット(米料理)も出すんです」とニッコリ。

      食べ進めるほどに窓の外の自然とつながっていくような心地よさに包まれていきます。

      料理を通して自然を追体験する喜び。

      谷橋さんが料理の世界に足を踏み入れたのは28歳の頃。

      それまではまったく違う仕事をしていましたが、昔から好きだった「食べること」を仕事にしてみたいと、県内でも名だたる料理店で修業を重ねました。

      そのなかで「自分らしい料理とは何か」を追求するようになったといいます。

      料理は3種類のおまかせコースのみ。シェフのインスピレーションが光ります

      「“人と違う料理”を作ろうと奇をてらうのは、外を意識しているだけであって“自分らしさ”とは異なります。楽しんで作り続けられるものこそ、自分らしい料理なのかなと思って」。

      もともと山を走る“トレイルランニング”を行っていたことから、山のフィールドは知り尽くしています。

      そんな谷橋さんが山に入って食材を採るスタイルにたどりついたのは必然だったのかもしれません。

      さらに野菜の自家栽培や製塩、珈琲の焙煎も手がける谷橋さんを見ていると、料理を心から楽しんでいるのが伝わってきます。

      料理を引き立てる個性的な器は、県内外の作家の作品を集めたもの

      これからのおすすめを尋ねたところ、答えたのは、なんと「キノコ」

      初夏にキノコ?と訝(いぶか)しんでいると、「キノコは1年中採れるんですよ。生えている場所によって異なる木の香りをまとっているんです。これからの時期は湿度も上がり、おいしいキノコが採れると思いますよ」

      谷橋さんいわく、「おいしい」という感覚にはフレッシュ(新鮮)、テクスチャー(食感)、メモリー(記憶)、テロワール(風土)など8つの要素があるといいます。

      「一つ一つの要素を大切にしながら、その時々の特別感を料理に表現していきたい」。

      彼が魅了された雄大な山と豊潤な産物。

      一皿ごとに味わえば、その感動を追体験し、この地の自然をぐっと身近に感じられます。

      レストランMarPe(マーペ)

      福井県丹生郡越前町陶の谷67-13-1
      ☎090-7745-4550(予約優先)
      【営】火・水曜11:30~20:00
      【休】月・木~日曜
      ※定休日の貸切対応可(要相談)コースは税込3,500円、税込5,500円、税込10,500円
      ホームページ

       


      いかがでしたか? 

      ぜひ越前町の里山で、“里山キュイジーヌ”を堪能してみませんか?

       

      ※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

      ※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

      ふーぽ編集部
      writer : ふーぽ編集部

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