今日から始める夏バテ予防&体質改善! 身近な食材で手軽にできる薬膳レシピ

    今日から始める夏バテ予防&体質改善! 身近な食材で手軽にできる薬膳レシピ

    今年の夏も連日、厳しい暑さが続きますね。皆さん、夏バテ対策はどうしていますか?

    体がむくんだり、だるさを感じたり、おなかが緩くなったりと、体調を崩しやすい方も多いのではないでしょうか。

    そこでおすすめなのが、中国の伝統医学「中医学」の知恵に基づいた「薬膳」です。

    これは、季節や体調に合わせた献立で、健康維持や体質改善を目指すというもの。

    特別な食材や難しい調理は一切不要で、手軽に試せますよ。

    今回は、漢方のプロが教える簡単「おうち薬膳」レシピを4つご紹介します。

    あなたの夏の不調に合わせた一品を、ぜひ今日から試してみてくださいね。

    ※本記事は、2020年6月に掲載した内容を再掲載しています

      \教えてくれた人/
      愛育堂薬局
      高岡 宣子さん
      福井市で愛育堂薬局を営む薬剤師。東洋医学の観点から食事、生活を見直すことの大切さを伝える講演や講座を行う

      漢方とは

      中国で生まれ、日本で独自の発展を遂げた医学。自然との調和を図り、人間本来の健康を体現する智慧が詰まっています。

      「漢方=漢方薬」というイメージもあると思いますが、「漢方」とは鍼灸や食養生も含めた医学「漢方薬」は漢方医学の理論に基づいて処方される医薬品をそれぞれ意味します。

      東洋医学では「薬食同源」といって、食べ物も薬と同じように体をととのえると教えています。

      • 夏の食べ物はほてりを取り水分を調整
      • 冬の食べ物は温める

      というように、旬の物はその季節を健康に過ごすにあたっての大切な恵みです。

      食物には体を温める「温性」と冷やす「寒性」といった特徴があります。

      冷え症気味なら温性を、ほてり気味なら寒性の食べ物を、というふうに体質や体調に合わせて上手に取りましょう。

      夏の食べ物もショウガや大葉、唐辛子など温性の食べ物と一緒に食べれば、お腹を冷やさず夏バテも防げます。

      ほてりを取る冷奴やおろしそばに、温性の“薬味”ネギやカツオ節の組み合わせは、とても理にかなった食べ方なのです。

      食事では「五味五色」を意識してみましょう。

      【五味五色とは】

      • 五味・・・酸・苦・甘・辛・鹹(塩)
      • 五色・・・青・赤・黄・白・黒

      そこには健康をつくり維持してくれる働きがあります。

      季節の変わり目に不調を感じる人は、苦手な季節の“前”をしっかり過ごすことが大切です。

       

      漢方レシピ

      【1】潤って温めて美肌に。
      はと麦のトマトスープ 

      温かいスープで胃腸や体を温め、夏の疲れを解消。水分代謝をコントロールして潤いをキープします。

      【材料】(4人分)

      • ハトムギ…大さじ4
      • 玉ネギ…1個
      • キュウリ…1本
      • トマト…2個
      • エクストラバージンオリーブオイル…小さじ4
      • 水…5カップ
      • ローリエ…2枚
      • トマトケチャップ…大さじ3
      • パセリ…適量
      • 塩…適量

      【作り方】

      1. ハトムギは一晩水に浸けて、ザルで水を切っておく
      2. 鍋にオイルを引き、みじん切りした玉ネギと5mm角に切ったキュウリを炒める
      3. 2がしんなりしてきたら水とローリエ、ハトムギを入れて柔らかくなるまで煮込む
      4. 1cm角に切ったトマト、ケチャップを加えてかき混ぜ、塩で味をととのえる
      5. 器に入れ、刻んだパセリを飾って完成

      【役割】

      ハトムギ
      滋養に富み、疲れを解消。胃腸の働きを活発にする。余分な水分を排出し、むくみや便秘を改善。肌の新陳代謝を促して夏の日差しで荒れた肌を修復し、シミ・ソバカス対策に。サラダやスープの他、粉末にして料理に使える

      トマト
      体を潤し、乾きを癒す。生はほてりを取り、加熱すれば温める作用に。抗酸化作用や胃腸の働きを改善

      キュウリ
      体の熱と湿を取り、体のほてりやのどの渇き、むくみを解消。疲労回復や高血圧・動脈硬化の予防も

      【2】心まで温め、リラックス。
      ナツメの赤ワイン漬け

      滋養強壮の高いナツメで元気を回復し、赤ワインの抗酸化作用で夏に傷ついた細胞を癒します。

      【作り方】

      煮沸消毒した密閉容器に乾燥ナツメを入れ、隙間を埋めるように赤ワインを注ぎ、1週間ほど置く。飲むときは大さじ1にお湯100~200mlで割る。漬けた実はお茶請けに。手足の冷えにはシナモンやクローブを加えるといいですよ。

      保存期間目安:冷暗所に保存して1カ月

      【役割】

      ■ナツメ
      滋養強壮に優れ、鉄分も豊富。ホルモンバランスをととのえ、肌のハリツヤがアップ! 胃腸を丈夫にし、心を整えリラックス効果も

      ■赤ワイン
      血を増やして体の隅々まで巡らせ、温める。赤いポリフェノールの抗酸化作用は体を守り、リラックス効果でストレス解消!  

      【3】血の巡りをととのえる。
      おろし玉ネギ黒酢

      夏に滞った血液の流れを薬膳調味料でサラサラに。むくみや疲れを回復し、風邪を予防します。

      【作り方】

      すりおろした玉ネギ1個に対し、黒酢大さじ3を混ぜる。鍋のつけだれやステーキソースにしても◎。水っぽくなってきたら黒酢を足す。
      黒酢と醤油を1対2の割合で合わせれば、黒酢醤油になりますよ。

      ■保存期間目安:冷蔵庫に保存して1週間

      【役割】

      ■黒酢
      血液をサラサラに。長期熟成での豊富な栄養素は疲労回復、美肌・ダイエット効果も。むくみ解消、痛みの緩和、心も穏やかに

      ■玉ネギ
      血液をサラサラにし、血管の弾力性や柔軟性を維持。腸内環境をととのえ、便通改善、風邪予防、尿の出を良くしてむくみ解消に

       

      【4】温めて気力充実。
      ショウガの黒酢漬け

      ショウガと黒酢で、冷えた体を中から温めます。体の隅々まで気を巡らせ、気力を充実させましょう。

      【作り方】

      煮沸消毒した瓶に皮をむいてスライスしたショウガとクコの実を入れ、浸るまで黒酢を注いで1日置く。ストレートかお湯割りで飲む。
      クコの実はそのまま、ショウガは刻んで料理に使えます。

      ■保存期間目安:冷蔵庫保存で約2~3カ月

      【役割】

      ■ショウガ
      体を温めて、水分の調整と新陳代謝、全身への循環を上げる。胃腸を丈夫にし、風邪予防に。血糖値の上昇も防ぐ

      ■クコの実
      滋養強壮に富み、老化をゆるやかにする働きがある。高い潤い成分は乾燥肌、ドライアイ、眼精疲労解消に。貧血予防もある 

       


      いかがでしたか?

      ご紹介したレシピは、どれも「おうち薬膳」として手軽に始められるものばかりです。

      ぜひ今日の食卓から、ご自身の体調に合わせた一品を取り入れてみてくださいね。

      薬膳を取り入れた献立で、今年の暑い夏も健やかに乗り越えましょう!

       

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