日用雑貨店の奥で、手打ちそばを食す。【生活芸人・田中佑典のふくい微事記~三国町編~】

    日用雑貨店の奥で、手打ちそばを食す。【生活芸人・田中佑典のふくい微事記~三国町編~】

    こんにちは、生活芸人の田中佑典です。

    往復約900km。福井県を徒歩で横断する「微遍路(びへんろ)を終え、歩んだ道のりをもとに「微住街道」をマッピング。

    街道の途中で出合った出来事を「微事記」として記し紹介します。

    今回は【三国町編】です。

    【⇒過去の記事一覧はこちらから


      田中 佑典
      さん

      台湾と日本をつなぐプロデューサー。
      一定期間地域に滞在し、“ゆるさと”づくりをする旅『微住』の提唱人。
      2021年東京から福井市にUターン。
      ホームページ
      Twitter

      日用雑貨店の奥で、手打ちそばを食す。


      微遍路では、県内各地で美味しいそばと出合えた。

      その中でも特に印象に残ったのは、三国町の「手打ちそば処 たけうち」だ。

       

      出合いはあわら温泉から三国方面へ歩く道中のこと。

      三国神社付近でご飯屋を探そうとスマホの地図アプリで「そば屋」を検索すると、示した先にあったのは、昔ながらの日用雑貨店だった。

      初めての人はきっと驚く「手打ちそば処たけうち」の店内


      ちょうどお客さんが店に入っていったので、後を追って入店してみると、店内は懐かしい雰囲気が漂い、 日用雑貨がずらりと並んでいる。

      その奥を覗くと、カウンターテーブルでお客さんが美味しそうにそばを啜っているではないか。

      驚きながら席に座り、おろしそばを注文をすると、嬉しいことに、前日新聞に掲載された「微遍路」の記事を読んだところだと、店主が話しかけてくれた。

      その上「歩くとお腹が空くでしょう」とお腹いっぱい食べさせてくれたのだ。

      菅笠を往路終了時から復路スタート時まで預かっていただいた


      店主の竹内浩三(こうぞう)さんは現在68歳。

      8年前に先代から続く日用雑貨店の奥のスペースを改築し、店を開いた。

      50歳の頃、従兄弟に誘われてそば打ち教室に行ったことがきっかけで ハマったそうだ。

      その後丸岡のそば職人のもとで本格的に学び、趣味から第2の生業へ。

      そばを打つ時の竹内さんの姿は職人そのもの


      そのバイタリティーの理由を伺うと、同じタイミングで竹内さんの次男がボクシングを始めたことに背中を押されたからだと言う。

      「もしあの時、店を始めていなければと考えるとゾッとします。息子に負けじと一歩踏み出してよかった」。

      竹内さんの想いは微遍路を始めた時の自分の気持ちにリンクし、そばがするりと喉を通った。

      喉越しの良い細さと絶妙な歯応えが美味


      そば打ちを行う場所は、かつて結納袋を作っていたスペースで、そば打ち台は商品棚を上手に再利用している。

      「なかなかうまくいかないから 楽しいんです」と竹内さんは“スッスッ”と呼吸するようにそばを打つ。


      好きなことを生業にする彼の姿は、まるでダンスを踊るように楽しげに、僕の目に映った。

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