【2024年版】福井駅前の人気カレー6選。老舗から穴場まで、地元ライターおすすめの絶品カレー店を紹介します♪

【2024年版】福井駅前の人気カレー6選。老舗から穴場まで、地元ライターおすすめの絶品カレー店を紹介します♪

こんにちは、まちなか情報局です。

福井駅前には、福井屈指の老舗カレー店や喫茶店、ワインバーなど、多彩なカレー自慢のお店が多数あります。

今回は、6名の地元ライターが福井駅前のおすすめのカレーをそれぞれ紹介します。

「まちなか情報局」とは
福井市中心部(エキマエ、片町、浜町)を盛り上げるべく奔走する『まちづくり福井株式会社』。2024年4月よりこのエリアのいろんな情報をまとめ、発信する「まちなか情報局」が誕生しました。中心市街地ならではの見えるもの、入ってくる情報など、日々情報収集を続ける「まちなか情報局」からの情報発信を行なっていきます。

福井屈指の老舗カレー『迦毘羅』

今回ご紹介するのは、福井銀行本店にほど近い、順化1丁目の『迦毘羅(かびら)です。

福井駅からは徒歩10分ほどの場所に位置しており、昼食時は周辺のサラリーマンを中心に人気のお店となっています。

今年でオープンして63年目、福井でも屈指の老舗カレー店として多くの世代に渡って親しまれています。

繊維会社に勤めていたご主人が大阪に勤務していた際、偶然入ったお店のカレーに魅了されたことが現在の『迦毘羅』の原点となっています。

そこで会社勤めを続けながら、その惹かれたカレーのノウハウを学び、習得した知識や技術も元に脱サラ。

地元福井で『迦毘羅』をオープンして今に至ります。

現在は、ご主人の奥さんと2人の娘さんがお店を切り盛りされています。

「スペシャルカレー」税込1,200円

店名の『迦毘羅』は、カレーの名づけ親といわれる釈迦の誕生地「KAPILA(慣用的にはKABILAと発音)」より命名したもので、カレーに対する強い思いを感じます。

今回いただいたのは、「スペシャルカレー」(税込1,200円)。

迦毘羅カレーをベースに、ソテーしたお肉を追加して煮込み、チーズや生クリームなどを加えることで、コクとスパイス、お肉のジューシーさを口の中いっぱいに感じることのできる一品です。

特に厳選した30種類以上のスパイスを調合してじっくり煮込むことで、家庭ではマネできない味わい深いカレーとなっています。

カレー以外にも、オムライスやピラフ、スパゲッティなどの各種洋食メニューが充実しています。

数あるメニューの中でも、今年約30年ぶりに復活した「モカプリン」(税込390円)はプリンの濃厚な味わいとカラメルのほろ苦さが絶妙にマッチした大人向けのプリンとなっており、連日大人気のメニューとなっています。

長年、多くの世代に親しまれてきた味を堪能してみませんか。

【取材・文】吉田貴哉

迦毘羅(カビラ)

福井県福井市順化1丁目10-1
0776-24-3885
【営】カフェタイム10:00~20:00、スナックタイム20:30~24:00(金・土は25:00まで)
【休】日曜、祝日

辛さと味覚は違うもの『モーニングトマト』

某有名ミュージシャンが来店することもある、創業1987年の老舗『モーニングトマト』

喫茶店だった『モーニングトマト』でアルバイトをしていた現在のオーナーが20歳の時に受け継ぐことになり、お店の看板メニューとしてこだわりのカレーを作ることになったそうです。

先代のころからお店の名前は変わっていませんが、オーナー曰く、カレーは常に進化し、勉強を続けているそうです。

一切の妥協なく、丁寧に作られたこだわりカレーは、仕込みから提供までなんと5日間かけて作っています。

さらにごはんにもこだわり、一度に一つの大きな炊飯器で炊かずに、あえて4台の炊飯器で小分けにして炊いているそうです。

「外食をしたときに、メインの料理は美味しいけど、ご飯が美味しくないと残念って思うじゃないですか。だから、自分のところではごはんもおいしいと思ってもらいたいですから」とオーナー。

確かにカレーにおいしいごはんは必要不可欠なもの。食べるときにはごはんの食感、粒感も味わってみてください。

「スペシャルベンガルカレー」税込1,480円

オーナーのおすすめは「スペシャルベンガルカレー」(税込1,480円)。

通常メニューのベンガルカレーより、さらにスパイスの種類を増やし、カレー好きも納得の風味、刺激が口いっぱいに広がる味付けとなっているそうです。

他にも、キノコカレーやチーズカレーなど20以上の種類があり、その日の気分に応じて、別のカレーを開拓していくこともできます。

「でもね、何十年も来てくれる常連さんはだいたい同じカレーを注文するんですよ」。

やはり通い続けると自分だけの“うマイカレー”が見つけられるのかもしれませんね。

なお、各種カレーは辛さの調節をしてもらえるので注文時に伝えると、刺激が苦手な方も安心して食べることができます。

お子様向けに辛さの調整もしてもらえるので、お子様連れのランチで訪れることもできます。

「辛さはあくまでも刺激で、味覚とは異なるものだよ」という言葉の通り、何重にも辛さが来るようなタイプではなく、玉ねぎのフルーティな甘さが赤トウガラシの辛さを引き立てるような味です。

刺激と味覚を明確に分けて考えて作っているから、ただ色々なスパイスを入れて終わりではなく、味覚を掻き立てるようなスパイスを厳選していれているようです。

【取材・文】松村尚典

モーニングトマト

福井県福井市中央1-9-30大岡ビル2F
0776-23-5571
【営】11:00~21:00
【休】毎週水曜、第2・第4火曜日
※お子様向けカレー対応可
ホームページ

平日3日限定の合いがけカレー『ワインバル フォンデン』

福井市片町には平日の3日しかオープンしないカレー店があります。

夜はバーとして、昼はカレー店として2つの顔を持つ『ワインバル フォンデン』

店内や店の前には、大きなワイン樽があり、周りとは少し違う異国情緒漂う店構えです。

メニューは1度に2種類の味を楽しむことができる「合いがけカレー」(税込1,000円)のみ。

カレーは全10種類で、組み合わせは週替わり。

毎週通っても違う味を楽しめ、飽きが来ないところが嬉しいポイントです。

ランチを始めるにあたり、どんな料理にするか検討を重ね、「会社員が多い」「スピード」を考え、カレーにたどり着いたそう。

「男性の会社員の方が多いので、早い時間で提供でき、ニンニクを入れない、ごはん大盛り無料など、喜んでもらえるようにしています」。

このスピード感のおかげで近隣の会社員の方は、店に入ってから出るまで15分くらいしか要しない強者も。

ランチはサラダ・ドリンク・付け合わせがセットになっています。

付け合わせは三種類で、これも1週間ごとにメニューが変わります。

このボリュームで税込1,000円は、コスパ抜群!

「合いがけカレーランチ」税込1,000円

カレーのこだわりは、国産のお肉を使用し、じっくりと時間をかけて玉ねぎやトマトを炒めること。

ここをしっかりしないと味も変わってしまうそうです。

とろみがかかったルーは具材等に調整。メニューごとにスパイスの調合を変更し、こだわりの味に仕上げています。

一番の人気メニューはバターチキンカレーで、大人にも子どもにもどちらにも人気のメニューです。

この他にも、ジンジャーポーク・キーマカレーなどもおすすめだそう。

また、子どもも一緒に食べることが出来るくらい、辛すぎない味ですが、好みに合わせて調整できるようにテーブルの上には、追いスパイスがあるのもうれしいポイントです。

実際に「合いがけカレー」をいただいたところ、ボリュームたっぷりで、ターメリックライスとの相性もぴったり。

2種類のカレーを交互に食べると飽きが来ず、ペロッと食べることができました。

帰り際にはクッキーのプレゼントももらえ、カレーの後に甘いお菓子というのは心くすぐる嬉しいポイントでした!

 

【取材・文】松村捺未

ワインバル フォンデン

福井県福井市順化1-13-14
0776-30-0006
【ランチ営業時間】火~木 11:30~14:00LO
【ランチ定休日】月・金・土・日・祝
※ランチタイムは店内喫煙不可
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胃もたれしない本格カレー『livin' for green』

福井駅から徒歩5分。西武福井店の横、アップルビルの2階にあるおしゃれなカレー屋さん『livin' for green(リビン フォー グリーン)に行ってきました!

お店いっぱいにカレーの香りが広がり、とても幸せな気持ちになりますね~。

店主の山内祥史(やまのうちよしひと)さんがカレーを始めたきっかけは、大学を卒業後、両親が経営しているこちらの店を手伝っていたときのこと。

元々はカフェだったのですが、マルチクリエイターの野村訓市さんがカレーを作っている姿に憧れて、カレーを始めたそうです。そこから独学でカレーを学んで、今のスタイルになりました。

「カレー3種盛り」税込1,600円 ※ごはんおかわり1回無料

初めは、たくさんのスパイスを使ってカレーを作っていたのですが、胃の調子が悪くなってしまったそうです。

そのため「引き算をしてみよう」と思いスパイスを減らしてみたところ、胃の調子も良くなり、さらに、県外で食べて美味しかったカレーを参考に、その後も試行錯誤を繰り返しました。

2023年1月にはネパールとインドに旅行に行った際に、クッキングレッスンをしてもらったそう。

その際に食べた料理と自身が使っているスパイスや量が近かったので、自分のカレーが合っていたと分かりました。

4年前くらい前からカレーは出していたのですが、当時は欧風カレーを作っており、今のスパイスカレーに付け合わせの副菜とサラダが載るスタイルは、1年半くらい前から始めています。

お米にはタイ米を使い、副菜にはネパールの要素を入れており、インドが前面に出ていなくて、日本人の舌にも合うと思います。

スパイスを数種類に絞って胃もたれしない、野菜を中心としたヘルシーな一皿を提供しています。ごはんのおかわり1回無料していることもオススメです。

コーヒーも自家焙煎で引いているので、食後にお楽しみいただけます。コーヒー豆は、10種類くらいからお好みのものを選ぶこともできますよ。

また、三国のトウモロコシも副菜で使用していて、トウモロコシ自体も毎週金曜日の朝に三国まで取りに行き、お店で販売しています。

おススメの食べ方は「ご飯の上に乗っているサラダを先に食べて、小皿に分けたカレーを少しずつかけて食べる」食べ方だそうです。

【取材・文】西山松一

livin' for green(リビン フォー グリーン)

福井県福井市中央1-17-1 アップルビル2F
0776‐25‐5005
【営】月・木・金11:30~20:00、土日祝11:30~15:00
【休】火曜・水曜(不定休あり)
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カジュアルに福井を食す『ULO』

福井の食と音楽、文化を融合させた注目の新ランドマーク『ULO(ウロ)

コートヤード・バイ・マリオット福井の1階のエントランススペースに出来た、ミュージックホールとして使用できるカフェ・レストランスペースです。

福井市にあったフレンチの名店『cadre』からの流れを受け継ぐカレーをランチタイムにいただくことができます。

こちらでいただけるのは「牛すじカレー」(税込1,430円)。

最後まで温かいまま味わってもらいたいというシェフの思いから、熱々のスキレットで提供されます。

カレーにはコラーゲンたっぷりの牛スジが、時間をかけ、とろとろになるまでよく煮込まれています。

またカレーと言えば野菜も重要ですが、こちらもしっかりと炒めて、形がなくなるまで丁寧に調理し、甘みを引き出しています。

それぞれに調理した牛スジと野菜を、フレンチのエッセンスも含まれた“出汁”と合わせ、混ぜて煮込んでカレーを仕上げます。

この特製カレーをスキレットに移し、モッツァレラチーズや卵黄、パセリをで仕上げて焼き上げたらいよいよ完成。

とろとろのチーズや、食欲をそそる香りや色どりなど、食べる前から五感で楽しませてくれるメニューです。

「ULOスキレット牛すじカレー」税込1,430円

シェフのこだわりはまだまだ散りばめられています。

一般的なカレーは小麦粉でとろみをつけますが、こちらのカレーは米粉を使ってとろみをつけています。

また、カレーの中央に添えられた卵黄は、目で楽しませるだけではなく、全体の味をまろやかに整えてくれる効果もあります。

スパイスをあまり効かせないことで整えられたその優しい味は、手間を惜しまないシェフの技術の賜物と言えるでしょう。

カレーの下にある福井県産のコシヒカリと合わさることで、逸品となります。

また、カレー以外の他のメニューもシェフの技術が存分に発揮されており、やみつきになるものばかりです。

福井県産の食材にこだわった新鮮な野菜や鮮魚、お肉、伝統調味料などを使用した洋食メニューが提供され、何度も足を運ぶお客さまもいるようです。

【取材・文】毛利泰崇

ULO(ウロ)

福井県福井市中央1-3-5 FUKUMACHI BLOCK
【営】11:00~23:00(22:00LO)
※ランチは14:00まで
【休】第3水曜
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昼はカレー、夜はバル。多目的な『カレッテリア』

最近特にハマっているカレー屋さんを紹介します。その名も『Cafe&Curry カレッテリア』

お店の名前の由来は、「Curry」と「Cafeteria(カフェテリア)」を掛け合わせた造語です。

その名の通り、昼は「カレー」、夜は「バル主体」のメニューを提供しています。

2021年11月にオープンし、基本的にオールタイムでの営業をしており、「ランチ」「カフェ」「バル」といった様々なニーズに即した利用が出来るのが大きな特徴です。

そんなお店を率いるのは店長の内田さん。

他店との差別化を図るべく、店名になぞらえて「カレー」や「カフェテリア」にフォーカスを当てたメニューや宴会プランの開発に取り組んでいます。

「バターチキンカレー」税込1,200円

こちらのおすすめカレーは「バターチキンカレー」(税込1,200円)と「カレッテリア特製の野菜カレー」(税込1,480円)です。

特に、バターチキンカレーに関しては、「小さい子でも食べられる辛さ」「ごはんに合うカレー」のモットーに、店長自らが試行錯誤を繰り返して出来たこともあり、お店としてもかなりおすすめのメニューとのこと。

ライスには、店長が同店のカレーに一番合う! とこだわった銘柄である「あきさかり」を使っています。

また、カレーはすべて“野菜で作られたルー”で作っており、素材の味を生かした味に仕上がっています。

提供時にはさらに辛さを足せる調味料が出されるので、自分好みの辛さにカスタマイズできるのも特徴の一つです。

またカレーだけに限らず、バル営業にも積極的に取り組んでいます。

店内には、フランス産の珍しいワイン(主にブルゴーニュ地方原産)や焼酎などを取り揃えており、生ハムのスライスやピザなどお酒にあうメニューも充実しています。

「単なるカレーがおいしいお店」ではなく、「お酒やおつまみも楽しめる食堂」として、昼と夜でいろんな楽しみ方ができます。

【取材・文】山本龍角

Curry&Café カレッテリア

福井県福井市大手3-7-1 福井県繊協ビルオフィス棟1F
0776-24-3885
【営】11:00~23:00(昼はランチ・カフェ、夜はバル中心)
【休】日曜
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※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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