お茶を点てる癒やしの時間を自宅で。基本の点て方、カフェ気分を味わえる本格抹茶ラテのアレンジも紹介

お茶を点てる癒やしの時間を自宅で。基本の点て方、カフェ気分を味わえる本格抹茶ラテのアレンジも紹介

スイーツや料理にも幅広く使われ、世界中で愛されている抹茶。

シャカシャカと茶筅を振って、ひと息ついてととのう。新しい「春の習慣」を始めてみませんか?

今回は、茶葉の選び方や保存方法など基礎知識から、初めてでも気軽にできる点て方、アレンジまで、暮らしに取り入れたくなる抹茶の楽しみ方をレクチャーします。

\教えてくれた人/

中野寛司さん
福井市の茶・茶道具販売店「林屋茶舗」代表取締役。日本茶インストラクター

抹茶のキホン

知られざる抹茶の世界をのぞいてみよう。

独特の風味と鮮やかな緑色が魅力の抹茶

ルーツは中国にあるといわれ、日本に伝来してからは独自の文化として多くの人々に親しまれてきました。

今では茶道だけでなく、さまざまな飲み物や料理にも幅広く使われています。

【濃茶】濃厚な抹茶。茶葉の量が多く、とろりとした芳醇な味わいが特徴。格式高い茶会で用います。【薄茶】サラリとした薄い抹茶。クリーミーで飲みやすい。日常的に楽しめます

抹茶の楽しみ方は大きく2つに分けられます。

少ない湯で練る「濃茶(こいちゃ)」と、湯を多めに点てる「薄茶(うすちゃ)」です。

「使う茶葉の量も仕上がりも異なり、それぞれに違った魅力があります」(中野さん)

 

上手に選んで、おいしく保存する。

抹茶は用途に合わせて選びましょう」と中野さん。

茶道で濃茶として使う場合は高級な銘柄を。

「ブランドや産地も目安になります」と話し、上質なものほど色が鮮やかで、苦味や渋味は穏やかだといいます。

日常で薄茶として飲む場合は、比較的手頃な価格のものでも良いそう。

やや苦味が立つこともあるが、十分抹茶の味わいを楽しめます。

 

また、抹茶は劣化しやすいので保存方法にも気をつけたい。

封を開けた場合は1カ月ほどで使い切るのが望ましい。

「においが移りやすいので、タッパーやさらに別の袋に入れて保存すると良いですよ」と中野さん。

開封前は“冷凍庫開封後は“冷蔵庫で保管するのがおすすめです。

ちなみに個包装の使い切りタイプも販売されているので利用してみて。

 

海外でも人気急上昇中。広がるブーム。

健康志向の人を中心に、近年は海外での抹茶人気も高まっています。

「店で取り扱う抹茶も仕入れ価格が上がり、数量が制限されることもあります」と中野さんは話します。

緑茶は多くの場合、年に4回収穫されます。

4〜5月にかけて最初に収穫される「一番茶」のみが、抹茶や玉露の原料となり、最も高値で取引されるといいます。

外国人客が中野さんの店に来店し買っていくこともあり、福井でも抹茶ブームを肌で感じたそう。

体にも良いといわれる大人気の抹茶で、いつもの日々に癒やしを取り入れてみては。

 

菓子の選び方

春らしい色や花の菓子を選ぼう。

新年度や入学など、春はお祝い事が多い季節。

抹茶には、おめでたい意味のある菓子を添えてみて。

桜や梅の花の干菓子や練り切り、パステルカラーのマカロン、ふわっとしたパイ生地シュークリーム、カラフルなジェリービーンズなどもおすすめ。

抹茶の苦味と調和する甘い菓子と一緒に、自由に春 の抹茶時間を楽しみましょう。

道具にこだわるなら

職人が作る、一生モノのお点前セット。

Ippukubox」税込14,300円。グリーン・ピンク・ホワイトの3色。「髙橋工芸」Webストアshop.o-takahashikogei.com

一つ一つ買いそろえるのもいいが、まとめてそろえられるセットも便利。

写真は越前漆器の製造会社が手がける、抹茶を点てるための道具一式。

収納箱の内側には、道具を守る越前和紙が貼られ、中には越前焼の茶碗、茶筅、茶杓、棗(なつめ)が各1点ずつ収まります。

茶碗は小ぶりながら、茶筅が振りやすいよう底が広めに設計されています。

 

抹茶を点ててみよう!

基本の道具

湯と抹茶以外の基本の道具を準備して。

専用の道具がない場合は工夫して、おうちで気軽に抹茶時間を楽しもう。

茶碗:抹茶を点てるための器。なるべく深さがあり、泡立てやすいものが◎

茶筅:抹茶を点てる道具。細かく割られた竹製の穂先が特徴。シェイカーやミルクフォーマーでも代用できる。茶筅休めもあると形が崩れにくい

茶こし:抹茶のダマを取り除き、滑らかに仕上げるために使用。代わりに目の細かいざるや味噌こしなどを使っても

茶杓:抹茶をすくう細長い竹製の匙(さじ)。1杯山盛りで約1g

 

①抹茶を茶こしでこしておく

茶こしでこすことでダマになりにくく、点てやすくなります。

この工程がおいしい抹茶につながる1番のポイント。

茶こしがない場合は、茶碗に抹茶を入れた後、少量の水で練り合わせることでダマを防ぎます

②茶碗と茶筅を温めておく

湯を注ぎ、茶碗と茶筅を約1分半温めます。

茶碗が冷たいと風味に影響し、茶筅は少し温めた方がしなりやすく欠けにくくなります

③湯を捨て、抹茶を入れる

茶碗を温めたら湯を捨て、抹茶を入れます。

1人分は約2g(茶杓2杯分)。

慣れてきたら量を好みで調整

④茶碗に湯を注ぐ

80℃のお湯を約100ml注ぎます。

沸騰直後の湯は渋味や苦味が強く出るため、少し冷まして使用します。

温度が低すぎると香りや泡立ちが不十分になります

⑤抹茶を点てる

最初はゆっくりと、茶碗の底の抹茶を広げるように混ぜます。

次に茶筅を底から少し上げ、手前と奥を行き来させながら振ります。

同じ場所にとどまらず、左右にも少し動かすのがポイント。

手首を使って前後に振り、全体をぐるぐると混ぜないようにします

⑥完成!

 

抹茶をアレンジ!

アート抹茶にトライ!

細かく泡立てた抹茶の表面をキャンバスにして、濃茶で模様やイラストを描く「アート抹茶」。作り方は簡単。

まず、小皿に抹茶3gと湯15mlを入れてよく練り、濃茶を作ります。

菓子楊枝を筆代わりにして薄茶の表面に線や模様を描いていきます。

泡が崩れないように、力を入れすぎずゆっくり描くのがコツ。

菓子楊枝は、マドラーや割り箸でも代用できます。

抹茶ラテにアレンジ

牛乳に点てた抹茶を注ぐだけで、簡単に抹茶ラテが作れます。

抹茶を点てる際、③にガムシロップと少量の湯を入れ、練り合わせるのがポイント。

スプーンやヘラでよく混ぜるとダマができにくくなります。

「濃いめに作ると、抹茶の風味をしっかり感じられますよ」(中野さん)。

牛乳以外にも豆乳やオーツミルクなど好みでアレンジ可能。ホットミルクで作る場合は、砂糖はグ ラニュー糖がおすすめ。

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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