《水出し緑茶》で手軽においしく、夏の免疫力をアップ!!

《水出し緑茶》で手軽においしく、夏の免疫力をアップ!!

こんにちは。ふーぽ編集部のMKです。

コロナに負けないカラダづくりのため、自己免疫力アップを図りたいですよね。

実は私たちにとって身近な「緑茶」が、自己免疫力を高めてくれるんだそう!

日本茶インストラクターの五井美紀さんに詳しく教えてもらいました。

●〇五井美紀さん〇●
日本茶インストラクターリーダー。ティーコーディネーター。福井県大野市在住。

まずはじめに「緑茶」とは?

 

身近に手に入る日本茶と言えば、煎茶、番茶などがありますが、それでは「緑茶」とはどんなお茶かご存知ですか?

 

SUNTORYのHPによると、

緑茶は、生のお茶の葉を発酵させずに製造した不発酵茶で、煎茶(せんちゃ)、玉露(ぎょくろ)、番茶(ばんちゃ)、抹茶(まっちゃ)、焙じ茶(ほうじちゃ)など、さまざまなお茶をまとめた呼び名を指します。

その中で現代の日本人が日常に飲んでいる緑茶の代表が煎茶。日光を遮らずに栽培し、茶葉を蒸して揉みながら乾燥させたものです。
(出典:SUNTORY

 

そう、煎茶や番茶などはすべて「緑茶」なんです。

 

緑茶は急須にお湯を注いで、、、というイメージの方が多いと思いますが

 

今回ご紹介する緑茶は、「水出し」であることが重要だそう。



ちなみに

冷たい水で時間をかけてじっくりと抽出したものが「水出し」
お湯で淹れたお茶を冷やしたものが「冷茶」


同じ茶葉でも味わいは異なり、

 

「水出し」は苦味や渋味は控えめでうま味が強いのが特徴。

「冷茶」は苦味や渋味が感じられて飲みごたえがあります。

 


そして淹れ方で、抽出される成分も異なります。



ポイントは「カテキン類」

 


お茶に含まれる代表的なカテキン類は4つあり、中でも「免疫」活性化に重要なのが、「エピガロカテキン」です。


論文結果によると、「免疫」を活性化するには<1日あたり50mg以上>を摂るといいそう。

 

水出し緑茶に換算すると、
計量カップ2杯(400ml)の水に対して、茶葉10g

※出来上がりは360mlくらいで、エピガロカテキンは大体100mgの計算です。

 

五井美紀さん
使用する茶葉や水温など違いによっても浸出量は不明なので、1日360ml程度の水出し茶を継続して飲むのがおすすめです。

 


 

ちなみに緑茶の茶葉は、二番茶以降の「煎茶」がおすすめとのこと。

価格でいうと、100gで500円程度の煎茶です。お手頃です!

 

お茶のうま味成分であるテアニンは日光を浴びるとカテキン類に変化することから、高価な一番茶(新茶)よりも日光を浴びる期間が長い二番茶以降がいいのだとか。

 

日光を遮断して作る玉露も、煎茶よりカテキン類が少ないので、免疫力アップを期待する場合は不向きというわけです。

 

水出し煎茶の作り方

 

\作り方はいとも簡単/




前日の夜、400mlの水と茶葉10gを容器に入れ、冷蔵庫へ。
 

これだけです。

 ポイント 
*茶こし付きの冷茶ポットがなければ、茶袋に入れると茶殻の処理がラク。
 ただし、詰め込むと茶葉が開きにくく、成分が十分に浸出しないので、茶葉は袋の半分程度までにします。

*常温で保管すると傷みやすく、細菌が増加する恐れもあるので、保管は必ず冷蔵庫で! 1日で飲み切るようにしましょう。

 

五井美紀さん

夜作っておけば、翌朝にすぐ飲めて便利ですが、日中、冷蔵庫で1時間浸出させても成分濃度はほぼ変わりません。

 

 

また、論文では、エピガロカテキンの効果を持続させるため、2回に分けて飲むのが良いとされているそう。

 

でもあまり意識するのも面倒ですよね…。


そこで、これからの季節にぴったりのご提案がコチラです!

 


\水分補給に水出し煎茶/



1ℓの水に対して茶葉25gの水出し煎茶を
冷蔵庫に常備して
水分補給にこまめに飲む!!

 

 

自己免疫力アップに加え、リラックス効果と抗ストレス効果を期待できるテアニンも一緒に摂取できて、一石二鳥です♡

 

五井美紀さん

水出し茶は80℃の湯で作ったお茶と比べてカフェイン量は半分くらいなので、カフェインを気にする方にもおすすめです。

 


「水出し煎茶で、手軽においしく。」
自分と家族の健康サポートができるといいですね♪

 

※「免疫活性」はあくまでも「免疫」が落ちている人に対して有効とのこと。飲み続けていると、風邪を引きにくくなったかな?という程度だそうなので、過度な期待は禁物です。

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※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

MK
writer : MK

「おいしいものしか食べたくない」がテーマ。
主に、ふくいの食べもの、飲みもの、うつわ(職人)について書いてます。ときどき、オシャレもしたくなります。
エジプトと古墳時代、ジブリも好きです。県内のアート情報にも目を光らせています。

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