歩いて発見! ふくいの魅力♪ 微住しながら福井を縦断する旅「微遍路(びへんろ)」にちょっと同行してきたよ【ちょいネタ】

歩いて発見! ふくいの魅力♪ 微住しながら福井を縦断する旅「微遍路(びへんろ)」にちょっと同行してきたよ【ちょいネタ】

こんにちは、ふーぽ編集部のともきです。

2020年秋、福井県内をまるでお遍路のように巡り歩く青年がいることをみなさんはご存知でしょうか?

彼の名は田中佑典(ゆうすけ)さん
地域に一定期間定住し、その土地での「暮らし」を体験する旅のスタイル「微住」の仕掛け人です。

【⇒田中佑典さんを紹介したふーぽの記事はこちら


田中さんは、2020年9月上旬からお遍路ならぬ福井県内縦断の「微遍路」に取り組んでいます。

大野市を出発し、県内を縦断しながら小浜方面へ向かう約一カ月の旅。


電車も高速道路も整備されたこの時代に、あえて歩いて県内を旅するチャレンジャー!


どんな想いでこの微遍路を始めたのか?
ふーぽ編集部がちょっと一緒に歩いてみました♪

Tシャツにも「微遍路」とばっちりプリント。


9月下旬の朝、田中さんと合流したのは鯖江市の河和田地区にて。


大野から北上し、あわら・三国方面を踏破。

さらに南下して福井市から鯖江の河和田地区まですでに2週間以上歩いてきた彼の顔はメディアで見るよりも精悍さを増したような雰囲気。

この日は「河和田地区~旧今立町エリア~越前市中心街」まで歩く予定とのこと。さっそく同行スタートです。

 

いざ歩いてみると、普段気にとめていない看板も妙に印象的に見えるそう。


普段は「生活芸人」「日台交流プロデューサー」を名乗り活動する田中さん。


福井市東郷地区の住民らと日台交流に取り組んでおり、地元福井への微住を促進するWEBサイトをオープンさせるなど積極的に新しい観光スタイルを推進してきましたが、コロナ禍の影響を踏まえ「今は充電。仕込みの時期だ!」と考えたそう。


そこであえて自分の足で歩いて「福井の魅力を再発見しよう」「福井の人とのつながりをつくろう」と、微遍路を企画したそうです。

(この微遍路ということばも新しく自分で考えたとか。そこがすごい。)

 

イマイチな天気でもお構いなし!


一緒に歩いて見て分かったのですが、とにかく、歩くのが早い!

さすが県内を踏破してきた猛者。(普段からの運動の大切さを痛感....)



そして、歩き遍路では必需品でもある菅笠スタイルは目立つ&すでに県内の各メディアで取り上げられていた影響もあり、行く先々で地域の方らから声援が。


「新聞で見たよ~」

「頑張れ~」

「うちに寄ってきなよ」

など様々な声をかけてくれるのだとか。

この日も信号待ちの車の方が窓を開けてわざわざ声援を送ってくれていました。

 

オリジナルの杖に東郷地区のイラストレーターさんデザインのロゴ入りの木札。鷹の爪で作ったお守りも添えてられてました。

旅の途中でも地元の方に頂いた眼鏡だそう。

行く先々の神社では旅の安全を願います。絵になる・・・

 
 そして、微遍路に限らず「旅」の魅力と言えばやはり行く先々での「人との出会い」。

 

地元企業に飛び入りでお邪魔してみました。ソファーの説明を聞く田中さん。

旧知の和紙会社さんとの再会もありました。

「便利で都合のいいものだけが求められる時代から変わりつつある。手足を動かして土地と深く関わる“負荷価値”が、本当の豊かさに繋がると思うんです。」


そんな熱いトークを微遍路の途中で出会った方々と繰り広げていきます。

微遍路を通して、今後の微住者の受け入れ地の開拓や地域ごとのつながりを築く狙いもあり、こういった出会いが今回の微遍路の大きな財産だそうです。

歩く後ろ姿はもはや貫禄すらある田中さん。

この日は、鯖江市河和田地区から越前市中心街まで約20キロを踏破。

歩くからこそ、行ける場所、そして出会いを楽しむ姿が印象的でした!

 

微遍路を通して目指すのは「各地の魅力の再発見と地元の人たちとの絆づくり」と語る田中さん。

将来的には「ふくいのみなさんが歩いて巡る道が、微住街道となってほしい」とちょっとした野望も語ってくれました。


さて、この数日後、越前市内で微遍路を続ける田中さんと再び遭遇♪

しかも今回は一緒に微遍路を歩く「旅の仲間」がかなり増えていました(ロード・オブ・ザ・リングみたい)。

 

この日の微遍路仲間は5人。越前町から越前市までの途中でした。


微住、微遍路の活動を通して、田中さん以外の人たちも新しい繋がりや大切な人と人との絆を得ているのかもしれませんね。

田中さんの微遍路の情報はSNSやYouTubeを通して発信されていますのでぜひチェックしてみてくださいね。

随時更新中ですよ。


【⇒YouTube【微遍路のススメ】はこちらから

 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

ともき
writer : ともき

ふくいの食に関することが大好きな、ふーぽ編集部おいしい「食」担当。
ふくいのおいしい情報を中心に、野菜ソムリエとしての視点も活かした記事をお届けしま す。 最近のマイブームは農家さんや漁師さんからの情報収集。ふくいの食は奥が深い!

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