祝!石碑完成♪ 「微住」発祥の地、福井市東郷地区で開催されたオンライン除幕式の裏側をのぞいてきたよ! 【ちょいネタ】

祝!石碑完成♪ 「微住」発祥の地、福井市東郷地区で開催されたオンライン除幕式の裏側をのぞいてきたよ! 【ちょいネタ】

こんにちは、ふーぽ編集部のともきです。

みなさんは「微住(びじゅう)という言葉をご存知ですか?

 

【微住とは・・・】

移住でも観光旅行でもなく、一定期間定住し、その土地での「暮らし」を体験する旅のスタイル。

福井市出身の生活芸人・プロデューサー、田中佑典さんによって提唱されました。

新たな地域観光の考え方として注目されています。

【⇒「微住」提唱者・田中佑典さんへのインタビュー記事はこちら

 

現在は福井市の東郷地区を中心に、台湾の若者の滞在を受け入れる活動が行われています。

 

その東郷地区になんとこの5月、“微住発祥の地”を示す「石碑」が完成したとか!

しかも、台湾と日本を繋いでオンライン除幕式を行うとのこと。

 

一体どんな催しが行われるのでしょう・・・。とても気になったので、除幕式の様子をのぞいてきましたよ♪

福井市東郷地区にある「最勝寺」


今回おじゃましたのは、福井市東郷地区の最勝寺。

こちらの住職で、まちおこし団体「ふくいPR隊@東郷研究会」会長の佐々木さんが石碑の発案者です。

 

もともとは3月に台湾の若者が“微住”に来る予定があり、その微住者たちを楽しませようという「遊び心」から、石碑の建立を企画したとのこと。

 

開始前、準備中の会場。チャイナ感を醸し出す赤のテーブルが良いアクセント


しかし、世界中に蔓延した新型コロナウィルスの影響は台湾と日本にも及び、彼らの微住と来日に合わせた石碑のお披露目会はあえなく延期に・・・。

そこで、微住提唱者の田中さんを中心に「オンラインで何か出来ないか」と考え、今回の除幕式に繋がったそうです。

 

 

さあ、会場ではリハーサルも終わり、いよいよオンライン除幕式がスタート!

画面右側に同時通訳の内容が表示されています。凄すぎる・・・

この除幕式は東郷地区と東京に加え、微住に関わっている大野市、鯖江市や台湾をオンラインで繋いで実施。

台湾からは、東郷地区を取材したカルチャー雑誌「秋刀魚(さんま)」の編集長 Eva Chenさんなどが参加されました。


始まってまず驚いたのが、画面上での同時通訳


言葉だけを聞いていたのでは内容は全く分からないのですが、これなら画面上で理解でき、参加者の想いをくみ取り共有することができます

 

しかも、訳も打ち込みも早い!

 

 

東郷地区愛にあふれる地元関係者を交え、式は進んでいきます。除幕の準備も万端!


オンラインとはいえ、

◆オープニング映像
 ↓
◆日本&台湾からの挨拶
 ↓
◆来賓紹介

など、進行はいたってきちんとした「式典」。

 

台湾と各地の関係者が微住にかける想いを熱く語り、時間はあっという間に過ぎていきます。

 

微住提唱者で福井市出身の生活芸人・プロデューサー、田中佑典さん

福井県の杉本知事もビデオレターで登場。微住への期待を語りました

機材をチェックしながらモニターを見つめるスタッフ

ラッパーによるオリジナルソング「微住へ行こう」も花を添えます

 

 

いよいよ、石碑のお披露目です・・・

\じゃじゃじゃじゃーん/

とても遊び心で作った&始まった企画とは思えない・・・。関係者のみなさんも気合が入っています

こちらが微住発祥の地の記念石碑です!

遊び心から作ったにしては、明らかにクオリティが高い!!!

 

 

オンライン除幕式を支えた現地スタッフのみなさん。知恵を出しあってイベントを成功させました


除幕式は約1時間半で無事終了。


日本各地と台湾を繋いでのオンラインイベントは、距離を越えて繋がれるような素晴らしい内容で開催され、微住への期待を感じれるものとなりました。


今後は微住者が地域の祭りに参加したり、受け入れ地域の中で活動することで、お互いを知るきっかけを増やし、微住者がゆるやかに地域へ帰属する「ゆるさとを増やしていきたいとのこと。

 

「観光」という不特定多数の受け入れだけではなく、微住者が訪れた地域の人々と継続的な関係を築けるようにしていくことが目指されています。

 

これからの「微住」や東郷地区での活動にも要注目ですよ!

 

\除幕式のオープニングで流れた、「微住」紹介動画はこちらから/

 


\「微住」提唱者・田中佑典さんへのインタビュー記事はこちら/

「『来て、来て』ばっかりのインバウンドは飽きられるかも。」田中 佑典さん【ふくい人に聞く】

 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

ともき
writer : ともき

ふくいの食に関することが大好きな、ふーぽ編集部おいしい「食」担当。
ふくいのおいしい情報を中心に、野菜ソムリエとしての視点も活かした記事をお届けしま す。 最近のマイブームは農家さんや漁師さんからの情報収集。ふくいの食は奥が深い!

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