「あの場所を見上げてみて、盃を持って待っているから。」大野市の越前大野駅待合所の天井付近に座っている“松藤孝一・光水球子像 2003年”【福井の或る場所のアート】

    「あの場所を見上げてみて、盃を持って待っているから。」大野市の越前大野駅待合所の天井付近に座っている“松藤孝一・光水球子像 2003年”【福井の或る場所のアート】

    こんにちは、ふーぽライターのcowbellrikoです。

    福井の“とある人と場所”のアートを紹介するコーナー【福井の或る場所のアート】。

    福井で制作をする美術作家さんのことや、こんなところで見つけたスゴイ作品のことなどすぐそばに、そこに或るアートを探して見つけてお届けします。

    今回は、大野市にある「越前大野駅 屋外待合所」の天井付近に座っている“松藤孝一・光水球子像 2003年”です。

      JR越美北線 越前大野駅 屋外待合所「やすらぎ空間」内【大野市】
      光水球子像 2003年/松藤孝一

      しっかり男の子でした。大野市内「旧内山家」に、もうひとり座っていますよ

       

      あの場所を見上げてみて、盃を持って待っているから。

      制作したのはガラス作家の松藤孝一さん。

      2003年にアーティストが暮らしながら作品を制作する、大野市の事業で生み落とされた赤ちゃんです。

      長崎生まれの松藤さんは、生死を意識する環境下で育ちました。

      見る人が前向きになれるような、希望に満ちた存在、祈りの偶像として想起したのがガラスの赤ちゃんです。

      また滞在時、大野の清らかな水が強く印象に残り、盃で再現したそうです。

      手足が伸び、プリっとしているけれどどこかしっとりと大人びている赤ちゃん。

      怖い? 可愛い? 赤ちゃんの表情は見る人によって違ってくるようです。

      しかし存在を知らないというまちの人も多いんですって。

      18年間座っているのにね。

       

      JR越美北線「越前大野」駅

      福井県大野市弥生町1

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      ※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

      cowbellriko
      writer : cowbellriko

      エビとイチゴとワインが好き。
      国内外問わず、よく人に道を聞かれます。
      世界の美術館を巡ること、あちこちの芸術展を回ること、がライフワークです。
      アート系ウエブメディア「芸術専門楽群(略してゲイセン)」の中の人です。

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