今回も、放送終了後に深掘りトーク。
「今回の件に関してすごくおもしろい話があって、
北欧の人たちの大学入学の平均年齢って、日本よりもかなり高いといわれています。
日本がだいたい18歳くらいなのに対し、北欧の国では20代半ばくらいのところもあるそうです」
「これはどういうことかというと、日本のたちは高校卒業後にすぐ大学に入学する一方、
北欧の場合では高校を卒業してから、数年間アルバイトやインターンを経験するというのがあたりまえということらしいです」
「その間に興味あることや、やりたいことを試し、
自分の興味や将来進みたい道を見つけたあとで大学に入るケースがおおいみたいです」
これまで日本においては学生から社会人になるまでに、
留年や空白の時期のない「ストレート」な道が良しとされ、理想とされてきたと若新さんは語ります。
大学で何を学んだかというよりも、きちっとストレートな道を言われたとおり歩めたかどうかが、
重要視されてきたとも考えているよう。
「『理想型』に近づくための真っすぐな道の先には、
変化に対応し続けることが必要な経営者のポジションがあるとは限らない。
そういったポジションに向いている素質があるかどうかは、
あっちこっち行ってみて試行錯誤をしないと分からない」
「大学に入ってからも、休学制度などを利用して積極的にモラトリアムの期間をつくり、
企業のインターンシップに参加するなどして自分の素質を試せるといいと思いますね。
時代の変化とともに、キャリアの考え方も変わってきています」
今回の変点観測いかがだったでしょうか?
わたくし編集部Kは大学時代、とあるコンビニでバイトをしていたのですが、
そこのオーナーさんは本当に忙しくて大変そうだったのを覚えています。
シフト管理、在庫管理、クレーム対応、コンビニ本社とのやりとりなどなど。
一般のスタッフの業務とは違う、より責任の大きい仕事をしていました。
おそらくあの当時の僕がオーナーと同じ仕事をしていたら、
ストレスとか不安で押しつぶされていたかもしれません。
経営者の仕事は、向いてない人にとっては大きな負荷がかかるもの。
今後「学生店長」の制度が広まっていったときに、
学生さんをメンタル面などでサポートできるような体制が、そのお店で整っているといいなと思いますね
今回の「五目亭」さんのように、これまでに経営者の経験がある人からのバックアップがあれば、
学生さんものびのびとチャレンジできそうです。