積雪のある福井の冬にちなんで、2023年度(第4会期)の【いわさきちひろ 生誕地・武生 ピエゾグラフ展】では、「雪」の表現がテーマ。
福井県越前市出身の画家/絵本作家・いわさきちひろが、絵本やカレンダー、雑誌の表紙などに描いた雪の風景を展示します。
ちひろの雪の表現に焦点を当て、絵本『つるのおんがえし』や『おにたのぼうし』、『ゆきのひのたんじょうび』などを紹介します。
主催者からのコメント
開催日 | 2023/12/8(金) 〜 2024/3/4(月) |
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開催時刻 | 10:00~16:00 ※休館日:毎週火曜・年末年始 |
開催地 |
「ちひろの生まれた家」記念館 |
住所 | 福井県越前市天王町4-14 |
URL | |
料金 | 入館料:一般300円、高校生以下無料 |
お問い合わせ |
「ちひろの生まれた家」記念館 0778-66-7112 |
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信州出身の両親をもつちひろは、女学生のころよりスキーを得意とし、冬にはよく雪山を訪ねました。
また信州北端の黒姫に構えた山荘を、冬は「雪雫亭(せっかてい※)」と呼び、窓辺の雪景色を眺めながら制作をすることもありました。
絵本やカレンダー、雑誌の表紙など、ちひろの作品には雪を描いたものも少なくありません。雪に親しみがあるからか、ちひろは、きらきらと輝く雪の結晶やしっとりと水気を含んだぼたん雪、雪原を舞うパウダースノーなど、雪を多彩に描き分けています。
※「雫(しずく)」という字に「カ」という音はありませんが、ちひろはあえてこのように呼んでいました。