福井弁で言うと、「これ食べときね!買っときね!」です。
福井の食といえば、11月に漁が解禁になる越前がにやソースカツ丼、おろしそばなどが有名ですが、ほかにもたくさんあります。
その一つが「秋吉」。
福井県発祥の焼き鳥チェーンです。

これまで、嫌いだという人に会ったことがないですし(編集部調べ)、県民はSNSで写真を見たり、その名前を聞くだけで、食べたくなります(編集部調べ)。
県外の友人を連れていったら、東京や大阪にある秋吉に行くようになった、というのはよくある話。
おすすめは、親鳥の塩焼「純けい」と、豚のホルモンのタレ焼「しろ」。
純けいはカラシで、しろはタレでいただきます。

左の丸串が「しろ」、右の角串が「純けい」
さて、写真を見てお気づきだろうか・・・。
頼むときは基本的に、5本単位。
県外の人からは「多いのでは」と驚かれるのですが、小ぶりな一口サイズなので、女性でも1人15本~20本はペロッと食べられます。
通を気取るなら、「純けい10本、しろ10本」とオーダーしましょう。
お店ではもちろん、お持ち帰りするのもポピュラー。
お盆や正月に帰省する家族がいるとき、親戚が集まるとき、ホームパーティー、休日の夕食などなど。
ホットプレートに隙間なく並べた光景は壮観です。(でも袋ごと湯煎して温めるのがおいしい食べ方らしいです)


実は、福井県は焼き鳥消費量が全国2位。(総務省家計調査「やきとり」の1世帯あたり年間支出額2022~2024年平均より)
秋吉の貢献度は高いと思います。
お店では、スコッチエッグや鶏なべ、冷麺、焼き鳥バーガーなど、取扱店舗限定の特別メニューもあるので、そちらもお見逃しなく。
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続きまして、“買う”おすすめは、やっぱりめがねです。

日本有数のめがね産地・鯖江市。ハリウッドサインさながらの「めがね広告塔」が目印
今夏も、とある3人組有名バンドがMVと番組ロケで福井を訪れ、めがねを購入されたとか。
池の水を抜く系の番組MCの方も、スペシャルめがねを製造するプロジェクトが進行中だそう。
めがねの産地として知られる鯖江市にある「めがねミュージアム」では、県内約50社の最新モデルを3,000本以上展示販売しています。

めがねの修理やオーダーメイドもできるほか、「体験工房」では「めがね手作り教室」も。
アセテートと呼ばれる生地を選ぶところから、削り出し、ヤスリ仕上げまで本格的に体験でき、まさに世界に一つだけのオリジナルめがねを作れます。※要予約

「めがね広告塔」は夜になると光ります…