福井県は石川県と岐阜県、滋賀県、京都府と隣接しています。
以前、福井県は木の芽峠を境に、「嶺北」と「嶺南」という地域に分かれているとお話ししましたが、月刊fu・ふーぽ編集部は嶺北にあり、嶺南に行くよりも石川県の方が近かったりします。
ということで、最近ときめいた石川県おすすめスポット3選です、どうぞ。

まずは、金沢市にある「雷風鶏飯(ライフーチキンライス)」さん。
「海南鶏飯(ハイナンチキンライス)」が看板メニューのお店です。
驚くほどジューシーな蒸し鶏と、鶏出汁で炊いたと思われるご飯にパクチー。
ゴマ油が香ばしいネギソースも絶品です。
今回伺ったテイクアウトのみの玉鉾店と、金沢競馬場内で販売しています。

海南鶏飯はシンガポールのソウルフードで、現地で食べたおいしさが忘れられず、常に探し求めている料理のひとつなのですが、私的にベストが出ました。
自家栽培のスイートバジルを使ったガパオライスも、ナンプラーの香りがたまらない一皿。
アジアン好きだけど辛すぎるものは苦手、という方にも大・大・大・おすすめです(なぜなら私がそうだから)。
ところかわって、加賀市の「Cafe 冬の華」へ。
全面に取られた窓から、眼前に広がる湖「柴山潟」と霊峰白山が一望できるカフェ。

テラス席のように見えますが、屋内。開放感がすごいです(この日、白山はうっすらしか見えてません)
加賀棒茶とハーブをブレンドした「加賀のハーブ棒茶」をオーダーすると、うすはりガラスの脚付きグラスでエレガントにサーブ。
香りも良く、口当たりもなめらかで、贅沢な時間を過ごせました。
隣接する「中谷宇吉郎 雪の科学館」も楽しいのでぜひ。
先日は氷のペンダント作りに挑戦しました。

グリーンランドの氷河から運ばれた石が敷き詰められた科学館の中庭の向こうにカフェがあります
続いて、加賀市にある開湯1300年の「山中温泉」。
古来より「傷の湯」と呼ばれ、湯治場として栄えてきました。

山中温泉街にあるこおろぎ橋。緑に包まれて神聖な雰囲気
自然豊かな渓谷にあり、松尾芭蕉も愛した温泉地として知られています。
「吉祥やまなか」は、ステイケーションにもおすすめの湯宿。
鉄板で焼く「加賀パンケーキのアフタヌーンティ」に始まり、陶板浴、足湯、ロビーでの24時間のドリンクサービス、そしてお休み前の「KAGAプリン」…。
ほかにも、芸妓による「山中節」披露や色浴衣の貸し出し、貸切風呂など、おもてなしを次々と楽しめます。

眼下に大聖寺川を眺められる客室。清流のせせらぎに癒やされます

渓流側の客室にはドリップセットがあり、豆から挽いてハンドドリップする時間はチルでした

夜の大浴場も趣がありますが、朝、日の光がきらめく貸切露天風呂も格別です
泊まった日は雨だったこともあり、一歩も外に出ませんでしたが、ものすごい充実感。
近場だからこそ、癒やしの時間に集中できるという気づきがありました。
(取材協力:吉祥やまなか)