福井県大野市で1泊2日のまちなかぶらぶら歩き旅♪ ローカルアート&地場産の朝ごはん&地元の人とのふれあいも!

福井県大野市で1泊2日のまちなかぶらぶら歩き旅♪ ローカルアート&地場産の朝ごはん&地元の人とのふれあいも!

こんにちは! ふーぽ編集部です!

忙しい日々で、時にはゆっくりとした旅を楽しみたいときはありませんか?

今回は、「北陸の小京都」と呼ばれる、福井県大野市で楽しむ一泊二日の旅をご紹介。

大野市のまちなかエリアには、レトロな街並みローカルアートギャラリーまちの人とのふれあい旬の食材が満載の料亭の朝ごはんなど、心も身体も癒される魅力がギュッと詰まっています。

今回は「まち歩きを楽しむ」ことをテーマとした旅をご紹介します♪

 

大野市まちなかぶらぶら歩き旅の楽しみ方

大野市は、福井県の最も東側にある山々に囲まれた盆地の地域です。

福井駅から越美北線、あるいは京福バスに乗って1時間弱の場所にあります。

江戸時代につくられた大野の街並みは、越前大野城のふもとに京の都を模して碁盤の目に区切られた城下町

東西南北の通りで碁盤の目状に区切られ、東西に「本町(一番)、二番~五番」、南北に「六間~八間通り」と番号の名前が付けられています。

大野のまちなかエリアは、JR越前大野駅から徒歩10分と近く、車で来た場合も無料駐車場がたくさんあるので散策にはピッタリです。

 

\今回ご紹介する旅のコースはこちら/
大野市まちなかぶらぶら歩き旅」

DAY:1日目

START!

 JR越前大野駅 

↓ 徒歩(約8分)

 七間通り(大野市観光協会付近) 

↓ 徒歩(約2分)

 ときわ 三番店 

↓ 徒歩(約4分)

 モモンガコーヒー 

↓ 徒歩(約1分)

 荒島旅舎 

↓ 徒歩(約8分)

 焼肉とんちゃんのおおみ駅前店 

↓ 徒歩(約16分)

 亀山湯 

 

DAY:2日目

 荒島旅舎 

↓ 徒歩(約6分)

 阿さひ旅館 

↓ 徒歩(約5分)

 COCONOアートプレイス 

↓ 徒歩(約1分)

 五番商店街 

↓ 徒歩(約5分)

 越前おおの結楽座 

↓ 徒歩(約12分)

 JR越前大野駅 

GOAL!

【DAY / 1日目】START!

雪ん子の像がかわいい!!【JR越前大野駅】

JR福井駅から越美北線に乗車して、各駅停車に揺られて約1時間弱。

大野の玄関口となるのはJR越美北線の「JR越前大野駅」

中央広場には大野の湧水を表す噴水や、大野の民芸である「雪人形」の石像(冬季はわら帽子を着ていますよ)が置かれています。

無料Wi-Fiも利用することができ、駅西側に隣接する広い駐車場は無料なので、車で来た際のまちなか散策にも便利です♪

 
徒歩 8

 

風情ある石畳と朝市で知られる街並み【七間通り】

JR越前大野駅から歩いて10分圏内にあるのが、「七間朝市」でも知られる七間通りの街並みです。

「七間朝市」は毎年春分の日から大晦日まで行われる朝市。朝7時〜11時ごろに行くと、おばちゃんたちが新鮮な野菜や手作りのお惣菜、季節のお花などを路面に並べて販売する風景を見ることができます。

その歴史はもう400年も続いているそう!

通りには酒蔵や味噌屋、薬屋など、風情ある建物が連なっているので、のぞいてみるのも楽しみの一つです♪

越前大野城と七間朝市、市の花である「こぶし」があしらわれた側溝のふた

古き良きデザインの看板がある味噌屋さん

銀行も街並みに溶け込むレトロな外観

道端には通りを示す道標があるので迷ったらチェックしてみて

●七間朝市について
☎︎0779-69-9520(越前大野七間朝市振興協議会)
ホームページはこちら

 
徒歩 2

 

常連さんが集まる憩いの郷土料理レストラン【ときわ 三番店】

歩いてお腹が空いたら、早速ランチ!

大野に来たらぜひ食べてほしい料理といえば、「越前そば」と大野市オリジナルの郷土メニュー「醤油カツ丼」

せっかくなので、地元の人でにぎわうお店にチャレンジしてみましょう。

おすすめは七間通りと三番通りとの交差点すぐにある、郷土料理が食べられる老舗レストラン「ときわ 三番店」

昭和14年創業という歴史あるレストランで、レトロな外観だけでもテンションが上がります!

しょうゆカツ丼そばセット 税込1,000円

ローカルフード「醤油カツ丼」は、野菜と大野の醤油を使っていることが条件

ときわさんの醤油カツ丼は、大根の千切りとかいわれ大根とシソの組み合わせで、さっぱりとしたお味♪

福井名物のおろしそばも滑らかなのど越しで、ツルッと一気に食べられてしまいます。

店主のおばちゃんの手作りお漬物も美味しい〜!

店内は、純喫茶の雰囲気が漂うディープな空間。お昼時には常連さんが次々とやってきて、世間話に花を咲かせる光景が見られます

店内奥には迫力ある岩をメインとしたお庭が。開店当初からある自慢のお庭だそう

●ときわ 三番店
福井県大野市元町5-18
☎︎0779-66-2489
【営】11:00~18:00
【休】木曜

 
徒歩 4

 

自家焙煎の大人気コーヒー店【モモンガコーヒー】

お腹を満たしたら、やっぱりコーヒーですよね!

続いては大野市の中心的な広い大通り「六間通り」まで歩きます。

六間通りは和菓子屋さんやごはん屋さん、果物屋さん、商工会議所、銀行などが立ち並んでいるので、気になるお店も多いかも。

通りを進み、六間通りと五番通りの交差点角にあるコーヒー店が「モモンガコーヒー」です。

ハートの模様がかわいい♡ カフェラテ税込500円

自家焙煎にこだわるモモンガコーヒーさん。店の外でも香ばしい焙煎のい〜い香りが漂います。

メニュー表には世界各国の選び抜かれた豆がずらりと並び、どれにしようか迷ってしまいます!

「コーヒーは足し算」と言うモモンガコーヒーの美味しさの秘訣は、店主特製の焙煎に加え、日本一美味しいと言われる大野の名水にあるそう。

友人や家族と来たら、飲み比べてみるのも楽しそうです♪

お土産用にドリップパックやチョコレートも販売していましたよ。

店主の牧野さんが淹れるコーヒーは絶品。市外・県外からもお客さんがたくさん訪れています

1人でも大野のまちの様子を眺めながらゆっくりできる窓際のカウンター。ラテを飲む前にバッチリ写真におさめて

●モモンガコーヒー
福井県大野市元町8-17 中央共同ビル1F
【営】(平日)10:00〜18:00、(土日祝)10:00〜17:00
【休】  火曜、第3日曜
公式ホームページはこちら

 
徒歩 30

 

まちの人も集うホステル【荒島旅舎(あらしまたびしゃ)

グリーンのひさしに書かれた「ARASHIMA HOSTEL」が目印。

コーヒーでひと息ついたら、いよいよ本日のお宿に向います!

と言っても、モモンガコーヒーのお隣さん。

同じ共同ビルにあるホステル「荒島旅舎」です。

こちらのホステルは全室個室でシンプルでオシャレな室内が魅力。

各階にはシャワールームとトイレ、洗面台があり、食事は近隣の商店街でローカルフードを楽しむスタイルです。

オーナーの桑原さんは生まれも育ちも生粋の大野人。

普段は編集やデザインの仕事もされているので、まちの人とのつながりも濃い〜のです。

チェックインの時に、わからないことがあればなんでも聞いてみましょう!

2階と3階の部屋の窓からは、大野の六間通りが一望できます。

人や車の流れをぼーっと眺めてしまいそう。

五番商店街の理事長である山田さんに遭遇。五番の顔としても知られる気さくな山田さんと楽しい会話が弾みます

日替わりでカフェやイベントも開催。この日は大学生による期間限定の間借りカフェ「it’s mono」がオープン中。思いがけない偶然の出会いも思い出に

●荒島旅舎
福井県大野市元町8-17 中央共同ビル1F
【営】年中無休
食事なし 1泊4,000円〜
公式ホームページはこちら

 
徒歩 

 

お肉屋さんの絶品ホルモン!!【焼肉とんちゃんのおおみ駅前店】

駅前にあるので迷わず安心

日も暮れてきて…晩ごはんはどうしようかな〜?

ということで、大野人のソウルフード「とんちゃん」を堪能します!

大野でとんちゃんとは、「ホルモン」のこと。豚だけでなく、牛のホルモンもミックスされているのが大野流。味噌、醤油、みりん、砂糖に加え、香辛料やニンニクなどで味付けがされています。


今回はJR越前大野駅前ビル内にある地元っ子にも人気の「焼肉とんちゃんのおおみ 駅前店」にGO!!

おおみは、大野に店舗を構える「鶏肉の大美」で知られる精肉店「大美商店」が営む焼肉屋さんです。

精肉店の焼肉屋だからこそ、新鮮でプリップリのお肉が味わえます!

(左上)元祖大美焼き、(右上)上ホルモン、(手前左)カルビ、(手前右)ハラミ

「とんちゃん」である上ホルモンは、一つ頬張ると、大ぶりのとんちゃんで口の中が満席状態に!かみごたえのあるプリプリ食感と噛むほどに味わいがあり、ごはんとビールが進むのです…。

「元祖大美焼き」は、鶏肉のいろいろな部位を集めたもので、濃いめの甘辛味噌が効いていて、これも箸が止まりません…。

ビール片手に、白飯片手に、噛み締めて味わいましょう〜!

皮目を下に焼いて、脂身がぷく~っと膨れて焦げ目がついてきたら食べ頃

小上がりとカウンター席があるこぢんまりとした店内。おひとり様も気にせず楽しめます

●焼肉とんちゃんのおおみ駅前店
福井県大野市弥生町1-20 ケンゾービル1F
☎︎0779-66-1129
【営】水~土 17:00~23:00(L.O.22:00)、日曜 14:00~22:00(L.O.21:00)
【休】月曜・火曜・隔週日曜

 
徒歩 16

 

大野で最も古い銭湯【亀山湯】

可愛いのれんが目印

お腹がいっぱいになったところで、旅の疲れを癒しに明治35年創業の老舗のお風呂屋さんへ。

越前大野城に向かって歩いていくと見えてくるのが、鮮やかなのれんが目印の「亀山湯」

別名「亀山城」とも呼ばれる大野城のお膝元にある銭湯です。

 

100年以上も続く歴史ある亀山湯は大野で最も古く、「おが屑」で大野の湧水を沸かしています。

とても手間がかかるのですが、お湯が冷めにくく身体を芯から温めてくれます。

レトロな雰囲気の脱衣所。靴箱や体重計、扇風機など、今では見られないような古いデザインのものも

男湯の浴室。タイルが懐かしく、壁には大きな大野城の写真が飾られています

●亀山湯
福井県大野市城町7-18
☎︎0779-66-4959
【営】15:00〜21:00(21:00以降については要問い合わせ)
【休】月曜・木曜、土曜は不定休
【¥】入浴料 大人(中学生以上)450円、中人(小学生)160円、小人(幼稚園児以下)70円

 

 

【DAY / 2日目】START!

朝食で季節の地場産食材が味わえる【阿さひ旅館】

大野市では、宿泊していなくても旅館などで朝食が食べられるサービス「めぐみごはん」を行っています。

⇒「めぐみごはん」実施中の施設はこちら

今回は、荒島旅舎を飛び出して、由緒あるお寺が建ち並ぶ寺町通りにある老舗旅館「阿さひ旅館」で贅沢な朝食を味わいます!

女将の銭瓶さん自らサーブ。

窓の外に見える風情ある日本庭園と立派なお膳の朝食に心が躍りますね♪

朝食のみ 税込1,430円

里芋や山菜など、大野ならではの山の幸と季節を感じる食材がふんだんに使われた、旅館だからこそ味わえる豪華な朝食。

お櫃いっぱいのほかほかごはんはおかわり自由♪

宿泊なしでも気軽に老舗旅館の雰囲気を体験することができるのでおすすめです!

●阿さひ旅館
福井県大野市錦町5-12
☎︎0779-66-2075
【休】年中無休
【¥】朝食のみ:1,430円、1泊2日 食事なし:6,600円~、朝食付き:8,800円~、夕・朝食付き:12,650円~
ホームページはこちら

 
徒歩 5

 

大野の地域に根付くアートを鑑賞!【COCONOアートプレイス】

大野ごはんを堪能したら、つぎは大野の文化に触れてみませんか?

大野では1950年代から始まった「小コレクター運動」というアート活動が行われ、靉嘔(あいおう)池田満寿夫北川民次といった有名作家の作品を、市民が積極的に購入してきました。

五番通りに面する「COCONOアートプレイス」は、小コレクター運動を中心とした作品や企画展が鑑賞できる開かれたギャラリーです。

じっくり、ゆっくり作品と向き合って、いろんな想像を膨らませてみましょう。

元書店だった古民家をリノベーションした建物。落ち着いた空間で作品鑑賞ができます

ギャラリーショップでは、地元作家の作品を購入することができます。アクセサリーや漆器など多彩な作品が並びます

●COCONOアートプレイス
福井県大野市元町12-2
☎︎0779-64-4848
【営】9:00~17:00
【休】月曜(祝日を除く)、祝日の翌日、年末年始
【¥】観覧料大人300円、中学生以下無料、障がいのある方150円
ホームページはこちら

 
徒歩 1

 

個性あふれる店が集まる【五番商店街】

レトロな外観の個人商店が連なります。ケーキ屋「沖村香林堂」さんには100円ケーキなるものがあるとか

COCONOアートプレイスの目の前の通りは「五番商店街」と呼ばれ、個性あふれる小さなお店が並んでいます。

おもちゃ屋、酒屋、薬屋、旅館、和菓子屋などなど、老舗もたくさん! 散歩がてら立ち寄ってみるのも楽しいですよ♪

商店街の至るところに、作家・靉嘔の作品が展示。まち歩きをしながらの美術鑑賞も楽しめちゃいます

五番商店街の通りの柱には、大野を表す切り絵パネルが施されていて、大野の名物を知る手掛かりになります

 
徒歩 1

 

家族、友人、自分にも。大野土産を選ぼう!【越前おおの結楽座】

あっという間に大野の旅も終わり…。

旅の最後のお楽しみと言えばお土産選び♪

越前大野城の麓にある土産処「越前おおの結楽座」は、大野各地にある食材やお菓子、お酒、雑貨などの逸品が集まっているスポット。

大野市郊外のお店の商品も一堂に介しているので、あれこれ悩みながら選べちゃいますよ。

お土産をきっかけに、次は大野市郊外の旅に出かけたくなっちゃうかも。

「名水のまち」は老舗の酒蔵も多いまち。個性あふれる銘柄に目移りしちゃいます

スタッフさんおすすめの真名鶴のお酒と里芋のころ煮、そして珍しい青豆のおつまみ。自宅でふたたび大野時間を味わえそう

 

GOAL!

一泊二日の大野まちなか歩き旅、いかがでしたか?

歩き旅だからこそ出合える魅力が満載ですよね。

季節ごとに表情を変える、大野のまち歩きを試してみてくださいね。

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

ふーぽ編集部
writer : ふーぽ編集部

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