料理上手さんの台所~料理教室「テーブルの真ん中」主宰・堀 美恵子さん~

料理上手さんの台所~料理教室「テーブルの真ん中」主宰・堀 美恵子さん~

こんにちは、ふーぽ編集部です。

日々の食事をつくり、暮らしを支える「台所」。

毎日つかう場所だからこそ、器や道具、収納などに少しこだわって、より豊かに過ごしたいものです。

今回は3回にわたって、福井県内の料理上手さんの、ひと工夫ある台所を紹介します。

第1回は越前町で料理教室「テーブルの真ん中」を主宰する堀 美恵子さんの台所です。

堀美恵子さん宅
越前町在住。
季節の食材や発酵調味料を使った家庭料理とテーブルコーディネートを教える「テーブルの真ん中」を主宰。
月刊fu4月号から連載「手仕込一年」がスタート
Instagram

 “好き”に囲まれた仕事場であり、居場所。

越前町の自宅で料理教室を開く堀美恵子さんは、1日のほとんどを台所で過ごします。

午前中は買い出しや料理の試作にいそしみ、お昼ごはんは試作を兼ねて。

16時ごろに一旦、仕事を終えて夕食の準備、というのがいつものルーティンです。

「台所は私の居場所。ここにいるのが当たり前なんです」と美恵子さん。

一息つくのも、もちろんこの場所。

窓の外の景色を眺めながら、お手製のケーキとお茶があれば、「台所がカフェがわり」とほほ笑みます。

視線の先に里山の風景が広がる気持ちのいい台所

勉強中のヴィーガンスイーツで一息。脚立がいすがわり

作業しやすいサイズにこだわったアイランドキッチンと、陸続きにダイニングテーブルがすっと伸びるつくりは、尊敬する料理家・有元葉子さんをお手本に。

奥行きのあるカウンターは「生徒さんと向かい合って作業ができ、使い勝手がいいです」

小さな棚を取り付け、スパイス収納に

完熟梅のスパイスシロップやカリカリ梅、あんずのシロップ煮、レモン塩、栗の渋皮煮などの保存食

棚やパントリーには、美恵子さんが集めた器や道具が整然と並びます。

「吟味はするけれど、ときめいたら買っちゃう(笑)」というアイテムの数々は、陶磁器や木工、ガラスなど作家ものからアンティーク、民芸、アジア雑貨まで幅広いのに統一感があり、インテリアにもよくなじみます。

居心地の良い台所のためのルールはいたってシンプルで、「使ったものは元の位置に戻すこと」

“ものの居場所”は定期的に見直し、使わなくなったものは人に譲るなどして循環させます。

見やすく、出し入れしやすいよう奥行きは浅く、オープン収納にもなる仕様など、工夫が散りばめられています。

コツコツ集めた三谷龍二コレクション

銅のケトル、脚付きザル、ガラスジャー、すり鉢など機能美が光る道具 

「教室では、おうちで繰り返し作ってもらえる家庭料理を心がけています。器やレイアウトなどテーブルコーディネートで非日常やおもてなし感を楽しんでもらえれば」と美恵子さん。

趣味と実益を兼ねた素敵な台所で、今日も一日、自然体で丁寧に、料理と向き合います。 

 

▼堀さんの連載「手仕込1年」はこちらから

【新連載】季節のめぐみで、手仕込1年「新玉ねぎドレッシング」<4月>

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