オリーブで地域の未来を耕す。越前町のオリーブ農家・吉田 文武さん。【こたかな福井びと】

オリーブで地域の未来を耕す。越前町のオリーブ農家・吉田 文武さん。【こたかな福井びと】

こんにちは! ふーぽ編集部です。

連載「こたかな福井びと」では、福井県に住んでいて夢をかなえた人、夢にチャレンジしている人をミニインタビューで紹介します。

この連載は、FMふくい、FM石川、FMとやまの北陸3局がお送りする番組「CHIKOのこたかな」(制作・FMとやま)とのコラボ企画。

各ラジオ局で同じ内容を北陸3県で放送しています。

FMふくいでは、毎週日曜日の13:55~14:00に絶賛放送中。

第29回は、越前町地域おこし協力隊の吉田文武(よしだ・ふみたけ)さん

FMふくいでは、2025年6月8日(日)に放送予定です。

オリーブで地域の未来を耕す。

福井県越前町でオリーブの栽培に取り組むのは、地域おこし協力隊の吉田文武(よしだ・ふみたけ)さん、27歳。

青年海外協力隊として滞在していたチュニジアで、暮らしの中に自然に溶け込んだオリーブ文化と出会い、その魅力に強く惹かれました。

地域の人にもこの味を届けたい、そんな思いから越前町の協力隊に応募し、2022年に着任しました。

着任後は、長く使われていなかった耕作放棄地を整備し、粘土質の土を天地返しで掘り起こし、石を取り除くなど地道な作業を重ねて600本の苗を植樹。

収穫まで数年を要するオリーブに向き合いながら、枝の剪定や雑草の手入れを続ける日々です。

並行して、葉っぱパウダーを使った商品開発や、地域の人が関われる体験企画にも取り組み、オリーブを軸にした交流の輪を広げています。

さらに、越前町の花「越前水仙」の担い手不足にも目を向け、花の収穫やブーケづくりを障がい者就労支援所に依頼。

「農福連携」によって農家の負担軽減と就労の場の創出を両立させています。

「農業を通じて、誰もが地域の一員として関われる仕組みをつくりたい」と吉田さんは語ります。

「農業は、人と人、地域と未来をつなぐ仕事。まずはオリーブ栽培を通じて、その魅力を多くの人に感じてもらえたら嬉しいです。」

 

土を耕し、人をつなぎ、町に吹き込まれる新しい風。

吉田さんの手がけるオリーブ畑から、越前町の未来が静かに芽吹いています。

吉田文武

福井県越前市生まれ。県外の大学在学中に青年海外協力隊でチュニジアに派遣された。2022年にオリーブ栽培を行う越前町地域おこし協力隊に就任した。現在、越前海岸沿いにて約600本のオリーブを育てる。

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「CHIKOのこたかな」(制作・FMとやま)は、FMふくい毎週日曜日の13:55~14:00に絶賛放送中。

吉田文武さんをご紹介した第29回は、6月8日(日)に放送されます。

なお「放送時間にラジオを聞けない」という方や聞き逃してしまった方も、ご安心を。

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