福井県出身のYouTuberかずえちゃんにインタビュー。「みんなちがって みんないい。」

福井県出身のYouTuberかずえちゃんにインタビュー。「みんなちがって みんないい。」

こんにちは、ふーぽ編集部です。

ゲイのYouTuberとして活動している福井県出身のかずえちゃんLGBTQ(※性的マイノリティを表す総称のひとつ)の人たちと交流するなかで感じたパートナーシップのあり方について伺いました。

\お話を聞いた人/

かずえちゃん

福井県出身のYouTuber。
2016年にチャンネルを開設し、LGBTQに関する情報を発信。
登録者数は9.19万人を誇る。 
YouTubeはこちら

家族からも「誰かいい人いないの?」とよく言われます(笑)

撮影協力:名勝 養浩館庭園

男を好きになるのは“いけないこと”だと思ってた。

「男の人が気になるな」と何となく感じるようになったのは小学5年生の頃。

中学・高校生になると友人が「彼女がほしい、好きな女の子がいる」と言っているなかでまったく興味が持てず、「自分はほかの人と違うんだ」と思うようになりました。

当時は男が男を好きになるのはいけないことだと思い込んでいたので自分のことが受け入れられなかったし、周りにバレたら終わりだと思ってました。

 

高校卒業後に携帯電話を買ったんですが、「ゲイ 掲示板」で調べると福井にもゲイのコミュニティがあって。

これまで自分と同じような人は身近にはいないだろうと思っていたので、安心したのを覚えています。

その掲示板がきっかけで24歳の時にゲイの人とつきあうことになり、思い切って家族にカミングアウトすることに。

家族は驚きつつも「うんうん」と聞いてくれました。

今でも良き理解者として、恋人や自分のセクシャリティについて何でも話せる関係を築けています。

 

カナダで感じた未来が描ける安心感。

YouTubeを始めたきっかけは、同性婚が認められているカナダで暮らしたことでした。

世界には男性同士でも女性同士でも結婚できる国があることを知り、目の前がパーッと開けたような気分になりました。

これまで結婚は異性愛者がするものだと思っていたので、同性愛者が結婚できないことに疑問を感じることすらなかったんです。

だから、恋人がいても10、20年後が想像できず、将来への漠然とした不安を常に抱えていたような気がします。

選択肢があってあえて選ばないのと、元から選択肢がないのとは違う。

結婚は必ずしも人生のゴールではないけど、未来を描けることで安心感が生まれ、ようやく自分を受け入れられるようになりました。

 

帰国後は日本中を旅していたのですが、各地で自分のセクシャリティを隠して生きている人に出会いました。

やはり日本ではまだまだ自分らしく生きられない人がいる現実を知り、LGBTQがもっと身近にいることを知ってもらいたいという思いからYouTubeを始めることにしました。

 

福井でも早くパートナーシップ制度が導入されるといいな。

ゲイでも胸を張って幸せだと言える世の中に。

2016年にYou Tubeを始めて以来、LGBTQ当事者へのインタビューや同性カップルのストーリー、恋愛相談、カミングアウトの動画などさまざまなテーマで発信しています。

⇒かずえちゃんのYouTubeチャンネルはこちら

 

「LGBTQのことを知るきっかけになった」「勇気をもらえた」など多くの方から反響をいただいていますが、何よりも自分自身の学びが大きかったですね。

僕はゲイのことならわかるけど、「トランスジェンダー」や「クエスチョニング」がどんな人なのかわからなかったし、恋愛感情を持たない「アセクシャル」な人がいることもYou Tubeを通して知りました。

もしかすると知らず知らずのうちに発した言葉で誰かを傷つけていたかもしれないと考えるきっかけにもなりましたね。

 

「どうすればLGBTQを理解できますか?」という質問を受けることも多いのですが、大切なのはやはり「知ること」

普段から何気なく使っている言葉を見つめ直すことも大事だなと感じています。

 

LGBTQという言葉がいらない世の中になるといいな。

世界で初めて同性婚が認められたのは2001年のこと。

それから20年以上経ち、日本では同性婚の法律はないものの、同性カップルを認める「パートナーシップ制度」を導入する自治体が増えています。

2018年に電通が6万人を対象に行った調査では、8.9%がLGBTQであるとの結果が出たそうです。

 

僕の願いはカミングアウトやLGBTQという言葉自体がなくなること。

日本ではまだまだカミングアウトすること自体にハードルの高さを感じている人が多いですが、「私はこんな人が好きなんだ」と当たり前のように言えて、認められる世の中になればいいですよね。

 

社会ではLGBTQであることが「かわいそう」「大変そう」と思われがち。

僕も悩んだことはたくさんありますが、ゲイであることは僕の一部分であって、決して不幸だと思ったことはありません。

どんなセクシャリティの人でも幸せになれるということをこれからも発信していきたいし、そんなロールモデルになりたいと思っています。

 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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